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変わりやすい空模様にご注意を。雲を見ながらお天気予測

お子様向け
ふと見上げると、空にもいよいよ秋の気配。モクモクと大きな入道雲が姿を消し、天高くかかるベールのような雲、モコモコかわいいヒツジ雲と、いろんな形の雲が増えてきます。そう、秋の空はまるで“雲の美術館”! 種類を覚えれば、大気の状態を知る手掛かりにもなります。この秋は、お子さんと一緒に雲をヒントにお天気予測をしてみませんか?
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ねえ、見て! あの雲、丸っこくてアルボに似てない? アルボがいっぱいいるよ!
おお、あれはウロコ雲デス。すっかり秋めいてきマシタね。
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見てるうちにどんどん形が変わるよ。夏の雲とはちょっと違うね。
ぼっちゃん、雲って何種類あるか、知ってマスカ?
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えっ、雲に種類があるの? 5種類くらい?
残念! 正解は10種類デシタ。それぞれに名前がついているんデスよ。
いま見えているのは、「巻積雲」デスね。
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へー! 秋によく見られる雲はどれなの?
「巻層雲」や「巻積雲」、「巻雲」といったところでショウか。
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四季によって、現れる雲の種類は異なります。

俳人・正岡子規は、四季折々の雲の様子を「春雲は綿の如く、夏雲は岩の如く、秋雲は砂の如く、冬雲は鉛の如く」とたとえたのだとか。

秋のホウキで庭を掃いたような「巻雲」、玉砂利を敷いたような「巻積雲」からインスピレーションを得たのかもしれませんね。

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そういえば、空の色も四季によって変わらない? 秋の空ってすごくキレイだよ。

確かに、秋の空は澄み渡って、とても青く見えますよね。これには科学的な理由があります。

秋になると、日本は大陸から移動してくる高気圧に覆われます。この高気圧は空気中に含む水蒸気の量が少ないため、空の青さが濃く見えるようになるのです。

さらに、この高気圧は「移動性高気圧」といって、周期的にやってきます。

春のお天気にも似ていますが、春は塵が大気中に舞い上がりやすいのに比べ、秋は地面に草が茂って塵が舞いにくいのだとか。これが、秋の空の透明感の理由だといわれています。

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だから秋の空は高く澄んで感じられるんだね。
……って、あれっ!? 雲の形が変わってるよ! 太陽のまわりがぼんやり霞んでる……。
空に薄いベールをかけたような雲は「巻層雲」デス。これは一雨くるかもしれマセンね。
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えっ、なんでわかるの!?
雲は、近い未来のお天気を知る重要なヒントになるんデスよ。簡単にご紹介しまショウ!
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1. 巻層雲(けんそううん):うす雲

透き通るベールのような姿が特徴。
太陽や月の周りに、美しく光る円の“かさ”が生まれます。
この雲が出ると、天候は下り坂です。

この雲が出てる時は、運がよければ、逆さの虹のような「天頂環」や「水平環」に出会えるかも!?
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2. 巻積雲(けんせきうん):いわし雲、うろこ雲

魚のウロコのような細やかな模様が一面に広がるのが特徴。
お天気の変わり目を知らせる雲として知られていて、翌日、あるいは数日後に天気が崩れるそう。

昔の人は、“大風を連れてくる雲”だと考えていたようデスよ。
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3. 巻雲(けんうん):すじ雲

秋に目にすることが多く、ホウキでサーッとなでたような形が特徴。低気圧や台風が近づいてくる方向にすじがのび、翌日、あるいは数日後の天気は崩れがちといわれています。

空気中の水分が増え始めたときに生まれる雲なのデス。
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4. 積乱雲(せきらんうん)

言わずと知れた、ムクムク巨大な雲界の暴れん坊将軍!
真夏の午後に生まれたものは15kmもの高さにまで成長することもあります。
この雲が現れた時は、激しい雷雨にご注意を!

ゲリラ豪雨の原因でもありマス。夏が終わっても油断は禁物。
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5. 高積雲(こうせきうん):ヒツジ雲

まるまるとしたヒツジのような雲が、たくさん並ぶのが特徴。
お天気を予測する時は、ヒツジたちのすきまから青空が見えるかどうかをチェック。
見えれば、雨が降る確率は低いと思ってOKです。

ウロコ雲に似てマスが、一つ一つの雲が大きいんデスよ。
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6. 高層雲(こうそううん):おぼろ雲

厚めのベールで空を灰色に覆ってしまうのが特徴。
薄いベールの「巻層雲」は日陰ができるのに対し、「高層雲」は日陰ができません。
この雲が現れたら、まもなくお天気は崩れます。

おぼろ雲が現れたときは、傘をお忘れなく!
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7. 乱層雲(らんせきうん):あま雲

上の「高層雲」がどんどん厚みを増して、変化したものがこの「乱層雲」。
この雲の下に、ポツリポツリと迷子のような“ちぎれ雲”が現れると、まもなく雨に。

雨がいったん降りだすと、なかなか止みマセン。
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8. 層積雲(そうせきうん)

低い空にプカプカ浮かぶ、毎度おなじみの雲。

雨を降らせても一時的。基本的には降らない雲デス。
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9. 積雲(せきうん)

お天気のいい日の空にホワホワと浮かぶ、おなじみの雲で一年中見られます。
地表の空気が温められて誕生するため、陸地にできやすいという特徴も。

綿菓子みたいなカワイイ見た目だけど、入道雲に成長することもあるんデス!
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10. 層雲(そううん):きり雲

低い位置にでるのが特徴で、山間部の寒い朝などによく見られます。
北海道など、極寒の地域では、この層雲や霧などに含まれる水滴が寒さで凍り、空気中でキラキラ輝くダイヤモンドダストになることも。

目線の高さに出れば「霧」、目線より上に出るものを「層雲」と呼ぶんデスよ。
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ねえねえ、秋といえば台風シーズンじゃない?
雲で台風の予測もできるの?

低気圧や台風が近づくと、次のような順で雲が変わっていくことが多いといわれています。

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そういえば、 「夕焼けは晴れ」っていうけど、あれホント?
本当デスよ! 日本の上空は1年中、西から東へと偏西風が吹いていマス。
夕焼けが見られるってことは、西の空が晴れているってこと。つまり……。
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東に流れてくる雲がないってことか! だから晴れるっていわれるんだね。
あれ、なんか理科って楽しいかもー!

11月になると、やがて鉛色の冬の空模様へと変わっていきます。
刻一刻と変化する、多様な空の芸術がみられるのは秋ならでは。
「明日は晴れるかな?」「これからのお天気はどうかな?」と思ったときはぜひ、空を見上げて、お天気を予測してみて。

実は飛行機雲もお天気を予測する目安になるよ!すぐに消える時は、上空の大気が乾いてる証拠。翌日も晴れる確率が高いんだって。いつまでも残ってる時は上空の大気が湿っていて雲が成長しやすい環境になってるってこと。低気圧が近づいて、天気が崩れることが多いらしいよ。

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