ALSOKセキュリティコラム

新生活を始める前に 考えておきたい防犯のこと


だんだんと春の足音が近づいてきましたが、みなさんはいかがお過ごしですか
ご本人やご家族が進学や就職・転勤などを控えて、新しい住まい探しや必要な物の買い出しなどに奔走されているという方も多いかもしれませんね。

新生活を始める際は、準備が大変な反面、「こんな間取りの家にしよう」「○○駅の近くに住みたい」など、計画するのが楽しいこともたくさんあると思います。
しかし、そこで忘れてならないのが「防犯」です。新生活をはじめたとたんにドロボウに入られでもしたら、期待に胸を膨らませていた新生活がたちまち憂鬱なものに一変してしまうからです。

そこで、今回は新生活を始める前に確認していただきたい「防犯」のチェックポイントをご紹介しますので、是非お読みください。


住みたい町は安全ですか?

引っ越す場所を決める際は、「職場から近い」「買い物するのに便利」など、利便性に目を向けがちです。もちろん快適な生活のためにはそれらも重要ですが、地域の治安についても必ず確認するようにしてくださいね。


治安は、その地域に住んでいる方に聞くのが一番ですが、例えば警視庁では、「犯罪発生マップ」・「犯罪情報マップ」などをWEB上で公開していますので、そのような情報を参考にするのもおすすめです。

そして住みたい町・家が見つかったら、近隣および駅から家までの経路などを自分の足で確認してみてください。

なお、その際は「夜道がこんなに暗くて危険だとは、昼間は気づかなかった」などということにならないように、昼間と夜間の両方に確認することをおすすめします。


入居前に必ず確認しておきたいこと

入居を検討している住宅についても事前確認が必要です。主にチェックしていただきたい項目は以下の通りですので、現地を下見される際などに参考にしてください。

・ゴミ出しなどのルールが守られているか
→住民同士のルールがきちんと守られていないと、防犯意識も低いと判断されてドロボウなどのターゲットになりがちです。

・共用部に、防犯カメラ・センサーライトなどの設備が導入されているか
→マンションやアパートの場合、共用部の防犯設備を個人で導入することは難しいため、その建物にどのような防犯設備が導入されているかは大変重要です。

・植栽や塀で見通しが悪くなっていないか
→プライバシーを守る上では好都合な、生い茂った植栽や高い塀も、防犯面からみると、ドロボウなどの隠れ蓑となってしまうため、おすすめできません。


自分でできる対策は?

「安全な街と住居を選んだのでもう大丈夫」といきたいところですが、そこで気を抜いてはいけません。その場所でずっと安心して暮らすためには、自分でも防犯対策をする必要があります。対策をいくつかご紹介しますので、是非参考にしてください。

・玄関の錠をピッキングされにくいものに交換する
→「ディスクシリンダー錠」という、数年前にピッキング被害が急増したタイプの錠が設置されている場合は、「ディンプルシリンダー錠」に交換することをおすすめします。現在の錠のタイプなどについて詳しくは、管理会社の方などに相談してみてください。
また、ドリルで玄関に穴を開けるなどして、サムターン(ドアの内側のつまみ部分)を回して開錠する「サムターン回し」という手口もありますので、市販のサムターンカバーを設置することをおすすめします。

・「ワンドアツーロック」にする
→玄関や窓には、補助錠を設置することをおすすめします。錠を2箇所以上にして侵入を手間取らせることにより、犯行をあきらめさせる効果が期待できます。

参考:「ALSOKロック(引き違い窓用補助錠)」


表からはALSOKマークが見え、犯行抑止効果も期待できる


・ホームセキュリティを導入する
→ホームセキュリティは、24時間365日ご自宅やご家族を見守り、いざというときにはガードマンが駆けつけますので、不在がちな方も家で過ごすことが多い方も安心ですね。

参考:「ALSOKホームセキュリティ」

いかがでしたでしょうか。

事前のチェックと各種対策で、安心・快適な毎日をお過ごしください。

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