ALSOKみんなが作る!防犯何でもランキング
3〜4つ言い聞かせてるが76%! 子どもの成長に合わせたルール作りを!
子どものお留守番には、心配ごとがつきません。大人が一緒だとよいですが、子どもが成長するにつれて、いつかは子どもだけでお留守番する時がきます。安心して留守番させるためにも親が先回りして回避できることは実践し、子どもの行動や対応力など成長に合わせたルールを決めることが大切です。
夏休みになると、日中子どもだけで留守番することが増えますよね。
子どもが留守番中、親にとって心配なのは
1.「火事や事故を起こさないか」 2.「犯罪に遭わないか」の大きく2つ。それぞれ注意するポイントについてお話していきましょう。
危険な子どもの火遊び。ライターを置く場所には気をつけて
子どもの留守番で危険なのは、火遊びによる火災です。東京消防庁の発表を見れば明らかなように、部屋に置かれたライターが出火原因となるケースが圧倒的に多くなっています。 火遊びをさせないためにも、子どもの手の届かない場所にライターを置くよう日頃から注意が必要です。火災以外では、ベランダからの転落やお風呂場の事故も考えられます。事故から子どもを守るためにも、ベランダに机やイスなど足場になるものを置かないことや、バスタブに水を溜めたままにしないことを、最低限心がけてください。
子どもを犯罪から守るには、親の留守を悟られないことが肝心
子どもが留守番しているときに「電話がかかって来ても出ない」と教えるだけでは、泥棒に留守宅と思わせる可能性があり、場合によっては危険です。電話を取らせない場合は、留守番電話のメッセージを「ただ今手が放せません」と、親が近くにいるように工夫するとよいでしょう。また、犯罪者は狙った子どもの下調べをすることもあります。子ども防犯標語「いいゆだな」にもあるように、子どもが帰宅した際には、家に誰かいるように必ず「ただいま」を言わせるようにしましょう。そして、子どもが鍵を出して道を歩くのも危険です。鍵は玄関のすぐ前で出す習慣をつけさせてください。
「繰り返し」が子どもを事故や犯罪から守る鍵
子どもは少しのことでパニックになりやすく、親からの注意をすぐ忘れます。子どもには、留守番の仕方を〈繰り返し根気よく教える〉ことが大切です。具体的に何が、どのように危険であるか、子どもと一緒にシミュレーションをしながら分かるように教えてあげましょう。
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