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家、家具、車が大ダメージ……浸水被害に遭った&遭いかけた人は5人に1人!

2014年10月08日時点の情報です

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台風やゲリラ豪雨による河川の氾濫に土砂崩れ……。日本各地で大規模な水害が多発しています。そこで、「浸水被害」経験の有無を調査! 9月10日~24日までの期間、1295人を対象にアンケートを実施しました。

Q:浸水被害に遭った、あるいは遭いかけた経験はありますか?(単一回答+フリーアンサー)
A:ある 19% ない 81%

「ある」と答えた約2割の人からは、「あっという間にあふれてきて逃げようがなかった」(うきうきもんきちさん・男性)「いざとなると体が動かないです。車は水浸し。床も濡れて大変でした」(りっぷさん・女性)など、緊迫感に満ちたコメントが多数寄せられました。

一方、「最近はゲリラ豪雨で排水溝から逆流してきたり水が道路の排水溝から溢れ返ってきたり正直怖い思いをすることが多くなってきました」(じゃいこさん・女性)というように、近年の異常気象を目の当たりにするたびに、“明日はわが身”と身構える人も。

「ありがたいことに今まで一度も浸水被害を受けたことがない」(のんちさん・女性)という“ない派”8割の方からも、「実家が浸水し、掃除が大変でした」(チイチイ江森さん・女性)「自転車で5分ほどの友人宅が浸水しました」(せりさん・女性)など、実家や知人宅の被害報告がぞくぞくと寄せられました。

さっそくそれぞれのコメントをご紹介しましょう(一部抜粋)。

●家の浸水

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まだ大丈夫だろうと思って油断をしていたらあっというまに床上浸水しました。二回目の大雨の時は一回目のことがあったので荷物をニ階にあげてました。うちは大丈夫だろうと思ってはいけないとに気づかされました(さなえさん・女性)

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引っ越したばかりの賃貸の戸建てでしたが、水を抜いたり、数日間乾燥させたり、思いがけない苦労でした(keity☆さん・女性)

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自宅への浸水被害を防ぐための対策として、多くの自治体では浸水する可能性のある出入り口の「土嚢袋」を積むことを推奨しています。

とはいえ、都市部では土嚢を用意するのが難しいことも。そんな時は、ごみ袋を2~3重にして水をごみ袋の半分程度まで入れて作る「簡易水嚢」や、長目の板などを立てかけて固定し浸水を防ぐ「止水板」を使うとベストです。

浸水は戸建だけではなく、マンションも油断はできません。たとえば……。

●ベランダ

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マンション住まいのため浸水することはないだろうと思っていましたが、ある大雨の日に寝室が浸水! ベランダの排水溝が落ち葉などで詰まっていたのが原因で、溢れた水がサッシから入ってきたためのものでした(日本エレクトリカル連盟さん・男性)

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被害を防ぐには、日ごろからこまめに掃除をして、水はけをよくしておくことが大切です。 家中が泥水に浸ってしまった人からは、こんな被害報告も……。

●家具や家電などが浸水

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実家が広島の方で豪雨に見舞われた際にひどく家の中が浸水してしまいましてほとんどの家具は使えなくなってしまいました(とむ182さん・男性)

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こういう場合に備えて、あらかじめ「火災保険」を見直しておくのも一つの手。というのも、水害は火災保険の対象になる可能性があるのです。ただし、「普通火災保険」「住宅火災保険」などといった補償の幅が狭い火災保険では対象外となりがちなので、事前に確認しておきましょう。

保険に関しては、こんな意見がありました。

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平成8年の夏、大雨の洪水で床上55センチの浸水に会いました。火災保険では正直足りないので家財保険も加入したほうがよいです(みったさん・男性)

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みったさんによれば、自治体からは6000円、赤十字から1万円の見舞金が出たとか。車についても、「60回ローンで8回しか払っていないのに全損。廃車にするには残債一括で返済が必要で踏んだり蹴ったりでした」とのこと。

一方、水が入ってくるのは外からとは限りません。

●トイレ&風呂から浸水

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職場で時間雨量100mmを経験した時前の道路が冠水し車が走るたびに波になって職場におし寄せてきました。トイレは逆流し始めるし本当に恐ろしかったです(レイジさん・男性)

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豪雨が降ると、雨水が下水道本管内に勢いよく流れ込み、1階の風呂場や洗濯機などの排水口、あるいはトイレから泥水が逆流して噴き出すことがあります。上記でご紹介した「簡易土嚢」を作り、それぞれの排水口や便器内に置いて逆流を防ぎましょう。

生活の足でもある「車」に関しては、ガレージの浸水や道路の冠水による被害が数多く挙がりました。

●道路の冠水&車の浸水

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道路が冠水していると、どれほどの深さなのか目測でわからなく、車で通れるのかどうか判断が難しかったです(きりん太さん・男性)

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車が浸水してしまいました。思うように動けずとても怖かったです!(ぱいみんさん・女性)

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一般的には、車が走行可能とされる水深は、乗用車でいうと「ドアの下端」、車の床面が浸からない程度までとされています。判断ができないときは、必ず引き返すこと。

また、深い水たまりに入り込んでしまうと、車内にどんどん水が浸入し、水圧でドアが開かなくなり、車から出られなくなることがあります。窓を開けようにも電源が落ち、ガラスを割るハンマーもない……そんなときは、車内と外の水位差が小さくなるまで水が溜まるのを待ち、小さくなったときを見計らってドアを開けて脱出しましょう。

自動車の浸水については「車両保険」に入っていれば補償されるのが一般的です。

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<まとめ>家や車の浸水対策

・普段から排水溝をこまめに掃除する
・火災保険、家財保険、自動車保険を見直す
・浸水の可能性があるときは「土嚢袋」を積む
・自宅で作れる「簡易水嚢」や「止水板」を使う
・洗濯機、風呂場の排水口やトイレも「簡易水嚢」で逆流を防ぐ
・車で水たまりに侵入するのは避ける
・車には窓を割るためのハンマーを積んでおく

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経験者によれば、浸水は「あっという間」「すぐに膝くらいの高さになる」という恐るべきスピード。あらかじめ備えているかそうでないかが、明暗を分けるといっても過言ではありません。台風が襲来するシーズン、ご自宅の水害対策を一度見直してみては?

(ALSOKチーム)

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