座談会(若手社員)

Crosstalk#01

座談会(若手社員)

Member

  • 長谷川 加奈

    城南支社SS部
    (機械警備)
    桜美林大学卒
    2019年入社

  • 重久 武大

    渋谷支社SS部
    (技術)
    法政大学卒
    2019年入社

  • 宮川 輝

    城西支社 営業
    帝京大学卒
    2018年入社

  • 井上 青

    南多摩支社 営業
    清泉女子大学卒
    2021年入社

  • 福田 琳汰朗

    開発部技術 (R&D)
    長岡技術科学大学卒
    2022年入社

Talk#01

就職活動ではどんな業界を志望しましたか?

井上さん

私は損害保険会社や生命保険会社など、目に見えない商品を取り扱う会社に絞って就職活動をしていました。目に見えない商品だからこそ、営業する人の力が問われ、仕事をする過程で人間力を高められるという期待があったからです。
友人と合同説明会に参加した際に偶然当社と出会い、インターンがあると聞き、参加を決めました。当社を知るなかで、セキュリティも目に見えない商品であることを知り、やりたいことにもどんどん挑戦できる会社だということにも魅力を感じ、入社を決めました。

重久さん

就職活動で当社以外に受けたのは酒類の卸会社。大学時代、お酒に関心が高かったので、志望し内定を頂きました。しかし、会社規模等を考えると迷いもあって入社を決断できず、その後も就活サイトを色々見ていたところ、偶然当社の募集ページを見つけ、興味を持ちました。警備会社は将来性があると感じましたし、知名度や充実した福利厚生があるため家族からも勧められ、当社を受けました。

福田さん

理系の学部出身だったので、学んだ知識を活かせる半導体メーカーや部品メーカーを中心に就職活動をしました。メーカーの場合、その会社で扱う製品の習熟度は上がりますが、扱える製品が限られます。当社であれば、ロボットを含め幅広い製品を扱えるため、当社を選びました。

長谷川さん

私は大学時代に情報科学を専攻していたため、就職先はIT業界を考えていました。正直、就職活動を始めた当初は、警備業はまったく考えていませんでしたね。けれども、大学で合同説明会が開かれた時に、IT業界の企業を回る合間に当社のブースを見かけて、名前自体はよく知っていたので訪れてみました。ブースの担当者から話を聞くと、社会的な信用度が高くお客様の安全を守る仕事だとわかりました。私は少林寺拳法をずっとやっていたので、その経験が現場での仕事に活かせると思えたことも、志望した理由の一つです。

宮川さん

私は学校の先生を目指しており、社会と公民の教員免許を取得するため、教育実習に行っていました。しかし、民間企業への就職も視野に入れていたため、合同企業説明会にも参加をしました。そこでALSOKの説明を聞いたところ、社会のインフラになっていると感じ、ALSOKに入社してお客様の笑顔や財産を守りたいと強く思いました。

Talk#02

ALSOKへの入社を決意した理由を教えてください。

井上さん

採用担当者からかけていただいた言葉が決め手でした。「井上さんならどの会社に行ってもうまくやっていけると思うけど、私は井上さんと一緒に働けたらすごく嬉しいです」と仰ってくれたのが、印象に残っています。一人ひとりをしっかり見てくれる会社だと感じ、そんな人がたくさんいる会社なら働きたいと思いました。

重久さん

私は競合企業の少なさですね。メーカーであれば、家電業界も飲料業界も競合他社が多くいます。警備会社は他にもありますが、全国規模で警報への対応といった機械警備までできるのは数えるほど。非常に安定しており、将来性があると感じました。

長谷川さん

就活中はIT企業からも内定をいただき、どちらにしようか迷った際に決め手となったのは仕事内容です。IT企業はデスクワークが中心。警備業はお客様を訪問する機会が多く、コミュニケーションが好きな私には合っていると感じました。また、部活動も決め手になっています。ALSOKは部活動が盛んで、オリンピック選手が所属している部活もあります。スポーツに精通し、さまざまな活動に力を入れているからこそ、私もこの会社に入社して活躍したいと思えました。

Talk#03

入社する前はALSOKにどんな印象を持っていましたか?
入社後に印象は変わりましたか?

井上さん

入社前は男性社員ばかりの会社というイメージを持っていました。私は女子高・女子大出身なので、男性社員が多い環境に不安を感じ、採用担当者に男女の割合を尋ねましたね。女性の採用を増やし、女性の活躍推進に力を入れていると聞いて、想像以上に女性が活躍できる会社だと安心して入社しました。

実際に入社してみたところ、やはり男性が多い会社ではありましたが、南多摩支社にいる私の後輩の新卒営業は全員女性。女性の割合は年々増えていますね。女性社員同士はとても仲が良く、ランチに行ったり仕事帰りに一緒に寄り道したりしています。

長谷川さん

合同説明会で対応してくれた人が、私の大学のOBで、明るくはきはきとした方でした。親身になって話してくれたのが、印象に残っています。人と接する機会が多い警備業なので、人柄がよい人が多いのだと好印象を持ちました。

重久さん

警備業を取り上げたテレビ番組で、朝礼で敬礼をしている様子を見て堅い会社というイメージを持ち、馴染めるか少し不安でした。しかし、内定式で先輩社員と話したところ、四六時中堅い雰囲気でいるわけではなく、メリハリがあると教えてもらい、安心しました。

福田さん

面接官は、とてもはきはきしていて、話もわかりやすかった印象があります。重久さんは堅いイメージを持っていたようですが、私はR&D職採用だったので逆に堅さはないだろうと思っていました。実際に入社してみたら、朝礼で敬礼をしていたので、R&D職でもやるのかと驚きましたが、メリハリがあって良い意味でギャップでしたね。

Talk#04

現在はどんな仕事をしていますか?

福田さん

R&D職には配属先が5部署あり、私が所属しているのは開発技術部です。お客様の警備先に取り付けたセキュリティシステムが異常を感知するとALSOKに警報が届き、機械警備隊員が現地に駆けつけます。その一連の警報が経由するサーバの管理をはじめ、現地で対応した隊員の利用するシステム周りの確認までを担当しています。

井上さん

私は東京都内の南多摩支社で、個人と法人のお客様を対象に営業をしています。入社2年目に担当エリアを任されたので、エリア内のお客様を訪問しご依頼に対応しています。お客様からはフリーダイヤルでホームセキュリティなどのお問い合わせをいただくこともあり、お問い合わせ内容に応じて商品やサービスを提案しています。

最近は、警備輸送サービスのひとつである入出金機の提案に初挑戦しています。私の上司は銀行やショッピングセンターのATMに現金の補充など行う警備輸送出身で、知識が豊富なので、アドバイスをいただきながら進めています。自分自身が提案するシステムについてきちんと理解していなければお客様にご迷惑をかけてしまうので、日々学びを深めています。

宮川さん

私も営業を担当しており、法人のお客様も個人のお客様もいらっしゃいます。マンション管理会社様など既存のお客様からのご依頼に対応することが多いですね。

最近では、ドローンを使ったマンションの外壁調査を受注しました。建物の外壁調査は足場設置を行い高所作業の伴う大掛かりなものですが、ドローンを活用することで時間やコストをカットするだけでなく、高所作業などの危険性を低減することができます。私の所属する城西支社では初めての受注でうれしかったですね。どの仕事においても責任感が求められますし、大変さもあると思いますが、その分達成感ややりがいもあって、今まで続けてこられたのだと感じています。

重久さん

技術は、工事係と保全係に分かれており、私は保全を担当しています。普段は定期点検のアポイントを取り点検に行くなどしていますが、機器の不具合があれば現場に行き対応することもあるので、仕事は幅広いですね。

仕事の都合上、土日休みと決まっているわけではありません。例えば銀行に設置している機器を点検する場合、営業時間外に訪問するため休日対応が求められることもあります。そうした場合は翌日を休みにするなど、柔軟に働いています。

長谷川さん

私は機械警備隊員として、異常が生じた際に現場に駆けつけるのが仕事です。例えば警報が鳴った時、ATMコーナーで現金の詰まりが発生した時などです。時には交通事故現場に駆け付け、現場の状況を確認するとともに不安を感じているお客様をフォローすることもあります。

近年はIT機器関連のトラブルに応じる「ALSOK ITレスキュー」というサービスの提供も行っており、外部の専門家と連絡を取りながら対応するのですが、学生時代に学んだ情報科学の知識を活かせる場面もありますね。
機械警備隊員はシフト制で、私は今は日曜日と月曜日が休みです。

Talk#05

どんな社風の会社ですか?
上司や先輩はどんな人が多いですか?

宮川さん

一致団結している職場ですね。社員数の多い職場ですが、先輩はこまめに相談に乗ってくれますし、不安があれば営業に同行もしてくれます。

商品やサービスの種類が豊富で、営業としてはそれぞれの特徴を覚えるのは大変ですが、自分に足りないところをお互いに補い合いながら助け合っています。

井上さん

支社によって雰囲気は異なると思いますが、南多摩支社はとても雰囲気がいいですね。サービス業でどの部署も人と関わる機会が多いからでしょうか。同じ部署の上司や先輩だけではなく、他部署の機械警備隊員の社員も必要に応じて同行してくれます。困ったことがあれば、必ず解決できる方向に導いてくれるのは、ありがたいですね。

福田さん

メリハリのある会社ですね。技術関連の企業の場合、技術力は高いものの、社会人としてのマナーがおろそかになっている会社もあると聞くこともありますが、当社は技術力も高いですし、挨拶などコミュニケーションもしっかりしていると感じます。個々が努力しているだけではなく、全体の統率が取れている会社です。

重久さん

チームワークがあると感じています。お客様のセキュリティシステムに問題が発生したら、私たち技術が解決しなければなりません。ベテラン社員が経験を活かしたアドバイスをしたり、担当者が問題解決に集中できるようにその他のメンバーが通常業務を一手に引き受けることもあります。

歴史が長い会社なので泥臭い一面と、新しいことを取り入れようとする一面の両方がありますが、みんなで問題を解決しようという力は強く感じます。

長谷川さん

自然に助け合える人が多いですね。機械警備は待機所に複数の隊員が待機し、警報が発生したらそのうちの一人が出動します。被害が大きい場合や、その隊員が未経験の案件が発生した場合はアドバイスをしたり他の隊員がサポートに駆けつけて2名で対応したりします。現地の隊員の対応に時間がかかっていると判断されれば「大丈夫?」とすぐに連絡がくるので、フォロー体制がしっかりしていますね。

私自身、初めて重大事故に対応した時は、先輩がすぐに駆けつけてくれたので心強かったです。

Talk#06

今後のキャリアプランや
目標を教えてください。

長谷川さん

やりたいことはたくさんあります。一つは機械警備隊の隊長になること。女性の隊員は増えてはいますが、今後は女性ならではの隊をつくり、私の経験を後輩に伝えていきたいです。ほかにも、教育・訓練部で新入社員などの教育や研修にも携わりたいです。
当社は女性の活躍推進に力を入れており、私も制度設計などを考えるための会議に参加しています。もっと女性の活躍の場を増やしていきたいですね。

井上さん

今は、営業として知識を身に付け、コミュニケーションスキルをさらに磨いていきたいですね。将来的には採用部を目指しています。私が当社に入社するきっかけをつくってくれたのは、採用担当者なので、私も採用担当として会社の良さをもっと世の中に広めていきたいです。学生のみなさんに、会社の良さや自分の頑張っている姿を見せていくことで、私と同じような気持ちで働いてくれる人が増えれば、もっといい会社になるのではないかと期待しています。

宮川さん

営業は成果がランキング形式で発表されるので、今よりもお客様から信頼される営業になってランキング上位を目指したいですね。私も将来は井上さんと同じように採用に携わり、当社の魅力を学生のみなさんに多く発信していければと思っています。

重久さん

私は文系の経済学部出身で、技術の仕事に必要な専門知識が足りていないと感じているので、もっと技術として必要な知識を身に付けていきたいですね。今はまだ周りに助けてもらうことが多いので、助ける側になれるように頑張りたいです。仕事の進め方にも改善の余地があると感じています。例えば、全国的なシステム更新をする際など、より計画的に進めることができれば現場社員の負担も減らせると思います。将来的にはそうした計画の立案にも携われるようになりたいですね。

福田さん

私もサービスの保守・運用やサーバが停止した際の対応方法など、さまざまな知識を学びたいですね。他の部署を見ていると、同年代の社員が一人で営業や現場対応に行っています。その姿を見ると、早く一人前になりたいと思っています。
当社は様々な商品・サービスを扱っていますが、よりお客様に求められる製品の開発にも携わっていきたいです。

Message

学生のみなさんへのメッセージ

宮川さん

当社にはチューター制度があり、新卒社員を先輩社員がフォローします。私自身、チューターがいたおかげで、入社後の不安が解消されました。今はチューターとして、後輩をサポートしたいという気持ちで新卒社員と関わっています。こうした気持ちを持っているのは私だけではありません。多くの社員が同じ気持ちなので、安心して入社してください。待っています。

長谷川さん

機械警備隊員が現地に到着すると、多くの場合そこには困っているお客様がいます。そうしたお客様を助けることができる、やりがいの大きい仕事です。大変な仕事ではありますが、フォローしてくれる先輩はたくさんいるので、安心して飛び込んできてください。

重久さん

私は営業として入社しましたが、希望して技術に異動しました。当社には様々な仕事があるので、私のように別の仕事にチャレンジしたいと思ったときに、実は自分に合った部署が隣にあるかもしれません。入社してからやりたいことを見つけても遅くはないので、まずは入社してみてください。

井上さん

学生時代、「ALSOKに入社する」と友達に伝えた時は「あなたが泥棒を捕まえるの?」と驚かれ、正直私も働くイメージを具体化できていませんでした。今思うと、そもそも社会人経験がない学生のみなさんが、働いている姿をイメージできないのは当たり前です。不安を抱えて入社したものの、今は楽しく仕事をしていますし、やりがいも感じています。不安があっても心配せず、ぜひ入社してください。皆さんに会えることを楽しみにしています。

福田さん

R&D職を志望する人は、それぞれが専門性を持っていると思います。しかし、自分の専門性をIT系や機械系などと狭めず、いろいろなことに幅広くチャレンジしてみてください。技術という観点から接すれば何事も楽しめるはずです。

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