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みんなが作る! 防犯何でもランキング
〈2019年2月28日〉

今月のテーマ「ストーカーからの自衛方法」 今月の専門家 護身術講師 美緒衛(みおまもる)

問題 「ストーカーの被害に遭っていると感じたらどうしますか?」 アンケート集計結果 投稿してくれた皆さんのコメント

警察よりも、64.3%の過半数以上が友人や家族に相談をする!

ストーカーとは、特定の人に対して執拗なつきまといや無言電話等の嫌がらせの行為を行うことじゃ(その他、待ち伏せ、押しかけ、監視をしていると告げる行為、面会・交際の要求、乱暴な言動、連続した電話、汚物などの送付、名誉を傷つける、性的羞恥心の侵害)。2012年のアンケートでこのようなストーカーの被害に遭っていると感じたらどうするかを尋ねたところ、64.3%が「友人や家族に相談をする」という調査結果が出た。本当は「すぐに警察に相談をする」のが一番いい方法だが、実際には全体の21.5%しかいない。これは、「警察に相談することではない」「警察では相談にのってくれないのではないか」と躊躇してしまう人が多いからだろう。だが、この判断を間違えるとストーカーの犯行が過激になって、殺人などの深刻な被害に発展しかねないのじゃ。また、7.1%の人が「様子を見るために、とりあえず催涙スプレーなど撃退グッズを持ち歩く」を選び、さらに7.1%の人が「引っ越しをする」を選択している。ストーカーとの関係性や被害状況により深刻さは変わるが、1人で悩み解決しようとせずに“ちょっとでもおかしいな”と思うようなことがあったら、以下のアドバイスを参考にしてほしい。

傾向から見る防犯のヒント「ストーカーの認知件数は、5年連続して20,000件を超える最悪のペースに」

まずは、警察庁発表のストーカー事案の認知状況を見ていただこう。平成29年中の認知件数は、23,079件だった。これは、前年の22,737件に比べて1.5%の増加。実は平成25年から5年連続して20,000件を超える最悪のペースとなっているのじゃ。前述のアンケート結果のように、警察よりも友人や家族に相談をする人(64.3%)が多いことから、ストーカーの被害に遭っている人は、もっとたくさんいることが想像できるな。改めて数字で見ると、驚愕の事実に目の前が真っ暗になる思いじゃ。
さらには、ストーカーの動機を見ると、好意の感情が78.4%、好意が満たされず怨恨の感情が21.6%とのこと(警察庁のデータより)。これらの動機はすべて「ストーカー規制法」の対象になるのじゃ。この法律は1.つきまとい等、2.ストーカー行為に規定を定め平成12年より施行されたのじゃ。被害状況に応じて警察がストーカーに警告をしてくれるぞ。それでも止めない場合は、都道府県公安委員会が止めるように禁止命令を出してくれる。それに違反をすると2年以下の懲役または200万円以下の罰金が科せられるのじゃ。ほかにも、相手を告訴することも可能だ。
警察には専用窓口を設置しているから、困った時は電話番号「♯9110」に相談をしよう。ストーカー被害を防止する教示や防犯ブザーの貸し出しもしてくれるぞ。

被害状況の記録や物的なものが重要な証拠に

イラスト「ストーカー」

ストーカーに狙われていると感じたら、ただちに警察に相談するのがおすすめだが、その際に具体的な被害状況が把握できるものがあると、警察も動きやすい。そこで重要となるのが被害状況の記録や物的証拠じゃ。ほんの些細なことでもいいから、日付、時間、感じたことや被害内容を記録するほか、郵便物や留守番電話の録音など物的証拠を残すようにしてほしい。
そして、何より心がけてほしいのは、絶対にストーカーと接触をしないことじゃ。ストーカー行為を止めさせようと交渉したくなるのはわかるが、危険が伴うことも。ストーカーに接触しないためにも、出来るだけ一人になることは避けて、友人や家族など周囲の人に帰宅に付き添ってもらうなど、協力をしてもらうと良いだろう。それでも一人になってしまう場合は、防犯スプレーや防犯ブザーなどの撃退グッズを持ち歩くことじゃ。仮に一人で歩いている時に襲われでもしたら、素手で戦うのは女子の身では無理であろう。ALSOKもストーカーに有効なグッズとして「防犯ブザー」を用意している。カバンにつけてアピールするだけでも、ストーカーが近づきにくいはずじゃ。

また「HOME ALSOK レディースサポート」といったどこからでも通報できるモバイルセキュリティや万が一の時にはガードマンが駆けつけるサービスもあるぞ。

ゴミを出すときは、個人情報となるものは全て裁断を。盗聴の危険も疑うべし

もし、“何時に帰宅する”“どこで何を買った”などの行動パターンをストーカーに読まれていると感じたら、個人情報が洩れていると思った方がいい。ストーカーは相手のことをできるだけ知りたいと思うもので、様々な方法で情報を入手しょうとするのじゃ。
個人情報を守るのであれば、まずはごみの出し方に注意を払う必要がある。ポイントは、郵便物や宅配便の伝票、購入物のレシート、携帯電話や光熱費などの領収書、友人からの手紙などは、シュレッダーにかけるか、はさみで細かく切って捨てること。宛名を隠すことができる、手間のかからないグッズもあるぞ。そして、ゴミをあさられないようにできるだけゴミ収集車が来る直前に出すことじゃ。
他には、ポストから郵便物を盗む場合があるから、集合玄関などのポストにも鍵をかけておきたい。さらにいうと、個人情報の洩れる要因として、考えられるのが盗聴じゃ。誰でも盗聴器や盗撮器を手に入れることが可能で、素人でも扱うのが簡単なのだ。盗聴の心配のある人には、ALSOKの「盗聴器探索サービス」がおすすめ。
ストーカーの被害は、精神的にも体力的にもダメージを受けるもの。一人で抱え込まずに警察や家族、友人に早めに相談をして、より深刻になる前に、グッズや対策を参考にして身を守るのだぞ。


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