綜合警備保障株式会社(本社:東京・港区、社長:漆間 英治)は、腕時計型送信機を4月3日(月)より本格発売いたします。
腕時計型送信機は、特定小電力型ワイヤレスの送信機です。 当社の無線セキュリティシステムの受信ユニットとの組み合わせにより、緊急時などの非常用押ボタンとして利用できます。
送信機のボタンを押すと、信号は無線電波で受信ユニットに伝えられ、受信ユニットから警報送信装置を経由して通信回線により当社ガードセンターに警報を送信します。 ガードセンターで警報を受信すると、ガードマンが現場へ急行すると同時に、状況により110番などへ通報します。
●腕時計型送信機の特徴
腕時計型送信機は、従来の固定式非常用押ボタンと異なり、強盗襲撃時に固定式押ボタン設置場所まで移動する必要がなく、現場で腕時計型送信機のボタンを押すことにより、当社ガードセンターに異常信号を送信します。無線電波到達範囲は、受信ユニットから100m以内(見通し距離)で、簡易防水型構造となっています。
昨年9月に発生した強盗による発砲事件で従業員1人が亡くなった信用金庫(神奈川県)では、防犯体制の強化と、顧客と従業員の安全を図るため、本システムを導入し、全店舗に設置を完了しました。
発砲事件は、支店営業室からは見えにくいATMコーナーで発生しております。
危険に遭遇した支店従業員が本機の送信ボタンを押すと、支店内に設置した赤色灯が光り、異状が起きたこ とを知らせ、同時に当社にも通報されます。
本システムの導入により、支店営業室の外側でも素早く事件を覚知することが可能となり、防犯体制を強化できます。
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