株式会社日立製作所(執行役社長兼CEO:東原 敏昭/以下、日立)および綜合警備保障株式会社(代表取締役社長:青山 幸恭/以下、ALSOK)は、本日、日立の連結子会社である株式会社日立セキュリティサービス(代表取締役社長:宮原 正/以下、日立セキュリティサービス)の普通株式について、日立が保有する株式の90%をALSOKへ譲渡する契約を締結しましたので、お知らせします。
現在、技術の進歩に伴い、人々の暮らしやそれを支えるインフラの「安全・安心」に関するニーズが多様化しています。警備・セキュリティ事業の裾野も、従来のオフィス、ご家庭から、発電所などの公共施設や鉄道などの交通機関、病院・福祉施設など社会インフラ全般に広がっており、今後さらなる拡大が見込まれています。
このような背景のもと、日立とALSOKは、日立が保有する日立セキュリティサービスの株式の90%をALSOKへ譲渡することで合意しました。これにより、日立セキュリティサービスはALSOKの連結子会社となります。日立セキュリティサービスが日立グループ内の施設を中心に培ってきた常駐・機械警備のノウハウと、業界のリーディングカンパニーであるALSOKの24時間365日、日本中どこへでも駆けつけることができる強靭な事業体制などの強みを融合させることで、一層の事業拡大を図ります。
ALSOKと日立セキュリティサービスは、それぞれが培ってきた顧客基盤や人財資源、ノウハウなどの事業基盤を共有することで、より付加価値の高いサービスを提供し、多様化するニーズに応え、社会の「安全・安心」の実現に貢献していきます。
なお、本株式譲渡に伴う日立およびALSOKの連結業績における影響は、軽微です。
1 ALSOKについて
2 日立セキュリティサービスについて
3 日程
以 上