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ボランティア社員の日記

1日目

| 現地社員の活動状況 | ボランティア活動の様子|

【ボランティア社員の日記】
1日目

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◎我々ALSOK隊の存在はボランティア団体の中で浸透しており、通常の点呼は個人単位で呼ばれるが、ALSOKだけは『ALSOK隊のみなさん』と呼ばれている。

◎単なるがれきの清掃や泥出しだけでなく、被災者の方々との会話による、心のケアを皆で実施している。作業だけではなく、被災者の方々との一体感も必要だ。

◎ボランティアを依頼される方は、高齢者(一人暮らし、夫婦)が多い。お子さんは、都会や県外に出ている。地震直後は戻ってきても、すぐに帰るため、家の中の泥出し等の片付けは、ボランティアでなければできない。事実、我々が訪れた家も周囲から羨ましがられた。

◎昨日は海岸から3km以上離れた場所にいたので家屋の形は残っていた。本日は、2.5km程度の場所で作業をしたが、これだけの違いで、周囲は完全に崩れ、2m程度は浸水した傷跡が残っている。船が家に突っ込んでいるだけでなく、避難所の小学校のプールには流れついた車が散乱していたり、建物や信号、電柱も無残な姿となっている。

◎企業として活動しているボランティア団体はいまのところ見かけない。多くの方々から感謝される。さらに、自主的に休暇を取得してきており、自腹で道具を揃えたり飲食をしていることを告げると、かなり驚かれる。

◎ボランティアには多くの男女学生がいる。ALSOK隊と行動を共にした本日の女子学生には休憩時間に簡単な護身術を教えた。良いコミュニケーションになった。

◎このチームはまだ初日であるが、一体感があり、しっかりしている。

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