東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)情報ページ
ボランティア社員の日記
2日目
◎土曜ということもあり、ボランティアの人数は平日の倍以上となった。仙台からの無料バスだけでなく、東京等から複数台の観光バスで来たり、マイカーで来ている。多くは、日帰りである。
◎個人参加のボランティアについて。九州、北海道、青森、東京等、全国各地から参加している。皆、何かをしたいという思いから、まずは行動に移しているとのこと。
◎若林区では、女性のボランティアを募集している。親が泥出しや片付けをしている間に子ども達の面倒をみる活動等、女性が求められる活動がある。本日、ALSOK隊が活動した石巻の御宅では、女性ボランティアの方に子どもの面倒を見てもらった。
◎石巻の子ども達は、元気で純粋な感じを受けた。ボランティアの僕達も元気づけられる。
◎一見、被害が少なさそうに見える家も、流されてきたもの、1階が潰れ2階だけ残っているというものが見受けられる。
◎ボランティアを見ると、持ち物全てを譲ってほしいと要望する方もいる。理由はわからないが、配給所に行っておらず、ボランティアも要請していない世帯に見える。
◎陸自との会話にて。派手に見えるガレキの処理は自衛隊が中心となってやってくれる。自衛隊が困っているのは、むしろ重機が入れない各家庭であり、ボランティアの活動によって早いスピードで街全体が復旧していると感謝された。
◎大学に寝泊まりし、個人でボランティアを活動をしている多くの方々にとって、陸自の炊き出しや給水は生命線となっている。
◎ボランティアを要請できるニーズ票は、各家庭2回まで。
◎ALSOK隊が行った家は、早く作業が進み、成果も広範囲になったため、近所の方から驚かれた。
◎本日、作業した御宅からパンや飲料の差入れを頂いた。ALSOK隊もお子さんにお菓子をあげた。余裕がない中での心遣いと感じたため、頂いた差し入れは別の被災者へ寄付した。
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