ALSOK(本社:東京都港区、社長:青山 幸恭)は、個人向けブランド「HOME ALSOK」のラインアップの一つとして、高齢者向け緊急通報・相談サービス「HOME ALSOK みまもりサポート」を、2013年9月30日(月)に発売いたします。
本サービスは、主として自治体が提供する「高齢者向け緊急通報システム事業」での利用を見込んで開発し、9月末の発売を予定しておりましたが、お客様からのご要望にお応えし、自治体経由以外のお客様にもご利用いただけるように対象を拡大いたしました。
また、本サービスの発売に合わせて、高齢者を対象とした出前講座を、東京都と千葉県の一部地域を対象として、10月1日(火)から開始いたします。本講座は、ALSOK社員を高齢者向け施設等に派遣して、防犯対策・救急救命をテーマとした講義を行うものです。
ALSOKは、今後も高齢者向けの商品・サービスの拡充に努めてまいります。
記
【「HOME ALSOK みまもりサポート」について】
1 サービス概要図
2 特長
(1)安心の駆けつけ体制
コントローラーの「緊急」ボタンを押すだけで、ALSOKガードセンター(監視センター)に通報され、24時間365日いつでもALSOKガードマンが駆けつけます。必要に応じて、119番通報なども行います。
また、「緊急通報」以外にも、「救急情報登録」「火災監視」「ガス漏れ監視」「ライフリズム監視」「見守り情報配信サービス」の利用が可能です。
(2)使いやすい相談機能
コントローラーの「相談」ボタンを押すだけで、ALSOKヘルスケアセンターの対応員と、24時間365日ハンズフリー通話で健康相談ができます。
(3)高齢者に配慮したデザイン・仕様
コントローラーは、文字やボタンを大きくするなど、高齢者にわかりやすいデザインを採用しています。
ほかにも、音声ガイダンスや警報音を、高齢者に聞き取りやすい周波数帯域のものにするなど、さまざまな配慮・工夫をしています。
(4)工事などが簡単で導入しやすい
コントローラーは、電話線をモジュラージャックに、電源プラグをコンセントに差し込むだけの簡単施工です。また、据置設置が可能なため、室内を傷つける心配がありません。(壁に設置することも可能です。)
また、警備用の通信回線には、一般公衆回線(アナログ回線)のほか、IP電話回線もご利用になれます。上記回線がない場合も、ALSOKがPHS回線を用意することが可能です。(PHS回線の利用には、別途料金が必要です。)
3 提供価格(自治体向けを除く)
基本サービス(緊急通報)利用の場合の料金例(価格はすべて税別)
0スタートプラン 月額料金:2,960円、工事費:0円、機器費:0円
レンタルプラン 月額料金:2,400円、工事費:11,000円、機器費:0円
4 販売エリア
全国
5 発売(サービス開始)日
2013年9月30日(月)
6 販売目標(自治体向けを含む)
発売後1年間で約13,000件
7 販売・提案対象
自治体、医療介護系事業者、管理会社、サービス付き高齢者住宅施工・運営事業者、管理会社、高齢者本人とその家族 等
【高齢者向け講座について】
1 講座概要
(1)防犯編
振り込め詐欺やひったくりなど、高齢者を標的とした犯罪の傾向と対策について学ぶことができます。「クイズ型」と「かるた型」の2タイプの講座を用意しており、内容や時間については、要望に応じて変更することが可能です。
ア クイズ型講座
スライドを用いて、クイズを楽しみながら防犯について学ぶことのできる講座です。
イ かるた型講座
特製のかるたを用いて、ゲームを楽しみながら防犯について学ぶことのできる講座です。認知症予防のレクリエーションとしても活用できます。
(2)救急救命編
「心肺蘇生法」やAEDの使い方などについて学ぶことのできる講座です。法人のお客様向けに提供している「BLSトレーニングサービス」や、CSR活動の一環として行っている小学生向けの防犯出前授業「ALSOKあんしん教室」の救急救命授業を高齢者向けにアレンジしました。こちらも、内容や時間については、要望に応じて変更することが可能です。
(3)その他
今後、転倒事故等の防止に役立つ「護身術講座」や、災害時の対処方法などを学ぶ「防災講座」等についても検討していく予定です。
2 費用
無償
3 展開エリアおよび実施対象
東京都および千葉県の一部地域にある、地域包括支援センター・社会福祉法人等。
(今後、全国に展開していく予定です。)
4 講座開始日
2013年10月1日(火)
5 試行について
本講座の開始に先立ち、2013年3月から8月までの間、複数の高齢者向け施設等に協力していただき、試行を重ねてまいりました。その際のヒアリング結果や、警視庁生活安全部 生活安全総務課および救急救命医療の権威である国士舘大学の田中秀治教授からいただいた指導・助言等を基に、高齢者に受け入れられやすい講座プログラムの作成に努めました。
以 上