お知らせ

世界初!! 警備ロボットが特定人物を発見・通報
顔認証技術を搭載した警備ロボットを「国際ロボット展」で初披露
2007年
11月
26日
 綜合警備保障株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:村井温 以下ALSOK)は、警備ロボットシステム「リボーグQ」に新たな機能「顔認証機能」を搭載し、特定人物を発見・通報する機能の開発に世界で初めて成功いたしました。
 「顔認証機能」を搭載したことによりリボーグQは、巡回等警戒中に登録した特定人物を認識した場合、スナップ写真を撮影記録し警備員に通報することが可能となり、不特定多数の来場者が多い施設においての警備品質の向上を実現することができます。
 今後は、当社常駐契約先にて実証実験を行い、2008年には警備先に本格導入し、実用化する予定です。
 なお、「顔認証機能」を搭載した「リボーグQ」は2007年国際ロボット展にてデモンストレーションを実施予定です。

■顔認証機能搭載の目的
  ショッピングセンター、空港、百貨店など、不特定多数の来場者が多い施設において、特定人物を早期に発見し、告知により施設への入場や犯罪・迷惑行為の断念を促す(抑止効果)とともに、警備員へ早期通報し施設の安全環境を維持することを目的としております。

 【新機能の概要】
   テロリスト、指名手配犯など、要注意人物を、あらかじめリボーグQに登録します。
   ロボットが自動巡回中、定点監視中、あるいは待機中において登録された人物の顔を認識した場合、即座に警備員に通報し、警備員が対応を行います。
 【導入先について】
   当社常駐警備契約先および、空港やショッピングセンターなど、不特定多数の来場者が多い施設。
 【導入時期】
   今後、当社常駐警備先にて実証試験を行い、2008年度には警備先に本格導入し、実用化する予定です。
 【発表について】
   2007国際ロボット展ALSOKブースにてデモンストレーションを実施する予定です。
 【その他】
   顔認識技術にはオムロン社「OKAO Vision(おかおビジョン)」を採用しております。


■ALSOKロボット開発の経緯
 ALSOKは、1982年に警備ロボットの研究開発に着手、「労働集約性の高い常駐警備の効率化」「少子高齢化社会に伴う労働力不足への対応」「警備員の負担軽減」をテーマに、さまざまな研究・開発を重ね、まさに警備ロボットのパイオニアであり、この分野で隋一の実績を誇っております。
 2005年6月に発表した警備ロボットD1(プロトタイプ)を当社の契約先で検証、翌年11月に検証結果を反映し、警備員と連携して働く新型D1が誕生、D1と警備員が融合しよりきめの細かい常駐警備サービスの実現を目的とした、新しいセキュリティシステム「リボーグQ」をリリースしました。リボーグQは、これまでに3施設、その他案内ロボットを6施設に導入し、それぞれのロボットが実際の現場で今日も働いています。

     

※国際ロボット展 会期:2007年11月28日〜12月1日
         会場:東京ビッグサイト(東ホール)
この件に関するお問い合わせは
ALSOK 広報部


mail : koho@alsok.co.jp
戻る

TOPへ戻る