ALSOKの若杉遥が、7月14日に開催された「パラスポーツ体験会(立教池袋中学校・高等学校主催)」において、ゴールボール競技の講師として参加しました。
立教池袋中学校・高等学校の「パラスポーツ体験会」は、各種パラスポーツに携わるアスリートや関係者の話や実際にパラスポーツを体験することを通して、「シチズンシップ教育」の中で目指す、社会に生きる一市民としての意識を養う授業です。当日は、中学2年生約150名がゴールボールをはじめ、車いすバスケ、ボッチャの3競技を体験しました。
ゴールボールを体験した生徒の皆さんは、はじめはアイマスクを着用した「見えない状態」に戸惑っていましたが、仲間への声の掛け方や聴くことの大切さを学び、徐々に上達していきました。
授業の終盤では、笑顔でプレーを終えるとともに生徒自らが主体的、対話的に考えて行動する深い学びを得ることができました。
ALSOKでは、パラリンピック競技を通して多様性ある社会の理解を深めることを目的に、個々の違いを受け入れ、生かしていくという考えのもとに、今後も障がい者教育に協力してまいります。
【若杉遥プロフィール】
2018年4月にALSOK入社し、ゴールボール(女子)の競技において数々の大会で日本女子代表を務めるなどチームの第一線で活躍、東京2020パラリンピックでは銅メダルを獲得しました。
2022年に現役を引退し、引退後はブラインドサッカー女子日本代表チームに所属し選手として活躍しており、2023年8月に開催される「バーミンガム2023 IBSA ワールドゲームズ」ブラインドフットボール競技の日本代表選手に決定しました。
現在は視覚障がい者アスリートの経験・考察を生かした、新たなセキュリティやサービスを企画・助言するために「商品サービス戦略部」に所属にしています。
以 上