ALSOKに所属しております、パラリンピックに3大会連続出場したゴールボール女子の若杉遥選手が、現役引退することをお知らせいたします。
若杉選手は2018年4月に入社し、数々の大会で日本女子代表を務めるなどチームの第一線で活躍、東京2020パラリンピックでは銅メダルを獲得しました。
現役引退後は、視覚障がい者アスリートの経験・考察を生かした、新たな障がい者向けのセキュリティやサービスを企画・助言するために「商品サービス戦略部」に所属します。
ALSOKは障がい者雇用を促進する特例子会社「ALSOKビジネスサポート株式会社」を2010年に設立し、社員一人ひとりが、ALSOKの一員として生き生きと誇りを持って働くことができる職場づくりに努めておりますが、若杉選手のパラアスリート・セカンドキャリア構築に向けても共に歩んでまいります。
若杉選手、弊社のコメントは以下の通りです。
■若杉選手コメント
私、若杉遥は、この度、日本ゴールボール協会の定める強化指定選手と、ALSOKの強化選手を退く決断をいたしました。
多くの方々との出会いや支えてくださる方々のおかげで、アスリートとしての人生を切り拓いていくことができました。今の姿は、幼い頃からは想像もできませんでした。競技を通じて得られた経験や自己成長や喜びは、視覚に障がいがあっても生きていける、人生楽しんでよいのだと、背中を押してもらっているようでした。これまで関わってくださった全ての方々に感謝の気持ちでいっぱいです。
ALSOKの強化選手として、パラ選手を初めて採用していただいたことは大変光栄なことと思っております。様々な競技の強化選手の皆様の存在は、大きな刺激となりました。そして応援してくださる方々の温かさがあって、これまで競技を続けることができました。ありがとうございました。
今後は、共生社会の実現など、社会に貢献できる人材を目指し、新たな世界で自身を高めながら挑戦していきます。
■ALSOKコメント
若杉選手は、パラアスリートとして2018年4月に入社し、ALSOKの看板を背負いながら、トップ選手として長年活躍されました。若杉選手の入社をきっかけにゴールボールという競技の存在を知った社員も多く、長きにわたっての第一線でのご活躍、本当にお疲れ様でした。また、これまで若杉選手にたくさんの温かいご声援をいただきまして、誠にありがとうございました。
入社時に、「ゴールボールという競技を通して心から誰もが暮らしやすいと思える社会になるよう、貢献してまいります」と抱負を語っておられました。ALSOK社員として、一緒に働けることを楽しみにしています。
■主な成績
以 上