ニュースリリース

全国初 ALSOKが自治体向け「税公金ソリューション」を寝屋川市に提供
〜自治体の収納業務負担軽減と住民利便性向上を両立〜
2025年
6月
9日

ALSOK(本社:東京都港区、代表取締役社長:栢木 伊久二)は、このたび大阪府寝屋川市(市長:広瀬 慶輔)における税・公金収納業務の効率化及び市民サービスの向上を図るため、指定金融機関である、株式会社りそな銀行(本社:大阪市中央区、代表取締役社長:岩永 省一)と連携し、「税公金ソリューション」を全国で初めて導入しましたのでお知らせいたします。


1 提供の背景

寝屋川市では、市民サービスの向上と自治体業務の効率化を目指し、「市民サービス向上につながるものを中心としたデジタル技術等の活用」を積極的に推進しています。令和7年5月7日(水)に開庁した「寝屋川市サービスゲート」は、新たな行政サービスのスタンダードを創出・発信する施設としてこうしたデジタル技術を幅広く採用しており、ALSOKの「税公金ソリューション」は、そのうちの一つとして全国で初めて導入されたものです。


2 税公金ソリューションの概要

ALSOKの「税公金ソリューション」は、自治体における税・公金収納業務のデジタル化・効率化を実現する独自の仕組みであり、窓口職員の対応を必要としない完全無人での税・公金収納を可能とします。これにより、職員の業務負担を軽減するとともに、市民も平日・休日を問わず円滑な納付手続きが可能となり、待ち時間の短縮や利便性の向上につながります。

(1)仕組み

ア 市民が「税公金ステーション」で納付書を読み取り、税・公金を納付します(職員の窓口対応不要)。

イ 納付情報が「税公金受付システム」に連携され、金融機関への提出用収納日報が自動的に作成されます。

ウ 収納データをもとに、自治体の会計処理や照合作業に必要な消込データを自動作成し提供します。

エ 収納された現金をALSOKの収納金管理機器「入出金機オンラインシステム」に投入すると、翌営業日に入金データ分の金額が指定金融機関に振り込まれます。「入出金機オンラインシステム」内の現金は後日ALSOKが回収します。これにより現金管理や指定金融機関への搬送業務が不要となるため、自治体職員の作業負担と環境負荷の軽減につながります。


(2)構成システム等一覧

導入効果

(3)導入効果

機器構成一覧

(4)業務フロー図

写真

ALSOKでは本ソリューションの全国展開を目指し、今後も各自治体・金融機関と連携しながら、地域社会のDX推進と住民サービスの向上に貢献してまいります。


【参考】

■ALSOKニュースリリース「自治体向け「税公金受付システム」サービス提供開始 派出所業務簡単パッケージでDX化を後押し(2022年7月29日)」

https://www.alsok.co.jp/lp/alsok-rescue/#facility

■構成システムご提供会社

(1)税公金ステーション(FKR-100):セルフで税公金を支払う機器(グローリー株式会社:本社:兵庫県姫路市、代表取締役社長:原田 明浩)

(2)税公金受付システム:収納日報を自動で作成する機器(AGS株式会社:本社さいたま市浦和区、代表取締役社長:中野 真治)

(3)消込データアプリ:自治体で必要な消込データの作成(株式会社UFジャパン:本社:東京都新宿区、代表取締役:内田 優)


この件に関するお問い合わせは
ALSOK 広報部

mail : koho@alsok.co.jp
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