ニュースリリース

ALSOKと寺岡精工、両社の強みを活かし、
生産性の向上と現金管理の厳正化、
店舗運営資金の圧縮を実現する
現金管理トータルサービスの実用化に向けた運用を開始
2017年
3月
3日

綜合警備保障株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:青山幸恭、以下 ALSOK)と株式会社寺岡精工(本社:東京都大田区、代表取締役社長:片山隆、以下 寺岡精工)は、流通小売業界が抱える人手不足と収益性の向上などの課題解決を目的とした現金管理トータルサービスの実用化に向けた運用を開始します。



1 背景

厚生労働省が2017年1月31日に発表した平成28年平均の有効求人倍率は前年比0.16ポイント上昇の1.36倍を記録。1991年(1.40倍)以来、25年ぶりの高水準となるなど、企業の人手不足感が一段と強まり、限られた人員のなか、事業を進められるよう労働生産性の向上が求められています。


また、一般的に流通小売業界は販売費および一般管理費が売上高に占める割合が高く収益性を低下させています。さらに、店舗運営上、多額の釣銭を準備している店舗が多い傾向にあることから、効率的な人員配置や現金管理が求められています。


2 実用化に向けた運用開始の概要

2017年3月から、ALSOKと寺岡精工は共同で、入出金機オンラインシステムとキャッシュマネージメント®システム(POSシステム)とを連携した次のサービスの実用化に向けた運用を開始します。


  • (1)システム化による管理の厳正化と生産性の向上
  • 入出金機オンラインシステムとキャッシュマネージメント®システム(POSシステム)は個人ごとの操作権限設定が可能。さらに操作履歴からレジ別現金在高の過不足について原因追求が容易なため、アルバイトでも簡単・確実に現金の処理が出来、生産性が向上します。

  • (2)現金の見える化、リサイクル化による収益性の向上
  • キャッシュマネージメント®システム(POSシステム)で店舗内(入出金機、レジ、金庫内)の現金を「見える化」することで、レジ間やレジと入出金機間での現金リサイクルを可能にします。
  • また、「見える化」データや過去の釣銭使用実績などからALSOKが最適な釣銭を計画、タイムリーに店舗に配送することで大量の釣銭資金を圧縮し、収益性を向上させます。

3 サービスのイメージ


イメージ図

4 今後の展開

実用化に向けた運用開始で得られたノウハウや技術的な課題をもとに、本サービスの利用拡大に向けたシステムの構築について両社で共同検討を進め、新たなサービスメニュー化を目指します。


5 関連WEBサイト



6 展示会への出展について

2017年3月7日(火)から10日(金)に東京国際展示場(東京ビッグサイト)で開催する「セキュリティーショー2017」および「リテールテックJAPAN2017」に出展します。


以 上

この件に関するお問い合わせは
ALSOK 広報部

mail : koho@alsok.co.jp
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