ALSOK(本社:東京都港区、社長:青山 幸恭)は、ホームページの安全対策において必要な「予防」「検知」「復旧」対策をワンストップで対応可能な「ALSOKホームページ安全管理ソリューション」として、2019年1月7日(月)より提供を開始します。
記
1 背景
ALSOKでは2014年1月に「ホームページ改ざん検知サービス」を提供開始して以降、金融機関をはじめ、通信販売、建設、公共関係など多様な業種のホームページを「検知」の観点で支援しています。
昨今、サイバー攻撃の高度化とともに、より身近に発生し得る状況となっており、「検知」だけでなく「予防」「復旧」の観点を踏まえた総合的な支援要請が増えています。そのため、当社では、これらのサービスを体系化して、ホームページセキュリティ分野の対策支援を強化し、ワンストップで行うことにしました。
2 サービス名
ALSOKホームページ安全対策強化ソリューション
3 ソリューション概要
従来のホームページ改ざん検知に、要望の多かった予防と復旧を加えた3つのサービスを体系化して、ソリューションサービスとして提供します。
(1)予防:脆弱性診断・管理サービス ※新サービス
ホームページ管理用サーバの脆弱性やセキュリティ装置の弱点、セキュリティホールを診断するサービスです。発見した脆弱性を予め修正しておくことで、不正アクセス・情報漏えい・コンテンツ改ざんなどのサイバー攻撃による被害を未然に防ぐことができます。
診断傾向が偏らないよう、都度方式を見直しながら実施することが望まれるため、ALSOKでは、複数の脆弱性診断専門企業と協力しながら本サービスを提供し、ALSOK情報警備監視センターにてお客様の診断状況を管理・整備するとともに、お客様の改善に役立つ情報を提供します(情報提供は、講習会の機会とするなど打合せのうえ実施します)。
(2)検知:ホームページ改ざん検知サービス(巡回型クラウドサービス) ※2014年から提供
ホームページを外部から不定期に巡回し、怪しいサイトに誘導されるよう不正な仕掛けがされていないかなど、ホームページの改ざん可能性がある場合に担当者様にお知らせするサービスです。
ホームページサーバにソフトをインストールせず手軽に始められるほか、設定でメンテナンスページに切り替えることができるなど、被害拡大の防止策としてご利用いただけます。
(3)復旧:改ざん時自動復旧システム(管理サーバが必要な年額ソフトウェア) ※新サービス
ホームページの改ざん行為(アプリケーションの追加・削除・変更行為)が行われると、0.1秒程度でバックアップサーバから、元の状態に戻すソフトウェアを提供します。また、ALSOK情報警備監視センターを本システムの問合せ先としてご利用いただけます。
検知から改ざん箇所の特定、復旧といった対応プロセスを自動化でき、サービスを継続しながら原因追及と対策強化が可能になります(ご利用には、本商品用管理サーバのほか、元に戻すためのバックアップサーバが別途必要です)。
4 ALSOKのサイバーセキュリティサービスの特徴
(1)総合的なリスクマネジメント提案
当社のサイバーセキュリティは、外部からの攻撃・内部不正の脅威のほか、防犯の知見を応用した物理的セキュリティを組み合わせた、総合的なリスクマネジメントの観点に立っています。
(2)専門知識をもった人材不足が課題と考えるお客様に対する24時間の支援
警備で培った24時間の監視センターが問合せや管理などの支援をおこなうほか、専門知識を持った支援部隊による、お客様の現状やコスト計画を踏まえた提案を行っています。
5 提供先
▪ホームページを利用して事業を営む企業
▪ホームページの管理運用を請け負う企業
6 販売、サービス提供エリア
全国
7 提供開始時期
2019年1月7日(月)
8 提供価格
(1)予防:脆弱性診断・管理サービス
① SSL証明書
② インターネットバンキング用セキュリティソフト
※ 価格は診断内容など事前にヒアリングをおこない算定しますが、1回あたり数十万円〜
(2)検知:ホームページ改ざん検知サービス
ホームページ100ページ 月額2,200円(税別)〜
※ ページカウントは、当社にて実施、算出
(3)復旧:改ざん時自動復旧システム
ソフトウェア利用額 1サーバあたり年額48万円(税別)
※ 管理サーバ、ホームページ管理サーバのバックアップ用サーバなどはお客様準備
9 販売目標
1億円
【参考】
当社へのサイバーセキュリティニーズ状況(ホームページへ対策の要請は、最大の27%にのぼる)
以 上