カメラ等の撮影による情報の持ち出しを困難にするセキュリティデバイスとして、
開発している透明なカット検知センサーについて、イタリア・ローマで開催した
「The 48th Annual International Carnahan Conference on Security Technology」
(第48回 年次 セキュリティ技術に関するカーナハン会議)で、
講演を行いました。
主 催 :IEEE(国際電気電子学会)
開催日 :2014年10月13日(月)〜16日(木)
場 所 :クラウンプラザ・ローマ・セントペーター(イタリア・ローマ)
タイトル:「透明なカット検知センサー:撮影による情報の持ち出しを困難にする
セキュリティデバイスの開発」
(Transparent Cut Detection Sensor - Proposal of the Security Device
That Makes Information Leakage by Photo/Video Shooting Difficult)
発表者 :ALSOKセキュリティ科学研究所 藤川真樹
近年、ディジタルカメラやスマートフォンを用いて、ディスプレイに表示されている情報を
不正に持ち出すという事案が増加しています。これに対抗するために、赤外線を発光する透明な
シートをディスプレイの表面に貼り付けるというアイデアがあるが、シートを不正に取り外したり
切り取ったりすることでディスプレイ表面を露出させるという攻撃が懸念されます。
このため、シートの切り取りにフォーカスし、刃物によるカットを検知できる透明なシート状の
センサーを開発しました。
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