R&D研究開発

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トピックス概要
ALSOKセキュリティ科学研究所では、情報漏洩を防止したり抑止したりできるシステム(商品・サービス)の
研究開発を行っています。
今回は、経済産業省から委託を受けた研究開発事業(平成23年度・新世代情報セキュリティ研究開発事業)に関する
研究について、その成果を発表いたしました。


主 催 :IEEE(「国際学術集会(i-society 2012)」)
開催日 :2012年6月25日(月)〜28日(木)
場 所 :イギリス・ロンドン

タイトル:Development of Countermeasure Systems for Content Leaks by Video Recording/Camera Shooting
     (邦題:撮影によるコンテンツリークへの対策システムの開発)
発表者 :ALSOKセキュリティ科学研究所 藤川真樹
概 要 :パソコン等のディスプレイに表示されている情報を撮影して持ち出すという情報漏洩手段に対抗できるシステムの提案と、
     プロトタイプを用いた実証実験の結果を紹介しました。

発表写真
研究概要
 機密情報や顧客情報が漏洩したという事件・事故をニュースで聞きますが、その原因のひとつに「従業員による情報の持ち出し」
があります。このため、多くの事業所では、従業員がパソコンから勝手に情報を持ち出せないようにするための対策を施しています。
しかし、情報が表示されているディスプレイをスマートフォンなどで撮影して持ち出せば、痕跡を残さずに効率的に情報を持ち出せます。
このような「撮影による情報漏洩」を防止するために、経済産業省の支援(新世代情報セキュリティ研究開発事業)を受けて、
撮影を防止・検知できるシステムの研究開発を行いました。
 なお、上記の国際学術集会にて発表した論文は、同集会を主催した委員会による推薦論文となり、
Journal of Internet Technology and Secured Transaction (JITST)に掲載されることが決まりました。





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