年々増加している日本の「空き家」。ひとくちに空き家といっても、状況や実態によっていくつかの種類に分けられます。
なかでも「その他の住宅」に分類される“人が住んでいない状態で放置された住宅”が近年急増。管理不全による地域の防災性・防犯性の低下などが問題となっています。
空き家数の推移
| 総数 | 二次的住宅 | 賃貸用住宅 | 売却用住宅 | その他の住宅 |
平成15年 | 6,593 | 498 | 3,675 | 303 | 2,118 |
平成20年 | 7,568 | 411 | 4,127 | 349 | 2,681 |
平成25年 | 8,196 | 412 | 4,292 | 308 | 3,184 |
平成30年 | 8,489 | 381 | 4,327 | 293 | 3,487 |
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参考:総務省統計局「平成30年住宅・土地統計調査」
 | |  |  | 最近は不法侵入だけではなく、「空き家」を利用した悪質な犯罪が問題になっているのを知っていマスカ? | |  |
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空き家になった住宅や住所を悪用した犯罪が増加。薬物事件や巧妙な手口による詐欺、国際的な組織による犯罪などさまざまな事件が報告されています。
■大麻草の大量栽培
兵庫県内の空き家で百数十株の大麻草を栽培したとして、無職の男が大麻取締法違反容疑で逮捕・起訴された。「夜になると不審な男が空き家に出入りしている」などの通報から事件が発覚。近年、大麻草の栽培や売買に空き家が悪用される事件が増加している。
■敷地内に死体を遺棄
山口県の別荘で男性の遺体が発見された。別荘は普段から空き家の状態で、「不審な物音がした」という近隣住民の通報で警察官が駆けつけたところ、敷地内に遺棄された死体が見つかった。
■住人になりすまし荷物を受け取り
空き家に侵入して住人になりすまし、宅配の荷物を受け取っていたとして外国人が住居侵入容疑で逮捕された。後に、不正入手したクレジットカードで家電製品を購入して換金するという、外国人グループによる国際詐欺への関与が発覚した。
■振り込め詐欺の現金の受け渡し場所に
振り込め詐欺や架空請求詐欺などの被害者に、空き家の住所へ現金を送付させて玄関前で受け取るという手口が発覚。郵便ポストを被害金の回収に利用する、留守を装い不在伝票を残させて再配達で受け取るなどのケースも確認されている。

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