賃貸住宅探しおススメの条件設定とは？

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大学入学や転勤など、転居を余儀なくされたらまずは部屋探し。最近では最初から希望エリアにいって現地の不動産屋さんを巡って物件を探すという人はかなり少なくなってきており、ほとんどの人はまずはインターネットでどんな物件があるかをリサーチするところから始めるのではないでしょうか。
このインターネットを使った部屋探し。慣れている人はいいのですが、初めて部屋を探すという人には慣れるまでちょっとハードルが高いかもしれません。
希望家賃や駅名だけで検索すると、膨大な量の候補が出てきて焦りますし、絞り込みをしようにも条件項目がたくさんありすぎて、何をキーにして絞り込みをすれば自分の希望に沿ったものが出てくるのかがわからない。それじゃあと思って正直に希望を入れていくと今度は候補が１件もないなんてことも。一体どうすればいいんだというあなたのために、ここでは賃貸物件をインターネットで探す際のおススメの検索条件について探ってみることにしましょう。

人気の賃貸物件検索条件ランキング

これは2017年にLIFULL HOME’Sが自身のサイトで検索された条件をランキング形式でまとめたものです。賃貸物件を探した人たちが、実際にどのような条件を指定しているかとその優先順位がわかります。
20位までにランクインしているもののうち、半分以上の12個が住宅設備に関連するものでした。こうした住宅設備類はアパート・マンションのオーナーが空室率を下げるために、あるいは家賃の水準を高く保つために投資として設置しているもので、ひとつひとつが当然ながら家賃に反映されていきます。選ぶ際のおススメとしては、「そのことを念頭におきながら、本当に必要かをよく吟味する」ということです。
たとえば１位の「バス・トイレ別」ですが、東京都心ですとこれだけでバス・トイレ一緒の物件と家賃にして１万円近くの違いがでてきます。
また５位の「エアコン」は、最近では付いているのがほぼあたりまえとなってきています。付いているかいないかではなく、何年製のものが付いているかを確認しましょう。もうなかなかないとは思いますが、古い物件で2000年以前のものがついていたりすると、電気代が異様に高かったりしますので注意が必要です。

防犯に気を配る人が増えてきている？

ランキングをみると、２位の「２階以上」、４位の「室内洗濯機置場」、９位の「オートロック」、17位の「TVモニター付インターホン」など、防犯に関連する設備群が数多くランクインしています。これは賃貸物件を探す人の少しでも安心して暮らしたいという気持ちが結果となって表れたものといえるでしょう。トップ20のうち設備系の条件が12ですから、そのうちの1/3を防犯関連の設備が占めていることになります。
防犯関連の設備の充実を望む人に断然おススメなのが「ホームセキュリティ付」の物件です。たとえば防犯を気にして「２階以上」を選ぶと、１階の物件よりも当然家賃は高くなります。「オートロック」や「TVモニター付インターホン」も同様です。このように個別にバラバラと条件を追加すると、積み重ねで家賃の差額が思ったよりも大きくなってしまいがちですが、その点「「ホームセキュリティ付」を選択するとひとつの条件追加だけで細かな防犯設備をいくつも追加するよりも絶大な効果を発揮します。
設備を選ぶ際にはこのように本来の目的は何かに立ち戻って冷静に判断をするようにすると家賃の上昇を抑えることができます。
ちなみに「ホームセキュリティ」は賃貸の場合でも個人で後付けすることも可能です。
予算や立地条件の都合などで防犯設備のついている物件を選べなかったときには、自身でホームセキュリティを導入することも検討してみるといいでしょう。24時間365日の警備といざという時のガードマンの駆けつけサービスもついて、初期費用なし月々6,500円で導入することができますから、女性の一人暮らしなどには断然おススメです。

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