単身赴任で増える子どもひとりの留守番への対応策
子どもが小学校にあがってしばらくがたち、教育費もかからなくなったので今のうちにと新築で住宅を購入。念願の庭付き一戸建てでようやく夢の生活がはじまったと思ったら人事異動で地方に転勤。家族で相談するもせっかくの一戸建ても建てたばかりだし、子どもの学校や奥様の仕事もある。3年間の我慢と不本意ながら単身赴任を決断…。こんなご家庭も少なくないのではないでしょうか。
でも共働きで家は不在がち、正社員で働き始めた奥様には時には残業もあります。必然的にお子さまがひとりで生活する時間は長くなり…。小学生といってもまだ低学年、学童に預けても6時には帰ってきてしまいますし、夏休みなどはもっと心配。何か方法はないのでしょうか。
1割のクラスの児童が両親の留守中に不審者からの訪問や電話にあっている
最初から不安をあおるようで恐縮ですが、ALSOKが行った全国の小学校のクラス担任教諭への調査によると、現在担当しているクラスの生徒のなかで、両親の留守中に不審者の訪問や電話があったと答えた児童がいると答えた教諭の割合は10.6%。およそ1割のクラスに両親の不在時に不審者による何らかのアプローチを受けたことのある児童がいることになります。
警察庁の統計によると、子どもが被害にあった略取・誘拐や強制わいせつの発生場所は「路上」に次いで「住宅」が多く、犯行者に「子どもひとりで留守番をしていることを悟らせない」ことが重要であることがわかっています。事前にお子さまとこうした不審者からの訪問や電話があったときにどう対応するべきかをよく話し合っておきましょう。不審者からの訪問・電話への対応のポイントは以下の通りです。
子どもには留守中の訪問や電話に一切対応させないというのものひとつの方法ですが、お子さまの危機管理意識を育てるためにも、成長段階や家の設備などの状況にあわせて、対応方法をじっくり話し合って約束事を決めておいた方が後々に役に立ってきます。とはいえ、小学校低学年のお子さんですとうまく対応することが難しいと思いますので、親が不審者役になって実際に電話をかけてみたり、訪問してみたりといった練習をしておくことも大切です。練習をしておくとその時の受け答えのレベルでどこまで子どもに対応を任せて良いかの判断ができるというメリットもあります。
犯行者に「子どもひとりで留守番をしていることを悟らせない」ための約束事には次のようなものがあります。
ALSOKで実施している出前授業「ALSOKあんしん教室」では、この約束事の頭文字をとって「いいゆだな」と覚え言葉にして小学生に教えています。
ALSOKのお子さま向け防犯・みまもりサービス
共働きでお子さまがひとりで留守番する時間が多い、引越ししたばかりでご近所に頼れる人がいない、単身赴任で男手不在の期間が長い、などに当てはまる世帯にはいざという時にガードマンが駆けつけるタイプのホームセキュリティ導入の検討をおススメいたします。
センサーやカメラで不審者の侵入やお子さまの様子を遠隔地からでも確認することができ、緊急事態発生時にはガードマンの駆けつけを要請することができるので、安心感がちがいます。
また、最近は温度センサーもついている機器が多いので、夏休み中の留守番時の温度管理なども可能です。子どもひとりの留守番時にはどうしても窓をあけて風を通すということが不用心でできませんから、温度が高くなってきたらエアコンの温度設定を低くさせるとか、水分を十分に摂るように電話で指示を出すとかの対処ができます。
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