小学生の子どもを持つ共働き夫婦に聞いた 夏休みの不安と対策
夏休み、小学生の子どもを持つ共働き夫婦にとっては課題が多く、不安の多い時期ですよね。とくに今年から小学校にあがった子どもを持つご家庭などでは、環境の大きな変化にどう対応していいかわからないという場合も多いのではないでしょうか。
今回は共働き夫婦の抱える夏休みの不安と対策について詳細をみてみることにしましょう。
半数以上が子どもの夏休みに「不安」を抱えている
こちらはALSOKが実施した「小学生の子どもの防犯に関する調査」から、「あなたの小学生の子どもが夏休みに入るということに、不安はありますか?」と聞いた結果をまとめたものです。
全体でみると不安を感じている人の割合が63%と半数以上の人が何かしらの不安を抱えていることがわかります。
父親、母親別の回答を見てみると、女性の方が不安を感じていることがわかります。最近は子育てにも男性が積極的に参画する時代といわれていますが、いまも女性が子育ての主役であり、多くの不安を抱えていることがこの結果からみてとれます。
こちらは同じ質問の回答を子どもの学年別にまとめ直したものです。大きくは変わらないものの、学年が低いほど不安が大きくなっていることがわかります。やはり夏休みに慣れていない小さな子どもを持つ家庭ほど不安が大きいということなのでしょう。
夏休みの不安のトップは「食事の用意」
次に、具体的にどのようなことに不安を感じているかを聞いたのがこのグラフです。
全体では「食事の用意」が1位、続いて「宿題(自由研究など)の進捗」、「安全確保(防犯や防災)」の順になっています。
男女差についてみてみると、「安全確保」以外はすべて女性が男性を上回っていて、父親以上に多岐にわたって不安を感じている母親の姿が明らかとなりました。
これを学年別でみてみると次のようになります。
「食事の用意」や「体調管理」「宿題の進捗」「インターネットやSNS、ゲーム、動画に没頭」の4つは学年があがるほど心配の率が増していました。高学年になるほど親のコントロールが効きにくくなり、不安が増すという状況にあることがわかります。
また、高学年では心配事のトップ3に「インターネットやSNS、ゲーム、動画に没頭」があがっており、最近の世相をよく表している結果となっていると思います。
子どものインターネット使用に関する不安には対応できず!?
では不安があると答えた人のうち、どれくらいの人がそれぞれの不安に対して対策ができているのでしょうか。
こちらがそれを表したグラフです。
もっとも不安度が高かった「食事の用意」については大部分の人が対策していると答えていますが、それ以外の不安にはまだ対策できていない人が多いということがここからわかります。
対策ができている割合がとくに低いのが「インターネットやSNS、ゲーム、動画などに没頭しないか」で、全体の7割を超える人たちが「対策はしているが不安が残る」あるいは「何も対策していない」と回答しています。
インターネットやSNSは迂闊に使うと犯罪に巻き込まれたりすることもありますので、子どもが使う時にはとくに注意が必要です。注意点や対策については「子どものスマホ・ケータイ使用時に、トラブルに巻き込まれないため気を付けたい3つのポイント」にまとめがありますのでぜひ参考にしてください。
子どもの安全確保にはホームセキュリティを利用するのがおすすめ
夏休みはどんなに手を尽くしても、子どもだけでの留守番や外出をする機会が増えてしまうのが現実。そんなときに役立つALSOKのセキュリティサービスをご紹介いたします。
お子様の留守番時には、ALSOKホームセキュリティがおすすめです。ホームセキュリティを導入しておくことで、子どもの留守中の安全はもちろん、帰宅時間も確認できるので安心です。
お子様の外出時には、「まもるっく」がおすすめです。「まもるっく」はGPSを搭載した携帯通報端末で、GPS付きの端末を利用して子どもの現在地の確認をしたり、万一の際にはお子様が緊急通報のボタンを押すことでガードマンの駆けつけを要請したりすることが出来ます。
こうしたサービスを利用することで、子どもと離れて仕事場にいる共働き夫婦でも、より安心して仕事に向かうことができるようになります。
一度導入を検討されてみてはいかがでしょうか。
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