おひとり女子が自分を守るために

防犯 2023.09.27更新(2019.10.11公開)
おひとり女子が自分を守るために

自由な一人暮らし。しかしながら、ニュースサイトやテレビ番組では女性を標的にした犯罪が頻繁に報道されており、一人暮らしは心配なことも多いと思います。では、「おひとり女子」が標的とされやすい犯罪から身を守るためにはどうすれば良いのでしょうか。ここではALSOK監修の「ALSOKが教える おひとり女子が自分を守るための本」(出版:主婦の友社)から、ちょっとした心がけで犯罪を未然に防ぐ「護身術」の一部をご紹介します。

目次

女性の犯罪被害上位は?

女性が被害に遭いやすい犯罪の上位5つは「強制わいせつ」「強制性交等」「公然わいせつ」「ひったくり」「略奪誘拐」です。目を覆いたくなるような罪名が並んでいますが、5つのうち3つが性的犯罪です。

女性被害者の数が多い犯罪(トップ10)
女性被害者の比率が男性被害者より多い犯罪(トップ10)

出展:警察庁「令和4年の刑法犯に関する統計資料」

護身術の極意は「危険な目に遭わない」こと

護身術は「襲ってきた相手をやっつける手段や武器」ではありません。技術があっても女性が男性を相手に力で勝ることはむずかしく、まして相手が複数人の場合は到底太刀打ちできません。身につけておきたいもっとも大切な護身術は、相手を倒す方法ではなく、危険なシチュエーションを察知し、避けるよう心がけること。被害を未然に防ぐことこそが究極の護身術なのです。

危険なシチュエーション

犯罪は次の3つの要素が揃うと発生しやすいといわれています。
1つ目は「動機を持った犯行者」、2つ目は犯行者にとっての「格好の標的」、3つ目は犯行を止めたり通報できる「監視者がいない状況」です。犯罪にあわないためには、できる限りこの3つの条件を揃えないようにすることが大切です。

危険なシチュエーション

1つ目の「動機を持った犯行者」はどこに潜んでいるかわかりませんので、2つ目の「格好の標的」に関してはできる限りスキをみせないように行動することで「標的」にならずに済みます。たとえば、最近よく見かける「ヘッドホンなどで音楽を聴きつつ、ながらスマホで歩く」女性というのは、動機を持った犯行者からはスキだらけで「格好の標的」に見えます。
また、3つ目の「監視者がいない状況」というのは少し言葉がむずかしいですが、要するに周囲の見えるところに人がいない状況です。これについても意識することでリスクを大きく減らすことができます。たとえば夜道を歩く時、近道となるような人通りの少ない暗い道を通らず、少し遠回りしてでも人通りの多い明るい道を選ぶようにする、ということです。
ご自身でイメージしてみてください。もし、「ヘッドホンで音楽を聴きながら、ながらスマホで、人気のない暗い夜道を」歩いている時に、「動機を持った犯行者」が潜んでいたら、犯罪被害にあう可能性が非常に高いと思いませんか?

突然、後ろから抱きつかれてしまったら…

前述した心構えを持つことで被害にあう可能性を低くすることができるでしょう。しかし、可能性をゼロにすることはできません。そこで、もし後ろから突然抱きつかれてしまったら・・・。この場合の対象法は「一度しゃがんで、大きく伸びる」です。しゃがむときのコツは、「背すじを伸ばしてしゃがむ」です。背中を丸めてしゃがんでしまうと前かがみになり、相手の体重がかかってしまって、次の「大きく伸びる」ができなくなります。しゃがんだら両手を合掌のかたちに組んで、相手の手の輪の中に割り入れ、両手を広げながら強く地面を蹴って前方に飛び出し、振りほどきます。相手が離れたら全速力で逃げましょう。大ヒットとなった映画「カメラを止めるな」をご覧になった人には「ポンッ!」といえばわかりますね。アレです。

突然、後ろから抱きつかれてしまったら…
突然、後ろから抱きつかれてしまったら…

Youtube ALSOK公式チャンネル『後ろから抱きつかれた時に逃げる方法「万歳で逃げる」【ALSOK女性のための護身術⑧】』より

「格好の標的」とならないためのコツ

「ALSOKが教える おひとり女子が自分を守るための本」(主婦の友社)には、おひとり女子が「格好の標的」とならないための50以上のコツがシーンごとに分けて掲載されています。ここでは一部ご紹介します。

■一人暮らしにみせたくないとき
「コンビニで食べ物を買う時は2人分以上買うか、箸を複数もらう」

■配達人が訪ねてきたとき
「宅配便はドアの近くに置いていってもらう」

■電車に乗るとき
「駅のホームではなるべく女性の多い列の後ろに並ぶ」

いかがでしょう。
タイトルだけ読んでも思わず納得の対処法だと思いませんか?
内容に興味を持った方はぜひ書店で手にとってみてください。

ALSOKが教えるおひとり女子が自分を守るための本

ALSOKが教える おひとり女子が自分を守るための本
出版社:主婦の友社
1,320円(税込)

女性の一人暮らし、防犯対策は万全ですか?

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