玄関の鍵を新しくしたらもう安心⁉︎
〜間違いだらけの防犯知識 防犯性の高い鍵とは?〜
自宅の防犯対策を考えるとき、まず思い浮かぶのは玄関の施錠ではないでしょうか。防犯対策として基本的事項であり、着眼ポイントとしては重要でしょう。
ただ、いくら施錠をしっかりしても、肝心のカギが空き巣にとって開錠しやすいものでは対策としては不十分といえます。
防犯性の高い鍵の形状とは
侵入窃盗を未然に防止する方法として、玄関は補助錠を付けたツーロックにして侵入されにくい仕様にするという方法があげられます。カギがふたつなら侵入にかかる時間も倍以上になり、侵入抑止効果が期待できます。
ガードプレートで鍵の破壊防止をすることも有効です。カギの形状もより複雑な形状のディンプルキーを選び、ピッキングによる侵入を抑止するようにしましょう。
空き巣は窓からの侵入が最も多い
戸建てへの空き巣などの侵入窃盗による侵入方法では、カギのかけ忘れによる「無締り」が最も多い原因となっていますが、侵入口は玄関ではなく、窓が最も多いというのが実態です(下表)。
つまり、いくら玄関の施錠をしっかりおこなっていても、窓のカギをかけ忘れてしまうと被害にあう可能性があるということです。また、窓の場合、カギをかけたから安心というわけでもありません。侵入窃盗の侵入手段では窓を割って入りこむ「ガラス破り」が「無締り」に次いで2番目に多いことがわかっています。カギだけではなく、窓ガラス自体への防犯対策も必要といえるでしょう。
出典:警察庁「令和4年の犯罪」
ドライバーやバールなどを使って窓を割って侵入してくるガラス破りへの対策としては、打撃されても割られにくい防犯ガラスへの切り替えが有効な方法となります。
防犯ガラスは、複層ガラスというガラスとガラスの間に破られにくいフィルムが挟まっているのが特徴です。ぴったりと貼り合わさっているので、見た目には1枚のガラスにみえます。2枚のガラスの間に隙間が設けられているペアガラスとは違いますので気をつけてください。ちなみにペアガラスは断熱性に優れていますが防犯効果はありません。また、ガラスの中にワイヤーが仕込まれている網ガラスも防犯機能が高いと誤解されがちですが、こちらも火災などの際に破片が飛び散りにくいという特徴をもつだけで、特段防犯の役には立ちませんので注意が必要です。
また、防犯グッズショップなどで売っている「防犯フィルム」を窓の鍵付近に貼る、「窓用の2重ロック」を設置するという対策も窓が破られるまでの時間を稼ぐという点で効果的です。
さらには、自宅に使用するドアやドアのカギ、窓、シャッターなどに、防犯性の高い建物製品に適用されるCPマークがついた製品を取り入れることも有効な対策のひとつです。
さらに安心な防犯対策はホームセキュリティ
空き巣などの侵入窃盗の被害を防止するには、より有効な対策をとるに越したことはありません。そんなときに頼りになるのがホームセキュリティです。
市販されている防犯グッズを活用して自前での防犯対策を強化することもできます。しかし、自前での防犯対策にはどうしても限度があり、万一のときの被害の拡大防止効果を得にくいという難点もあります。
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安全安心な生活を送るためにも、この機会にホームセキュリティの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
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