一人暮らしの女性が出前を頼むときの注意点

防犯 2020.01.04

食事を作るのが面倒だと感じたり、外出できない理由があったりしたときに便利なのが出前です。スマートフォンのアプリで簡単に注文できることから、出前をとる機会が増えてきているのではないでしょうか?

しかし一人暮らしの女性が出前を頼むときに防犯対策の意識は欠かせません。出前で起こりうる危険について、またその対策について解説します。

出前に潜む2つの危険

出前に潜む2つの危険性
出前に潜む2つの危険性

出前は電話やアプリを使って料理を注文し、配達された商品を自宅で受け取ることが可能ですが、出前には思いがけない危険が潜んでいます。

1見知らぬ人を家に招き入れなければならない

現在、新型コロナウイルス感染症が影響し、多くの飲食店が出前を導入しています。一昔であれば出前といえばピザやラーメンなどが一般的でしたが、今ではお寿司やハンバーガーなどありとあらゆるものを出前で注文できます。

出前は誰かに配達してもらわなければならないため注意が必要です。もちろんほとんどの配達員はマナーをわきまえていますし、問題が起こるケースもごくわずかでしょう。しかし女性の一人暮らしであるとわかるとそのまま侵入されたり、後日家主がいないところを狙われたりする恐れがあります。

たとえ飲食店の制服を着て、帽子をかぶっていても、その人が本当の配達員かどうかはわかりません。偽物の配達員や警察官が犯罪行為を働いたというケースも報告されています。

いつ誰が一人暮らしの女性を狙っているか判別することはできないので、見知らぬ配達員を玄関に入れたり、ドアを開放して応対したりするのは避けたほうがよいでしょう。

2住所などの個人情報を知られる

出前を頼む場合、自宅の住所を知らせて配達してもらわなければなりません。オートロックマンションでは、住人がマンションに入る際、不審者が後ろについてきてマンション内に侵入してくるという可能性もあり、一人暮らしの女性が犯罪に巻き込まれる危険性はさらに高まります。

実際警視庁のデータによれば、強制性交等の性犯罪が発生しているのは多くの場合屋外ではなく室内です。2019年に東京都内で発生した強制性交等を場所別に見ると、住宅が51%と過半数を占めています。[注1]

一人暮らしの女性が出前を頼むときには、できるだけ個人情報を知られないような対策が必要です。

出前を頼むときにやっておきたい2つのこと

出前を頼むときにやっておく事2つ
出前を頼むときにやっておく事2つ

出前を頼む場合、しっかりと防犯対策を行ったうえで応対しなければなりません。自分の身は自分で守る為に、出前を頼むときにやっておきたい2つの対策をご紹介します。

1配達員がいるときにドアを開けない

どうしても自宅の前まで商品を届けてもらいたい場合には、不用心にドアを開けないことが非常に重要です。配達員だからといって気を許し、ドアを開放してしまうと、万が一不審者だった場合に簡単に侵入される可能性があります。

可能であれば玄関先に商品を置いてもらい、配達員が去ってからドアを開けるようにしましょう。配達員が去ったと思っても危険がないわけではないので、ドアガードやドアチェーンをしたまま商品を取るようにしましょう。

お金のやり取りをするために配達員がいる状態で玄関を開ける場合にも、ドアガードやドアチェーンを外してはいけません。基本的に出前を頼んだ際は、必ずしもドアを全開にして応対をしなければならないということはないので、しっかり注意して不審者の侵入を防ぎましょう。

2男性物の衣服や靴を置いておく

一人暮らしの女性が出前を頼むときに、男性物の衣服や靴を玄関に置いておく方法も有効です。そのほかにベランダに男性物の下着を干しておくなど、とにかく女性の一人暮らしではなく男性が一緒に住んでいると認識させることが重要です。

常日頃から防犯意識を持って行動を

女性の一人暮らしは危険と隣り合わせです。出前を頼んだときも、常に防犯意識を持って行動することが重要です。自分の家は他人からどのように見えているのか、隙がないかを確認するようにしましょう。

出前の配達員は不審者ではありませんが、自分の知らない他人であることは忘れないようにしましょう。インターホンについているカメラで配達員であるように思えても、偽物である可能性を常に頭に入れておきましょう。

必要であればすぐに家族や警察に連絡する準備をしておくことも必要です。防犯意識を持っているかどうかが行動のスピードを左右するので、危険が存在することをいつでも意識しておきましょう。

一人暮らしでも安心して生活できるよう防犯対策を!

一人暮らしの方は常日頃から防犯への高い意識を持っておく必要があります。ストーカー被害や性犯罪被害は毎年数多く発生しています。しかし、不安を抱えて生活するのは、非常にストレスです。

そんなときは、セキュリティ会社を利用するのも有効な方法です。ALSOKのホームセキュリティは自宅を24時間365日体制で見守り、空き巣などの侵入を感知したとき、出前を頼んだ際に不審者などの危険を感じて非常ボタンを押したとき、火災が発生したときなどさまざまな危険において訓練を受けたガードマンが駆けつけてくれる心強いシステムです。

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