子育て中のシングルマザーのお悩みのひとつ。留守番対策はどうする?
厚生労働省「平成28年度 全国ひとり親世帯等調査」によれば、全国には約123万2,000世帯の母子世帯が存在します。この調査の対象はそのうち2060世帯。その81.8%になる1685世帯の母親が就業しており、正社員はその44.2%である745世帯です。シングルマザーの大きな悩みのひとつが長時間子どもにひとりで留守番をさせなければならないこと。子どもを狙う犯罪も多い昨今、シングルマザー世帯に必要な防犯対策について考えてみることにしましょう。
子育て疲れ、仕事、お金など...シングルマザーの子育ては悩みだらけ⁉︎
たとえ両親2人でも子育てはたいへんなものです。シングルマザーともなればひとりで仕事も子育てもこなさなければいけないのですからなおさらです。常に時間に追われ、お金の心配もしなければなりません。周囲の一方的な思い込みによる子どもへの同情など、心ない環境から受けるストレスも少なくないといいます。
出典:キッズライン「シングルマザーの実態調査」
しかし、シングルマザー世帯は困りごとばかりなのかといえば、そういうわけでもないようです。
ベビーシッター・家事代行マッチングサービスを提供している事業者が行った「シングルマザーの実態調査」の結果によると、シングルマザーの95.8%が「いま幸福である」と答えています。自由に時間やお金が使えること、育児方針を自分で決断できることなど、精神的な自由度が高いことがその幸福度につながっているようです。
一般的にシングルマザーといえば経済的な面で困難が多いイメージを持たれがちですが、シングルマザーにとっての最大の悩みは実は別のところにあるようです。
シングルマザーがもっとも頭を悩ませているのは「子育ての手が足りない」ということ。次点にあがっている「仕事があるため子どもと過ごす時間が少ない」というのもほぼ同義であるように思えます。つまり「仕事」と「育児」のバランスがうまく取れないことに悩んでいるのです。
時間がなくて思うように勉強を見てあげられなければ、きちんと宿題をやっていっているのかさえわかりません。また授業参観や保護者会などの行事にも参加できなければ、子どもが学校でうまくやっていけているのかもわかりません。でもこうしたことをきちんとできるように時間を配分すると、仕事の時間の方を短縮せざるを得ません。そうなると正社員は無理だからパートにと仕事を変更せざる得なくなり、今度は収入面での問題が出てきます。これは共働きの家庭でも同じですが、シングルマザーの場合は基本的にすべてがワンオペなのでより厳しい選択を迫られる環境にあるといえます。
収入を確保するために正社員として働いていれば、必然的に長い時間子どもに留守番をさせなければならない場面もでてきます。頭では仕事のため、お金のためと割り切っているつもりでも、やはり子どもが危険な目にあっていないか、何らかのトラブルに巻き込まれていないかと不安は膨らむばかりでしょう。圧倒的に時間の足りないシングルマザーにとっては、このような不安が解消できる仕組みがあれば、精神的な負担も軽くなると考えてもいいのではないでしょうか。
子どもだけでの留守番が不安!どんな対策ができる?
小学生の子どもを持つ共働き夫婦の留守番事情について、ALSOKにが調査を行いました。「子どもだけで留守番する際に不安なこと」について学年別にまとめた調査では、小学校低学年〜高学年すべての6割以上の親が最も不安なこととして挙げているのが「誰かが訪ねてきた時の対応」でした。2番目は全体の5割ほどの親が挙げている「居空き(在宅中の侵入者)」、その後に「ゲームや動画の見すぎ」「知らないうちに外出」「熱中症など、急な体調不良」「火遊びなどによる火災」「ちゃんと食事しているか」「電話がかかってきた時の対応」といった回答が続きます。
どの学年でも不安なのは「誰かが訪ねてきた時の対応」「居空き(在宅中の侵入者)」です。学年別に見ると、低学年の子どもについては「知らないうちに外出」への心配が強くなっていますが、ある程度約束事が守れると親が判断する中学年以降では「ゲームや動画の見すぎ」への心配が強くなります。このことから、子どもだけでの留守番対策は、子どもの成長に合わせて少しずつ変えていく必要があることがわかるでしょう。
次に、「子どもだけで留守番する際の対策」についての学年別の調査です。
すべての学年で50%以上の親が回答していて1位となった対策は「誰かが訪ねてきた時の対応を話し合っておく」でした。
2位、3位は中学年以降の回答が多いものですが「家に帰ったら戸締りをするように約束しておく」「外出するときは行き先を親に伝えるよう約束しておく」で、低学年の子どもが留守番中に外出することはそもそもあまり考えられていないのでしょう。その後は「電話がかかってきた時の対応を話し合っておく」「カメラ付きインターホンを設置する」「他人に家の合鍵を見せないことを約束しておく」などが続きます。
低学年の子どもの留守番対策には、その後に続く「ホームセキュリティを契約する」「迷惑電話対策機能の付いた電話機を設置する」「家の中の様子を外から確認できるネットワークカメラを設置する」といった回答が多くなっており、低学年の子どもにはまだ親の管理が大切だと考えられていることがわかるでしょう。多くの家庭では中学年以降になると留守番に関する約束事を教え始め、高学年以降にはそのときの状況に応じて、子どもに自分で考えて対応させるように教えるようになるようです。
ホームセキュリティは子どもだけの留守番の強い味方!
共働き夫婦であっても、子どもだけの留守番はとても心配なものです。子どもだけで留守番をさせるのが多くなってしまうシングルマザーにとっては、心配であっても仕方がないというあきらめも大きいことでしょう。
そんなシングルマザーの心配を軽くしてくれる強い味方がホームセキュリティです。ホームセキュリティなら24時間365日最新のセキュリティシステムが自宅を見守ります。不審者の侵入や火災などの異常をセンサーが検知すると自動的に通報して、専門の訓練や経験を積んだプロのガードマンが駆けつけます。万一、お子さんがひとりで留守番をしているときに緊急事態が発生して、お母さんがすぐに駆けつけることができなくても安心です。
ALSOKでは月々4,070円(税込)から、ニーズに合わせてさまざまなプランを選択いただけます。
さらに、ALSOKではホームセキュリティ以外にもシングルマザーのお母さんが安心できるサービスもあります。
たとえば「アルボeye」は、自宅内にカメラを設置し、その映像をスマホでいつでもどこでも確認することのできるシステムです。外出先から子どもの帰宅、外出や火遊びなどの危険な行動をしていないか、勉強をきちんとしているかなどをチェックすることが可能です。温感センサーがあるため室内の温度もわかり、夏場など危険な暑さになっていれば電話で子どもに対策を指示できます。
また「まもるっく」はGPSを搭載した携帯通報端末です。この端末を子どもに持たせておけば、GPSによって子どもの居場所をスマホやPCで簡単に特定することができます。もし子どもに何か非常事態が起きたときには、端末のボタンを押すことで緊急通報ができ、家族への連絡はもちろん、いざというときにはガードマンの駆けつけも可能です。また、通話機能があるのですぐに安否確認ができます。こちらはモバイル端末なので留守番だけでなく、子どもだけでの習い事の行き帰りや、遅い時間の帰宅などの対策にもご利用いただけます。
シングルマザーがいかにたくましく子どもを育てても、1人でできることは限られており、心配ごとが尽きることはありません。
ALSOKの「ホームセキュリティ」「アルボeye」「まもるっく」などを利用して、留守番中の子どもへの不安を少しでも軽くしてはいかがでしょうか。
ALSOKの経験豊富なアドバイザーがそれぞれの家庭にぴったりのプランを提案いたします。相談は無料、まずはお気軽にお問い合わせください。