空き家を誰かが狙っている!侵入されやすい空き家の特徴と対策を解説

空き家を誰かが狙っている!侵入されやすい空き家の特徴と対策を解説

空き家管理 2020.08.04
空き家を誰かが狙っている!侵入されやすい空き家の特徴と対策を解説

空き家は全国的に増え続け、窃盗目的の不法侵入などが社会的にも大きな問題になっています。空き家が犯罪グループの拠点になる例もあるようです。近隣の治安にも影響する空き家対策として、不法侵入の手口を知り対策を講じる必要が出てきました。この記事では、不法侵入者に狙われやすい空き家の特徴について詳しく解説します。また、空き家を自分で管理するのが難しいときの対処法についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

全国的に空き家は増え続けている!調査データで分類される「その他の住宅」とは?

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空き家率-都道府県(平成25年. 30年)

空き家率の高い都道府県

平成30年 平成25年
1 山梨県 21.3% 22.0%
2 和歌山県 20.3% 18.1%
3 長野県 19.5% 19.8%
4 徳島県 19.4% 17.5%
5 高知県 18.9% 17.8%
6 鹿児島県 18.9% 17.0%
7 愛媛県 18.1% 17.5%
8 香川県 18.0% 17.2%
9 山口県 17.6% 16.2%
10 栃木県 17.4% 16.3%

空き家率の低い都道府県

平成30年 平成25年
1 埼玉県 10.2% 10.9%
2 沖縄県 10.2% 10.4%
3 東京都 10.6% 11.1%
4 神奈川県 10.7% 11.2%
5 愛知県 11.2% 12.3%
6 宮城県 11.9% 9.4%
7 山形県 12.0% 10.7%
8 千葉県 12.6% 12.7%
9 福岡県 12.7% 12.7%
10 京都府 12.8% 13.3%

出典:総務省統計局「平成30年住宅・土地統計調査結果」

不法侵入されやすい空き家とは?実態と防止策を押さえよう!

  • 庭の手入れがされていない
    庭木の剪定が長期間されず伸び放題になっていると、不法侵入者にとっては隠れやすくなるので不法侵入者に狙われやすくなります。雑草の手入れなども、定期的にされているのかがチェックされていて、荒れている庭は人の出入りがないと判断されて狙われやすい傾向があります。また、ゴミが不法投棄されている状態を放置しているような場合も空き家と判断されやすいので注意が必要です。
  • 郵便物がポストに多量に入っている
    チラシなどがポストにたくさん押し込まれ、そのままになっているような空き家は自ら空き家であると周囲に知らせているようなものといえ、不法侵入されるリスクが高まります。
  • 建物の周囲に足場になるものが放置されている
    不法侵入者は短時間で侵入したいため、窓の近くなどに足場になるものがあれば狙われやすくなります。
  • 鍵がひとつしかなく開けやすいものである
    鍵が古く、脆弱であれば当然侵入しやすくなるので、不法侵入者に狙われやすくなります。
  • 建物の手入れがされておらず、ひと目で誰も住んでいないとわかる
    外壁や屋根が剥がれたり、塗装のサビなどが放置されたりしていると空き家とわかってしまうことがあります。割れた窓ガラスの放置は最も気をつけなければいけません。

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