家の鍵をなくしたらどうすればいい?いざというときの鍵トラブル対処法
家の鍵をなくしたという話はよく耳にします。しかし、多くの人はそういった事態を想定していないため、いざ自分の身に降りかかると慌ててしまいがちです。確かに、ドアを開けたいのに開けられず、家の中にも入れないとなると不安な気持ちは募ります。そこで、本記事ではいざというときに慌てなくてもすむように、鍵をなくした場合の対処法について紹介します。
置き忘れた可能性がある場所を書き出してみる
家の鍵をなくしたら不安な気持ちになるのは誰しも同じです。しかし、それでもなんとか気持ちを落ち着かせなければなりません。焦りや不安は判断力を鈍らせてしまうからです。落ち着いて探せばすぐに見つけられるのに、焦ってしまうとそれができなくなってしまうということもあります。
まずは冷静になって、1日の行動を振りかえってみましょう。最後に鍵を見た場所と時間を思い出し、それ以降で鍵を置きっぱなしにした可能性のある場所を書き出してみるのです。たとえば、「玄関の棚」「公衆トイレなどの洗面所」「車の中」「下駄箱の上やロッカーの中」「机や椅子の上」などといった具合です。そのうえで、疑わしい場所を順番に探していきましょう。
ただし、距離が遠くすぐには探しにいけないという場合は、先に落し物が届いてないかを電話で問い合わせ、届いてなければ見つかったときに連絡してもらえるように伝えておくのが賢明です。
ちなみに、SNSに「鍵をなくした」という情報をあげるのは厳禁です。自分の不安や焦りを誰かに共有したいという気持ちも生じますが、誰もが見られるSNS上に投稿することで、鍵を見つけた人が悪用するといったリスクが生じてしまいます。
見つからない場合は警察に遺失届を出す
思い当たる場所をすべて探しても見つからなければ、警察へ遺失届を出すようにしましょう。そうすることで、誰かが拾って警察に届けた場合に連絡をしてもらえます。届出を出すのは最寄りの交番で構いません。交番は24時間開いていますし、もし近くにないのであれば電話でも対応をしてくれます。ちなみに、届けを出す際には遺失日時や紛失した場所、及び遺失物の特徴などの記入を求められます。したがって、事前にできるだけ思い出してメモしておくと、手続きがスムーズに行えます。
遺失届けの記入例
鍵屋に連絡して鍵を開けてもらう
鍵がすぐに見つからなかった場合には家に入るために鍵屋を頼る必要があります。ちなみに、開錠の依頼は電話で連絡するだけで大丈夫です。その際に「鍵の種類」「ブランド・メーカー」「鍵の形状」などを尋ねられるので、できるだけ答えられるようにしておきましょう。また、気になる料金ですが、これは業者や依頼内容などによっても異なってきます。一般的には5000円程度というのが一つの目安ではあるものの、開錠に高度な技術力を要するものほど高くなる傾向があります。ただ、加入している火災保険によっては鍵屋を無料で呼べるサービスが付帯している場合もあるので、あらかじめ確認しておくことをおすすめします。
万が一に備えるのならホームセキュリティがおすすめ
鍵をなくした際に心配なのが、拾った人が悪用するのではないかという点です。善良な人が拾ってくれれば問題はないものの、悪人の手に渡れば家に侵入されるといったことにもなりかねません。そこで、万が一の事態に備えるという意味でおすすめしたいのがホームセキュリティです。このサービスを導入すれば、不審者の侵入をすばやく感知し、ガードマンが現場に急行してくれます。そのうえ、火災の感知や緊急時の連絡機能なども備わっているので、一人暮らしの場合などでも安心です。
鍵をなくしたときは冷静に適切な行動を心掛けよう!
普段何気なく使っている鍵ですが、紛失してしまうと日常生活に大きな支障をきたすことになります。しかも、小さなものだけにいつどこで紛失しても不思議ではありません。その際に重要なのが、心当たりの場所を列挙してみるなどといった具合に、冷静になって適切な行動をとることです。この記事を参考にしつつ、問題の解決に向けてすべきことを一つずつこなしていきましょう。