金庫の鍵を紛失してしまったらどうすればよいのか
金庫の鍵が見当たらない、そんなときはどうすればいいのでしょう?金庫にしまうくらいですから、当然中には大切なものがたくさん入っています。大切な金庫の鍵をなくすような事態はなかなかないこととは思いますが、普段あまり開け閉めしない金庫を使っているような場合には、あながちないとは言い切れません。
ここでは、金庫の鍵を紛失したときの対処法をご紹介することにしましょう。
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金庫を壊して中身を取り出す
どうしても鍵が見つかりそうにない場合、まずおそらく誰もが考えるのが金庫を壊して開けるという方法です。
しかし、金庫はもともと壊れにくいように作られているもの。素人が専用の工具もなしに壊して開けるというのは至難の業です。業務用の大型のものなどは、鍵を壊されそうになるとさらにロックがかかり壊れない構造になっている場合もありますのでとくに注意が必要です。持ち運びが簡単にできる手提げ金庫、家庭用の耐火金庫などはまだ壊せる可能性もありますが、バールやハンマーを使って鍵の部分を壊し扉をこじ開ける、金鋸などを使って蝶番の部分を切断するという荒技をやってのけなければなりません。トライしてみればわかりますが簡単ではありませんし、怪我をする恐れがありますので絶対に止めてください。金庫を破壊するのはあくまで町の金庫屋さんなどに解錠を頼んでも開かなかった場合に、金庫屋さんに頼んでやってもらうという選択をするのが賢明です。
メーカーに合い鍵の作成を依頼する
金庫のメーカーがどこかが分かれば、合い鍵作成を依頼することができます。
カスタマーサービスへ電話したりホームページの問い合わせフォームを利用したりして合い鍵作成を依頼しましょう。その際、申込者の氏名、住所、電話番号、金庫のシリアルナンバーなどの情報が必要となります。セキュリティ上の観点から、身分証明書の提示を求めるメーカーがほとんどです。発注してから1~2週間で合い鍵が届けられます。しかし、古い金庫の場合は、メーカーがすでに倒産などしていて連絡が取れないというケースもあります。そのような場合はもうプロの鍵開け業者に依頼するしか方法はないでしょう。
鍵開けの業者を呼ぶ
金庫の鍵を紛失してしまい、少しでも早く扉を開けたいときには、鍵開けの業者を呼ぶ方法があります。鍵開けの業者に頼むと、電話一本で駆けつけてくれて、大抵30分程度の作業時間で開錠してくれます。鍵を紛失したその日のうちに鍵を開けることができ、金庫をこれまでと同じように使うことも可能です。また、業者は鍵開けのプロであることから、金庫を壊すこともなく丁寧に開けてくれます。さらに、鍵の交換や合い鍵の作成なども一緒に依頼することができるため、これまでよりも防犯性の高い鍵に交換することも可能です。鍵の交換や合い鍵作りは鍵開けのついでに依頼できるため、時間もさほどかかりませんのでおすすめです。
鍵の閉め忘れをチェックしてくれるホームセキュリティ
大切なものがしまわれている金庫の鍵は、本来なら紛失しないように注意深く保管しなければならないものの代表的なもののひとつです。しかし、そんな金庫の鍵でも紛失してしまうようなうっかりさんは、ひょっとしたらしょっちゅう家の鍵も閉め忘れたりしているのではないでしょうか?
侵入盗の侵入経路のトップは無施錠の窓や玄関からの侵入ですから、鍵の閉め忘れはとても危険です。そんなうっかりさんにおすすめなのがALSOKのホームセキュリティです。
24時間365日センサーが不審者の侵入や火災、ガス漏れなどを見張ってくれますし、異常を検知すればガードマンが駆けつけます。また外出時の鍵の閉め忘れをお知らせする機能がついているのはALSOKのホームセキュリティだけです。
金庫の鍵をなくしたという人はぜひこの機会にALSOKのホームセキュリティの導入を検討してみてはいかがでしょうか。