災害時には、防災セットが1つにまとまっていると便利です。そのため、持ち出し用の非常袋としてリュックサックを用意します。リュックサックであれば両手があくため、小さなお子さんがいらっしゃる場合などにも手を取って避難することが可能になります。
防災セットには非常食や保存水などを用意します。避難先ですぐにご飯が食べられるとは限りません。飲み水も十分ではないことを考え、避難する人数分は入れておきましょう。お子さんが一緒であれば、日持ちするお菓子なども実用的です。また災害の状況がチェックでき、親や親戚などと連絡が取り合えることから、スマホも防災グッズの1つといえます。しかし、充電がなくなってしまうと使えなくなるため、充電器も入れておきましょう。乾電池式の充電器やモバイルバッテリーがあれば役に立ちます。
衛生面での不安も考えられるため、簡易トイレや衛生用品、ウェットティッシュなども必要です。タオルやマスクも忘れずに入れておきましょう。そのほか、防水や防寒ができるグッズも便利です。レインコートやアルミのブランケットは必ず入れておかなければなりません。
万が一に備えてホイッスルも常備し、現金も入れましょう。忘れがちな身分証はコピーして非常袋に保管しておくと、もしものときにも安心です。そのほか、あると便利なものに手回しラジオが挙げられます。歯磨きシートや水が不要なシャンプーも入れておくと、快適度がアップするでしょう。安全対策としてヘルメットや手袋、ゴーグルなども便利です。スリッパや着替えがあると避難所でも困ることがありません。さらに、エアーマットやウォーターバッグ、トイレットペーパーも入れておくとよいでしょう。救急セットや紙の食器、ラップ、乾電池もあると助かります。最低限非常袋に用意しておきたいものとその数量をリストにまとめました。