【ALSOKアンケート】離れて暮らす親をもつ子どもの意識~火の不始末や戸締りの不安と対策~
新型コロナウイルスの蔓延で夏休みにも帰省できない人が増える中、ALSOKでは65歳以上の高齢の親と離れて暮らしている40代・50代の男女500人に「離れて暮らす高齢の親を持つ子どもの意識調査」を実施しました。主な調査結果についてはプレスリリースにて発表した通りですが、ここではプレスリリースでは書ききれなかった詳細な内容をシリーズ化してお届けいたします。
第1弾は離れて暮らす親の「火の不始末や戸締り」に対しての不安解消法について。どのくらいの人が不安を感じているのか、また調査対象者が選択している対策とその内容をご紹介します。
不安を解消できていない人が過半数
【Q5_1】親と直接会えないことによって、「親自身のこと」について不安に感じる、感じたことはありますか。あてはまるものをすべてお答えください。また、親に関して今後、「自分が関わること」について不安に感じる・感じたことをお答えください。(お答えはそれぞれいくつでも)
『親と直接会えないことによって、「親自身のこと」について不安に感じる・感じたことはありますか』という問いに対し、不安に感じるという回答は75.4%。多くの人が、離れて暮らす親に対し、何かしらの不安を抱えているようです。
何が特に不安かということについて質問したところ、比較的多かったものの一つが「火の不始末や戸締り」で、14.0%を占めました。
では、離れて暮らす親の「火の不始末や戸締り」に対する不安を解消するためにどのような対策や行動をとったかという問いに対しては、以下のような調査結果でした。
【Q6_1】「親自身のこと」で不安に感じる・感じたことがあるものについて、不安を解消するためにどのような対策や行動を行いましたか。「自分が関わること」で不安に感じる・感じたことがあるものについて、不安を解消するためにどのような対策や行動を行いましたか。(お答えはそれぞれいくつでも)
離れて暮らす親の火の不始末や戸締りが心配でも、半数を超える51.4%の人が「実際に対策や行動しなかった」と回答しています。心配でも、どのように対策すればいいのかわからないという人も多いようです。
多くの人が選んでいる解決法は
では、離れて暮らす親の火の不始末や戸締りについて何かしらの対策を講じている人は、どのような方法を用いているのでしょうか。具体的な方法を、調査対象者に多く選ばれているものから順にみていきましょう。
連絡する頻度を増やす
最も多かった方法が「連絡頻度を増やす」で、22.9%を占めています。電話などで頻繁に話をしていれば、認知症の心配はないかなどの親の健康状態を把握するとともに、寝タバコや火元、戸締り確認などを注意することができます。
親の家の近所の人に相談する
続いて多かったのが近所の人に相談するというもの。特に長年住み慣れた地元のご近所であれば信頼でき、挨拶代わりに注意喚起してもらうこともできるでしょう。親の体調に変化や不安を感じたら、連絡してもらえるくらいの関係であればより安心です。いざというときに頼れるよう、日頃の挨拶やおつきあいを大切にしておきましょう。
WEBカメラで見守り
親の自宅にWEBカメラを設置して、パソコンやスマホを使ってチェックするという人も増えています。HOME ALSOK「アルボeye」なら、高齢の親の見守りカメラとしても最適。スマホで映像を確認しながら双方向音声機能で会話もできるので、離れていても身近に感じられます。
民間の安否確認システム
WEBカメラでの見守りのほか、ガスや電気の使用量やセンサーを使った民間の安否確認システムを選んでいる人もいるようです。サービス内容は企業によって異なりますが、万が一を見逃すリスクが軽減できます。
GPS付きの携帯電話など端末を渡す
いざというとき、すぐに対応ができるような準備を整えておくことも重要です。ALSOKの「まもるっく」は、通話もできる防犯専用端末です。万が一の際は、備え付けのストラップを引くことで緊急通報、防犯ブザーの鳴動、登録者への状況報告が可能。ALSOKに駆けつけを依頼すれば、すぐにガードマンが直行します(別途有償)。GPSで位置確認もできるので、自宅の外で何かあった場合にも安心です。
プロのみまもりで令和の親孝行を
帰省したくてもできない場合、離れて暮らす親の状況が気になりますよね。
HOME ALSOKの「みまもりサポート」は、そんな心配を解決してくれる高齢者向けのサービスです。火の不始末による火事をはじめ、急な体調不良や侵入者などのトラブルに遭遇したときには、緊急ボタンを押すだけで24時間365日対応のガードマンが駆けつけます。
また、ALSOKヘルスケアセンターを併設し、ボタンを押すだけでいつでも気軽に健康相談できるなど高齢者に優しいサービスも充実。設置も簡単でインターネット回線は不要。固定電話回線と電源があれば利用できるので、一人暮らしの高齢の親への親孝行にもぴったりです。