梅雨時期でもすくすく成長!6月に種まきができるお花6選
梅雨の時期は雨の日が多く、地面がぬかるみやすくなっています。そのため、雨が多い6月頃は種まきに不向きな時期と思っていませんか。実は、6月でも種まきができるお花がいくつかあります。そこで今回は、梅雨時期である6月に種まきができるお花についてご紹介します。
梅雨の期間
梅雨は、晩春から夏にかけて曇りや雨の日が多くなり、日照が少なくなる季節現象のことをいいます。
梅雨を迎える時期は5月~6月頃ですが、地域によって梅雨入り時期が異なります。比較的温暖な地域である沖縄は5月初めから中旬頃、九州は5月末から6月初旬頃。関東や東北地方では、6月に入ってから梅雨の時期を迎えます。梅雨の期間は、大体1カ月~1カ月半です。
じめじめした梅雨の時期は憂鬱な気分になりがちですよね。だからこそ、この梅雨の期間に花を植えて気分転換してみませんか?梅雨明けに開花を楽しむことができますよ。
梅雨の季節!6月に種まきできる花
梅雨に種まきできる花は、梅雨が明けた夏に開花します。そのため、暑い時期でも強く育つお花がほとんど。では、6月でも種まきができるお花を見ていきましょう。
1.アサガオ
アサガオは、夏に咲く代表的なお花です。小学生のときに育てたという方も多いのではないでしょうか。朝に咲いて昼にしぼむことから「朝顔」とも書きます。花色はむらさきや青、白やピンクがかった色など、品種によってさまざまです。円錐形でラッパの先端のように咲くのが特徴です。
ツルが巻き付いて育つため、グリーンカーテンにすることもできます。庭やベランダの暑さ対策にもなるため、人気のお花です。
アサガオは、発芽する温度が20~25℃と高め。種まきは気温が高くなってくる5~6月に行うのがおすすめです。
アサガオの花言葉は、「愛情」「はかない恋」です。朝に花が咲き昼にしぼむ姿が、恋愛と同じようにはかないものという由来があります。
2.ヒマワリ
鮮やかな黄色がキレイなヒマワリも夏を代表するお花の1つです。和名は「向日葵」と書き、漢字の通り太陽のように大きいのが特徴です。
ヒマワリは大輪の花を咲かせますが、実は花びらの部分にはおしべがなく、1枚1枚が独立した花の集合体です。また、中心部分の黒いところは「筒状花(とうじょうか)」と呼ばれていて、この部分も1つ1つが独立したお花です。筒状花にはおしべとめしべがあるため、種ができます。
ヒマワリは草丈が高いイメージがありますが、最近は草丈が30cm程度の品種もあり、育てやすくなっています。開花時期は7~9月。発芽温度が高いため、種まきは4~6月に行うのがおすすめです。寒冷地の場合、暖かくなってくる5~6月頃が適しています。
ヒマワリの花言葉は、「あなただけを見つめている」です。太陽の光に向かってまっすぐ伸びるイメージや、太陽神アポロンに恋をした水の妖精・クリュティエがヒマワリになった、というギリシャ神話が由来とされています。
3.ジニア
ジニアは、暑くても休むことなく咲き続ける一年草のお花です。100日間ものあいだ咲き続けることから、和名では「百日草」と表記されます。花の色は、ピンクや白、オレンジ、黄色などがあります。また、品種によっては一重咲き、八重咲き、絞り咲きなどさまざまな形があるのもジニアの特徴です。
ジニアの種まき時期は、4~6月頃。発芽には20℃以上の温度が適切なため、気温が高くなってきた頃に種まきをすると良いでしょう。開花は5~11月と、夏から秋にかけて楽しむことができます。梅雨の時期に種まきをすれば、梅雨が明けた夏には開花します。
ジニアの花言葉は、「不在の友を思う」「遠い友を思う」「別れた友への思い」「絆」です。ジニアの花言葉には、遠く離れた友人を思う気持ちが込められているため、遠くに住む友人への贈り物としてもぴったりといえます。
4.コスモス
秋のお花ともいえるコスモス。ピンクや白のコスモスをイメージされるかもしれませんが、ここ最近は黄色やオレンジなど花色が豊富になってきています。
コスモスは開花時期が長く丈夫なので、ガーデニングに向いているお花です。
種まきに向いている時期は、3月から7月下旬まで。早咲きのコスモスは3カ月で開花するため、梅雨の時期に種まきをしても、秋頃にはコスモスを楽しむことができます。秋咲きのコスモスは、6月~7月下旬の種まきが適しています。
コスモスの花言葉は、「乙女の真心」「純潔」「愛情」です。可憐な花を咲かせるコスモスにはぴったりの花言葉ですね。
5.マツバボタン
暑さに強く寒さに弱いマツバボタン。江戸時代から花壇用のお花として親しまれていて、別名でツメキリソウやヒデリソウと呼ばれることもあります。花は直径3cmほどで枝先に咲かせます。また、マツバボタンの葉は多肉質の円柱形となっていて特徴的です。
花の形は、一重であったり八重であったりと品種によって異なり、さまざまな種類を楽しむことができます。花色も、ピンクや赤、黄色など豊富です。マツバボタンは比較的にコンパクトな品種が多いため、狭い場所でも育てやすいでしょう。
マツバボタンの種まきに最適な時期は4~6月で、20~25℃が適切な発芽温度です。開花は6~9月頃です。
マツバボタンの花言葉は、「無邪気」「可憐」です。色鮮やかに咲く、かわいい小さな花を咲かせることからきているといわれています。また、男性がケンカをしてピストルを抜こうとしたときに足元に無邪気に咲いているマツバボタンを見て我に返るというエピソードも、花言葉の由来とされています。
6.インパチェンス
インパチェンスは、アフリカ原産で高温多湿に強いお花です。比較的丈夫で、日の当たらない場所でも育てることができます。
花色は、ピンクや白、赤やオレンジなど豊富で、白とピンクのバイカラーなどもあります。形も一重咲きだけでなく、バラのように咲く品種も楽しめるのが特徴的です。
種まきに適しているのは、5~6月とちょうど梅雨の時期です。開花時期は5~11月までと、初夏から秋頃まで長く楽しめます。ただし乾燥には弱いため、梅雨が終わり日照りの続く時期などには水やりが必要です。
インパチェンスは、熟した果実に少し触っただけでも弾けて種が飛び出すことから、ラテン語で「がまんができない」という意味があります。
インパチェンスの花言葉「私に触れないで」には、こうした理由があるようです。他にも、インパチェンスには「鮮やかな人」「豊かさ」という花言葉もあります。
ガーデニングとともに庭の防犯も強化しよう
空き巣に狙われる家の特徴の一つとして、高い塀や生け垣があり、手入れされていない庭が挙げられます。
手入れがされていない庭を持つ家は「住居管理が甘い=防犯意識が低い」と判断され、伸びきった雑草や庭木は身を隠す範囲を広げ、空き巣が「侵入しやすい」と感じる環境を作ってしまうのです。逆に手入れがされている庭を持つ家は、周囲から庭がよく見えるため身を隠す場所もなく、防犯意識が高い印象を与えます。
そのため、庭で雑草の手入れや種まきをして花を咲かせることは、ガーデニングの楽しみだけでなく防犯対策にも繋がります。
さらに高度な防犯対策としておすすめなのが、ALSOKの「ホームセキュリティ」です。
ALSOKの「ホームセキュリティ」は、365日24時間警備。異常を検知すると、ガードマンが現場に急行します。
まとめ
今回は、6月に種まきができるお花を6つご紹介しました。夏を代表するアサガオやヒマワリ、夏から秋にかけて楽しめるジニアやインパチェンスなどは、梅雨を迎える5~6月頃に種まきをすることができます。梅雨の時期から種まきをして、夏~秋に咲くお花を楽しみに過ごすのはいかがでしょうか。