秋から始める庭づくり!9月の種まきでおすすめの花4選

秋から始める庭づくり!9月の種まきでおすすめの花4選

家庭菜園 2021.06.17
秋から始める庭づくり!9月の種まきでおすすめの花4選

暑い夏が終わり、気温が落ち着いてくる9月。庭づくりをするならおすすめの時期です。では、9月はどのようなお花の種まきができるのでしょうか。今回は、秋に種を植えられるお花をご紹介します。

9月は季節の変わり目

9月は暦の上では「秋」ですが、例年は中旬頃まで夏の残暑が続きます。中旬~下旬にかけては朝晩の気温が下がり、秋の涼しさを感じられる日が増えてきます。同時に昼と夜の気温差や寒暖差が大きくなるため、体調管理には気を付けましょう。

秋はガーデニングに最適!

秋に入ると涼しくなるため、ガーデニングがしやすくなります。日差しが和らぐため管理がしやすい花が多くなり、ガーデニング初心者の方も挑戦しやすい時期です。このタイミングで、秋の庭づくりを始めてみてはいかがでしょうか。
秋に種をまくことで、早くても冬から、遅くても春ごろにはお花を楽しむことができます。

秋のガーデニングの注意点

秋のガーデニングを行う際に注意したいのが、台風です。9月は台風が上陸することが多いため、お花を傷めてしまわないように工夫が必要です。お花はできるだけプランターに植えて、台風が来るときに屋内で管理するようにしましょう。屋内にしまうことができない場合は、複数のプランターをまとめておき、防風ネットで覆うと安心です。

初心者でも簡単に種まきできる9月の花

9月に種まきできるお花を4つご紹介します。

  • かすみ草
  • ルピナス
  • スイートアリッサム
  • クリムゾンクローバー

かすみ草

かすみ草

かすみ草は、草丈が1m以上と大きく育ち、小さな白いお花をたくさん咲かせるのが特徴です。花が少し大きいものや、薄いピンク色の花を咲かせるものもあります。

かすみ草は花束にも人気のお花ですが匂いが独特のため、他の花と一緒に植えたり、切り花にしたりする場合は匂いに注意が必要です。
かすみ草は、秋まきを9~10月に行います。開花は、5~7月ごろです。乾いた土でよく育つため、水はけの良い土で育てるようにしましょう。
暑さが苦手なので夏に育てるのは不向きなお花ですが、1日に12時間以上日差しを浴びないと花が開花しない長日植物です。気温が高すぎず、かつ日当たりの良い場所で育てる必要があります。

かすみ草種まきスケジュール

かすみ草全体の花言葉は、「感謝」と「幸福」です。卒業式や結婚式などの場で飾られることの多いかすみ草は、感謝や幸福というイメージがぴったりです。
また、花の色別に花言葉があり、白いかすみ草は「無邪気」「清らかな心」「幸福」「親切」「感謝」です。ピンク色のかすみ草には、「切なる願い」や「感激」という花言葉がつけられています。

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ルピナス

ルピナス

ルピナスは、空に向かって伸びた花茎に鈴なりに花を咲かせるのが特徴です。冷涼で乾燥した環境を好むため、蒸し暑い夏が来る日本では一年草とされています。
赤やピンク、オレンジなど、お花のカラーはさまざま。品種によっては1m以上に成長します。ルピナスの花は、藤に似たお花が上向きに咲くことから、逆さ藤や登り藤と呼ばれることもあります。ルピナスの発芽適温は15~20℃のため、種まきに最適なのは9月上旬~10月ごろ。冬を越し、4月ごろから開花します。

ルピナス種まきスケジュール

ルピナスの花言葉は、「想像力」「貪欲」「空想」です。花の色別に花言葉があり、白いルピナスは「つねに幸せ」、黄色のルピナスは「多くの仲間」とつけられています。

スイートアリッサム

スイートアリッサム

スイートアリッサムは、もともと「アリッサム」と同じお花とされていましたが、のちに別の品種として分類されました。スイートと名前にある通り、ほんのりと甘い香りがします。小花がたくさん咲くため、花束のようになるかわいらしいお花です。
スイートアリッサムは高温多湿に弱いため、9月中旬ごろから種をまくのがおすすめ。早ければ冬頃から開花します。乾燥に強く、丈夫なので初心者の方でも育てやすいお花です。
カラーは、ピンクや白、紫など。小さなお花ではありますが、たくさん咲くため花壇を彩ってくれますよ。

スイートアリッサム種まきスケジュール

ほのかに甘い匂いを漂わせる小さなお花をたくさん咲かせることから、スイートアリッサムの花言葉には「優美」とつけられています。他にも、「美しさに優る価値」や「飛躍」という花言葉もあります。

クリムゾンクローバー

クリムゾンクローバー

クリムゾンクローバーは、クローバーの1種です。春になると茎を伸ばして細長い赤い花を咲かせる特徴があります。その姿がキャンドルに似ていることから、ストロベリーキャンドルとも呼ばれています。
クリムゾンクローバーは、本来は多年草ですが、暑さに弱く夏には枯れてしまうこともあり日本では一年草として取り扱われています。9~10月に種まきをして4~6月ごろに開花します。

クリムゾンクローバー種まきスケジュール

クリムゾンクローバーの花言葉は、「素朴な愛らしさ」「胸に火を灯す」「幸運を運ぶ」です。「胸に火を灯す」は真っ赤なクリムゾンクローバーがキャンドルの炎を連想させることが由来といわれています。

庭をキレイにして防犯対策をしよう

空き巣に狙われる家の特徴の一つとして、庭が手入れされていないことが挙げられます。
放置された状態の庭は「住居管理が甘い=防犯意識が低い」と判断される要因となり、生い茂った雑草や庭木は身を隠す範囲を広げ、空き巣が「侵入しやすい」と感じる環境を作ってしまうのです。逆に庭の手入れが行き届いている場合は、周囲から庭がよく見えるため身を隠す場所もなく、防犯意識が高い印象を与えます。
そのため、雑草の手入れや種まきをして花を咲かせ、庭をキレイに保つことは、ガーデニングの楽しみだけでなく防犯対策にも繋がります。

さらに高度な防犯対策としておすすめなのが、ALSOKの「ホームセキュリティ」です。
不審者の侵入などの異常を検知すると、ガードマンが現場に駆けつけます。

さらなる防犯対策として、防犯グッズの導入もおすすめです。防犯カメラや防犯ガラスフィルム、防犯砂利などを利用してセルフセキュリティを行いましょう。

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まとめ

今回は、9月に種まきできるお花をご紹介しました。
9月は暑い夏から涼しくなってくる季節なので、ガーデニングがしやすくなってきます。ただ、気温の変化が激しく台風も上陸しやすいため、雨風対策も行いましょう。秋冬は花壇がさみしくなりがちですが、日ごろから庭の手入れをしておくことは、空き巣などの防犯対策につながります。冬~春の開花を楽しみに、種まきから庭づくりを始めてみませんか。

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