子どもの習い事は何歳から?年齢別でのおすすめの習い事

子ども 2024.9.10更新(2021.08.27公開)
子どもの習い事は何歳から?年齢別でのおすすめの習い事

お子さまがいるご家庭では、「子どもの習い事」がたびたび話題になるのではないでしょうか。「何歳から習い事に通わせたら良いか」「何を習わせるのか」など、子どもの習い事には気になることが多くあります。子どもを1人で通わせることになれば、外出時や帰宅時の安全面も心配です。この記事では、子どもの習い事を始める年齢やおすすめの習い事、選び方のポイントなどをご紹介します。

目次

子どもの習い事は何歳から?

子どもは何歳くらいのタイミングで習い事を始めるご家庭が多いのでしょうか。
次のデータはSHUFUFUによる、子どもが習い事を始めた年齢に関する調査結果です。

子供に何歳から習い事をさせた?

出典:SHUFUFU「【アンケート調査】子供に習わせて良かった習い事ランキング結果!みんな何歳から習わせている?」

もっとも多かった回答は「5歳」、次に「4歳」が続きました。さらに続いて「3歳」、「6歳」が多くなっています。全体で見ても、未就学(6歳以下)の年齢には習い事を始めているのが多いことが分かります。
人は、6歳までに脳が急速に発達するといわれています。子どもが小さいうちに習い事をはじめることで、潜在能力を伸ばすだけでなく、子どもが好きなことや得意なことを見つけるきっかけになるのです。

【年齢別】子どもにおすすめの習い事

習い事をする子供のイメージ

習い事は子どもの年齢に合わせて選ぶことが大切です。ここでは、子どもの年齢別におすすめの習い事をご紹介します。

0歳の子どもにおすすめの習い事

  • リトミック
  • ベビーヨガ
  • ベビースイミング

0歳の赤ちゃんは、まだパパ・ママが目を離せない状況です。そのため、この時期の習い事は親子で参加できるものが適しています。
体の感覚やリズム感を身につけるリトミック教室や、親子で習えるヨガ教室などが人気です。0歳の赤ちゃんでも参加できるベビーコースを設けているスイミングスクールもあります。

1~2歳の子どもにおすすめの習い事

  • リトミック
  • 幼児教室
  • スイミング
  • 音楽教室

1歳になると少しずつ自分の足で歩けるようになり、2歳を迎える頃には会話を通じて親子で簡単な意思疎通を図ることができる子も増えてきます。この歳から習い事を始めるなら、表現力や思考力、集中力、またリズム感や基礎体力などを伸ばせるものが良いでしょう。おすすめの習い事は、音楽に合わせて体を動かすリトミック教室や、さまざまな遊びや学びを体験できる幼児教室などです。幼児教室は、自宅に教材が届く通信教育型のものもあります。
また、スイミングを1~2歳から始めて水に慣れさせるケースもあります。小学校の水泳の授業で困らないようにしてあげたい、と考えるパパ・ママが多いようです。
さらに、音楽系の習い事を始めるのもこの年代が多く、特定の楽器を習うよりは歌やダンス、曲に合わせさまざまな楽器を鳴らして楽しめる教室がおすすめです。幼児向けの音楽教室では、年齢に合わせて同じ先生がそのままピアノ教室に移行してくれる仕組みがある教室もあります。

3~4歳の子どもにおすすめの習い事

  • 英会話
  • バレエ
  • サッカースクール
  • ピアノ

3~4歳になると日常生活でもできることが増え、さまざまなことに興味を持ち始めます。この頃から、特定の教科やスポーツ競技に関する習い事への人気が高まってきます。幼児向けの英会話教室や体操教室、バレエ教室やサッカースクールなどに通う子どもが増えるのもこの年齢です。音楽教室でも、ピアノやギターなどの特定の楽器を習い始める方が増えます。

5~6歳の子どもにおすすめの習い事

  • 柔道
  • 空手
  • 英会話
  • プログラミング教室
  • 絵画教室
  • 書道教室

就学直前の5~6歳では、学校へ通うことに備え、特定の科目の教室に通い始めたり、パソコンなどIT機器を使って学んだりする子どもが増えます。スポーツの習い事では、礼儀作法が身に付く柔道や空手などの武道も人気です。
また5~6歳は、手先を器用に使えるようになり想像力も豊かになります。文化系の習い事では、就学後の授業に役立つ英語・プログラミング教室の人気が高くなります。絵画教室や書道教室など、子どもの興味を生かして学べる習い事もおすすめです。

6~12歳の子どもにおすすめの習い事

  • スイミング
  • サッカー・フットサル
  • 学習塾・英会話などの語学
  • プログラミング教室
  • 習字
  • ピアノ

6~12歳は小学校に通う年齢であり、自分のやりたいことや興味があることがはっきりし始める年齢です。
この年齢で習い事をさせる場合は、パパ・ママの考えだけではなく子どもの意見も尊重しましょう。
例えば、体を動かすことが好きな子どもには、サッカーや野球、バスケットボールなどがおすすめです。運動能力が向上するのはもちろん、集団行動に慣れ、協調性を身につけることもできます。
また、小学校では机に向かう時間や文字を書く機会が増えるため、集中力やきれいな文字を書く能力を養うために習字を始める子どもも増えます。さらに、学年が上がると、中学受験を見据えて専門に対策してもらえる学習塾に通わせるケースも見られます。
いずれも、子どもの興味や長所を伸ばすことが、スキルの習得や長期的な学びに繋がります。

習い事に通わせるメリット

子どもたちを習い事に通わせることで、次のようなメリットを得られます。

自信がつく

習い事を通して目標を達成したり、努力したりすることで子どもの自信に繋がります。習い事では「○○ができるようになる」や「○○点を取る」などの目標を立てて取り組むケースが多く、子どもは達成を目指して多くの努力をします。目標を達成した場合はもちろん、努力する過程の学びも多く、挑戦する気持ちや達成感を味わうことができます。

コミュニケーションや挨拶を学べる

子どもの頃から習い事に通うことで、コミュニケーションや挨拶の仕方を自然と学べるのもメリットです。習い事では同年代の友達以外に、年上の子どもや年下の子ども、先生、コーチなど多くの人と関わるため、コミュニケーションの取り方や挨拶の方法を学ぶ機会になります。スポーツなどチームプレイや複数人で協力して行う習い事では、協調性が身につきます。
また、新しい友達作りのきっかけにもなるでしょう。習い事を通じて共通の趣味や目的を持つ友達を作ることで、新しいコミュニティ形成に役立ちます。

パパ・ママの気分転換にもなる

習い事の中にはベビースイミングや空手など、親子で一緒に参加できるものがあります。
親子で参加し、ほかのパパ・ママとコミュニケーションを取ったり、子どもとスキンシップを図ったりすることで、パパ・ママにとっても運動不足の解消や心身のリラックスに繋がります。

習い事に通わせるデメリット

子どもを習い事に通わせる場合、多くのメリットがある一方で、次のようなデメリットもあります。

突発的な費用が発生することがある

習い事に通わせる際、月謝以外にも習い事で使用する道具の購入が必要な場合があり、まとまった費用がかかります。習い事によっては試合の交通費や遠征費用など突発的な費用が発生することもあり、想像以上に出費がかさむものです。また、兄弟が増えたり年齢が上がったりすることで月謝が増額するケースも考えられます。
子どもを習い事に通わせる際は、実際に通っている方に費用感を尋ねたり、教室の先生に相談したりしましょう。

子どもの自由時間が減る

習い事に通い始めると、子どもの自由時間が減ります。多くの子どもは友だちと遊びたい、ゲームをしたいなど、学校以外の時間は自分のやりたいことをして過ごしたいと考えるものです。そのため、習い事に通うことで自分のしたいことができないと、少なからずストレスを感じる可能性があります。
友達と遊ぶ時間や学校の宿題をする時間、子ども自身が休息をとる時間などを確保しつつ、子どもの希望を確認しながら、少しの時間から始められる習い事を選ぶと良いでしょう。

子どもの習い事を選ぶときのポイント

ピアノを弾く子供のイメージ

子どもに習い事をさせるとき、「子どもに合わせた習い事選び」に迷うかもしれません。ここでは、子どもの習い事を選ぶポイントをご紹介します。

子ども自身が興味を持てるか

習い事を始める際、子どもがその習い事を好きになり、楽しんで通ってくれることが何よりも重要です。パパ・ママが「習わせたい」と思っても、子ども自身が難色を示した場合、無理に押し付けると長続きしないこともあります。そのため、子どもの興味がない習い事に無理に通わせるのは避けた方が良いでしょう。
実際に通い始めた後も、子どもが楽しめているか定期的に確認することをおすすめします。

先生や教室の雰囲気と相性が合うか

子どもが興味のある習い事でも、雰囲気が合わない教室に通うと長続きしません。同じ習い事でも先生や教室によって雰囲気が変わるため、入会前に子どもとの相性を確認しておきましょう。
また、教室によっては対象年齢や人数制限が設けられているため、入会の条件も確認しておくことが重要です。

習い事にかかる費用は予算内か

習い事は月謝や施設利用料、教材費などの費用がかかります。毎月固定で発生するため、「月にいくらまでなら出せる」というように、予算を設定して慎重に検討しましょう。特に、月々の費用が3,000円~6,000円ほどの習い事が人気です。歌や英会話など道具のいらない習い事は費用も比較的低く抑えられますが、教室によっては施設利用料や教材価格が高いケースもあります。
また、子どもが発表会や競技会に出る場合、衣装や遠征費用など月謝以外の出費が発生することもあります。

送迎が負担にならないか

親子で通う習い事ならパパ・ママが一緒に通う前提で予定を立てられますが、子ども1人で通う習い事にも送迎が必要です。送迎が仕事や家事などの負担にならないか事前に検討しておきましょう。
また、体調不良や急な用事などにより、習い事を休まなければならないときがあります。そのような場合に、別日への振替や日程変更の対応を柔軟にしてくれる教室を選ぶのがおすすめです。

習い事を始める際は子どもの安全対策も考えよう

子どもがある程度大きくなってからは、送迎をせず子どもだけで習い事に通うご家庭もあるでしょう。パパ・ママの事情で、外が暗くなる時間帯に1人で帰宅させることもあるかもしれません。
習い事を始める際は、子どもの安全対策についても考えましょう。習い事の行き帰りで心配なのは、交通事故です。
警察庁が平成30年から令和4年に起きた交通事故を分析したところ、小学生の交通事故で一番多いのは飛び出しで、歩行中死者・重傷者の約4割は飛び出しが原因となっています。また、小学1年生の歩行中死者・重傷者数は6年生の約3.2倍となっており、学年が低いほど歩行中の事故が多くなっています。そのため、子どもが小さいうちから正しい交通安全教育を行う必要があります。

また、子どもの1人歩きには誘拐の危険性もあります。「知らない人にはついていかない」「車には乗らない」など、万が一に備えて日頃から子どもと話し合い、防犯意識を高めておきましょう。

外出時や学校からの帰宅時は明るく人通りのある道を選び、防犯ブザー等の防犯グッズを持ち歩いて緊急時にすぐに助けを求められるようにすると安心です。
ALSOKでは、習い事で外出中のお子さまの安全を守るサービス「まもるっく」をご提供しています。まもるっくはGPSを内蔵した小型端末で、万が一のときはストラップを引くことで「緊急通報+防犯ブザーの鳴動」を同時に行うことができます。緊急通報があると、保護者の方へすぐに通報現場の位置情報と状況を通知。依頼があればガードマンが現場へ駆けつけて対処します。
外出時や帰宅時の安全を守るために、ALSOKの防犯サービスを活用してみませんか。

また、お子さまに短時間の留守番をさせることもあるでしょう。お子さまが留守番中の住宅に不審者が侵入したり、火災が発生したりすることも考えられます。そのため、お子さまが1人で留守番をする時間がある世帯には、ホームセキュリティサービスの導入をおすすめします。
ALSOKのホームセキュリティ「HOME ALSOK Connect」では、「セルフセキュリティ」「オンラインセキュリティ」の2つから選択できます。セルフセキュリティでは、お手頃価格でホームセキュリティを実現でき、もしもの時にはガードマンの依頼駆けつけが利用可能です。オンラインセキュリティでは、不審者の侵入や火災などの異常発生時には自動でガードマンが駆けつけます。さらに、スマートフォンを自動認証できる機能によって、スマートフォンを玄関などにあるホームセキュリティ機器本体に近づけるだけで警備解除ができ、外出時はワンタッチで警備を開始できるため警備操作が簡単です。「HOME ALSOK Connect」は、戸建て住宅だけでなく、集合住宅でも導入可能です。相談は無料、専門のアドバイザーがあなたのニーズにぴったりのプランをご提案いたします。ぜひ、お気軽にご相談ください。

まとめ

子どもの習い事は、小さいうちから通わせてあげたいと思うパパ・ママも多いでしょう。長く続けられ、子ども自身が楽しめるものを選んであげたいですね。
習い事は、さまざまな人とコミュニケーションをとる機会があり、子どもの社会性を育むことができます。各家庭のライフスタイルや経済状況に合わせて、子どもがいきいきと過ごせる環境を作ってあげましょう。
習い事に通う際は、子どもの安全対策も必要です。交通安全教育だけでなく、子どもに万が一のことが起きた際にすぐに対処できるよう見守りサービスの導入をおすすめします。

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