子どもの箸は何歳から?正しい箸の持ち方や練習方法・マナーについて

子ども 2024.07.12更新(2021.10.29公開)
子どもの箸は何歳から?正しい箸の持ち方や練習方法・マナーについて

小さなお子さまがいる家庭では、いつから箸の練習をさせれば良いのか、どう教えれば良いのかお悩みの方もいるかもしれません。
そこで今回は、箸の練習を始めるタイミングや正しい箸の持ち方、マナーをご紹介します。

目次

箸の練習は何歳から始めるべき?

箸の練習を始めるタイミング

年齢でいうと、小学校に上がる前の5歳ごろから箸が持てるようになるといわれています。一般的には、3歳半から4歳ごろに練習を始める方が多いようです。
ただし、子どもの成長には差があるため、箸の練習を始めるタイミングは人それぞれ。目安のひとつとして、指が上手に動かせるようになったときが挙げられます。

箸に興味を持ち出す

大人が箸を使っているところをじっと見つめたり、箸を使いたいと自己主張し始めたりしたら、箸に興味がある証拠です。箸に興味を持ち始めたと感じたときも、練習を始めるのに良いタイミングです。
興味があるということは、箸を持つ練習のやる気につながります。やる気があると箸の練習のモチベーションも保ちやすくなるでしょう。

スプーン・フォークを上手に使って食事をする

スプーン・フォークを上手に使って食事ができるようになったら、箸の練習を始めるタイミングのひとつです。スプーンやフォークを上から握るのではなく、鉛筆を持つように上手に持てるようになるのが目安です。
箸を使ってご飯を食べられるようになるには、手指の発達が必要です。発達が不十分のままだと、正しく箸が持てないまま癖になってしまう恐れがあります。
そのため、上から握ってしまう場合はまだ箸のトレーニングを始めるには早い可能性があります。

ピースサインができるようになる

手指の成長の証拠として、ピースサインができるようになるのも1つの目安です。

保育園・幼稚園で箸を使うようになる

保育園や幼稚園では、年中から年長にかけてスプーン・フォークと一緒に箸を使い始めることがほとんどです。そのタイミングに合わせて、おうちでも練習をすると良いでしょう。

正しい箸の持ち方【イラスト解説付き】

ここでは、お子さまでも分かりやすい正しい箸の持ち方をご紹介します。ぜひ、お子さまと一緒に練習してみてください。

ただしいもちかた

下の箸の持ち方

まずは、下の箸から持つようにしましょう。1本の箸を、親指と人差し指の根元に挟みます。薬指を軽く曲げて、爪の横に箸を当て、親指と薬指でお箸を支えます。このとき、しっかりと固定するように親指で上からぐっと押さえましょう。

上の箸の持ち方

次に、もう1本の箸を、上に親指・人差し指・中指で持ちます。中指と人差し指で上のお箸だけを動かして、箸を開いたり閉じたりしてものを掴みます。

子どもが箸の持ち方を覚えるための練習方法

積み木をする親子

子どもが箸の持ち方を覚えるためには、箸以外の練習を取り入れるのも1つの手段です。

ブロックや積み木などで手先を動かす

上述の通り、箸は手が上手に動かせるようになってからが練習のタイミング。そこで、ブロックや積み木といった手先をたくさん動かす遊びを取り入れるのもおすすめです。
箸を持つ際、細かな動きの調整が必要となるため、遊びからステップアップさせると良いでしょう。

お絵かきをする

上の箸は、鉛筆の持ち方と一緒です。そのため、正しい鉛筆の持ち方でお絵かきをすることで箸も持ちやすくなります。絵の色合いを調整するなど細かな動きをすることで、指の力加減を調整しやすくなるでしょう。

箸を持つ練習をするときの注意点

箸の持ち方を練習する際、いくつか気をつけたい点があります。

遊びを取り入れて楽しみながら練習する

箸の練習が嫌になってしまうと、食事自体が嫌いになってしまう可能性があります。箸に苦戦している場合は、厳しくしたり強制したりはせず、遊びを取り入れて楽しく練習するのがおすすめです。
お絵かきやブロック、積み木といった箸の持ち方の基本となる遊びはもちろん、丸めたティッシュや小さく切ったスポンジを掴んで練習するといった遊びを取り入れるのも良いでしょう。ただし、ティッシュや小さく切ったスポンジは誤飲のリスクもあるため、子どもが飲み込まないように気をつけてください。お子さまと練習する際は、あくまでも箸でつかむ練習とし、ティッシュやスポンジを箸でつまんだまま口の中に入れないように伝えましょう。

最初は持ちやすい食べ物で練習する

豆類などは、小さく滑りやすくて箸で持つのは難しく、子どもも挫けてしまいます。そのため、茹でたブロッコリーや持ちやすい大きさに切った卵焼きなど、最初は持ちやすい食べ物で練習するようにしましょう。

合わせて覚えたい箸のマナー

気をつけたいのは、箸の持ち方だけではありません。箸を使う際のマナーも大切です。
箸で器を寄せる「寄せ箸」や、箸をご飯に立てる「立て箸」、食べ物を箸と箸で渡す拾い箸などは食事中避けたいこと。小さいうちは理解できないことも多いため、箸に慣れてきた小学校に上がる直前や小学校低学年あたりに、箸のマナーを教えてあげると良いでしょう。

しっておきたい!おはしのマナー さまざまなきらわればし

子どもが使いやすい箸の選び方

子どもが使いやすい箸の選び方

箸の持ち方の練習をする際に、気をつけたいのが箸の選び方です。大人向けの箸はサイズが合わず持ちづらいため、子ども用の箸を使う必要があります。子どもの成長に合わせた箸を用意しましょう。

子どもの手の大きさに合わせる

子どもの手の大きさに合っていない箸で練習するとうまく持てない可能性があります。手のサイズにあった大きさの箸を選ぶようにしましょう。
大きさの目安は、親指と人差し指を直角に開いたときの指先の長さの1.5倍です。

しつけ箸(トレーニング箸)を取り入れる

箸の練習をサポートしてくれるのが「しつけ箸」です。箸が連結していて、リングがついていたり、指を支える部分がついていたりするものなど、その種類はさまざま。箸が連結していてリングがついているタイプは、2~3歳ごろから箸に興味を持ち始めたお子さまにおすすめです。
他にも、持つ位置に溝がついていたり、補助するための出っ張りがついた箸もあります。このタイプは連結していないものが多く、普通の箸と同じように扱うことができます。

素材はプラスチック製や木製があります。プラスチック製は洗いやすくお手入れが簡単というメリットがあります。木製は自然素材なので、水や洗剤のつけ置きを避ける必要がありますが、すべりにくく扱いやすいのがメリットです。トレーニング用の箸は、扱いやすさやお子さまの好みで選ぶと良いでしょう。

ただし、トレーニング箸は持つ場所が固定されていて、可動域が決まっています。慣れてしまうと変な癖がつく可能性があり、ある程度慣れてきたら普通のお箸に移行すると良いでしょう。

子どもの成長とともにセキュリティ対策も忘れずに

お子さまのいるご家庭では、セキュリティ対策も万全にしておきたいところです。ホームセキュリティは在宅時にも警備をセットできますので、就寝中でも安心です。また、お子さまが大きくなれば留守番をする機会が出てくるかもしれません。万が一のことを考えて、ホームセキュリティの導入がおすすめです。

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まとめ

今回は、子どもの箸の練習タイミングや正しい持ち方、マナーについてご紹介しました。
箸を持つことは難しいため、最初からうまくいくとは限りません。正しい箸の持ち方は、ある程度大きくなってからでも矯正することが可能です。食事中に厳しくしてしまうと食べることがイヤになってしまうこともあります。箸に慣れるまでは、スプーンやフォークも一緒に使いながら食事をすると良いでしょう。また、食事以外で箸を練習する時間を作るのもおすすめです。

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