身近な物を使うシールの剥がし方!シール跡まできれいに剥がす方法は?
子どもが家具や壁に貼りつけたシールや、食器や調理器具に付いている値札シールなど、シールを剥がすときにきれいに剥がせなかった、という経験はありませんか?剥がせたと思っても、シールの跡が残り、ベタベタになってしまうこともよくありますよね。
そこで今回は、身近な物を使ったシールの剥がし方をご紹介します。
シールがきれいに剥がせないのはなぜ?
シールを剥がそうとするとき、どうしてうまく剥がせないことがあるのでしょうか。
シール裏の粘着剤の特性
ステッカーやシールは、ノートや手紙、文具などに貼ることを想定して剥がれにくいように作られています。また、値札のシールはきれいに剥がれるものもあれば、跡が残るものもあります。再剥離が可能なシール(貼って剥がせるタイプ)はコストがかかることもあり、コストを抑えるために一般的なシールが使われ、剥がれにくくなっているのです。
時間が経てば経つほど剥がしにくくなる
シールの裏側の粘着剤は、熱が加わると流動性が生まれます。この性質がシールのベタベタの原因です。紫外線を浴びると流動性が生まれ、ベタベタしてきますが、さらにそこから時間が経つと固形化してきます。そのため、シールを剥がしたときに台紙部分のみがボロボロに剥がれ、粘着部分がベタベタと残ってしまうのです。
便利アイテムを使ったシールの剥がし方
ここでは、便利アイテムを使ってシールを剥がす方法をご紹介します。
水でふやかす
水が浸透しやすい素材でできたシールの場合は、水でふやかすだけでも落とすことができます。食器などについているシールは、使用前に水にいったんつけておき、シールをふやかしてから取りましょう。万が一、ベタベタが残ってしまった場合は、台所用中性洗剤とスポンジを使用して落とします。
ドライヤー
シールを貼ってから時間が経過していて剥がしにくいときは、ドライヤーを使うのがおすすめです。また、水が使用できない素材に貼られたシールを剥がすときにも適しています。
ドライヤーの温風を10~20秒間当て、ゆっくりと剥がしていくだけです。熱を加えたらすぐに剥がすようしましょう。火傷には十分お気をつけください。
中性洗剤
台所用の中性洗剤を利用した方法です。シール部分に中性洗剤をなじませます。なじませたらラップをかけて10~20分ほど置いておきます。時間が経ったら、端からシールを剥がしていきましょう。剥がしたら、水を含ませた布巾などで洗剤を拭き取ります。
シール剥がしで注意すべきアイテム
シール剥がしで使用するのに注意したいアイテムがあります。
除光液やハンドクリーム、シール剥がし剤は使用できない場合がある
シール剥がしのアイテムとして、「除光液」や「ハンドクリーム」「シール剥がし剤」を使う方法もあります。
しかし、シールを剥がしたい部分の素材によってはこれらが使えない場合もあります。例えば、除光液であれば基本的にプラスチックには使用できませんし、ハンドクリームは油分を利用してシールの粘着性を弱めるのですが、油分が木材に染み込んでしまうことがあります。
また、シール剥がし剤は成分によってはプラスチックや木材などの素材を痛めてしまう場合があります。そのため、除光液やハンドクリーム、専用のシール剥がし剤を使って剥がす場合は、一度目立たない場所などで試してみて、問題がないかを確認しましょう。
ドライヤーを使用する場合は耐熱温度に注意
ドライヤーを使用する場合は、剥がしたい箇所の耐熱温度に注意しましょう。プラスチックなどは熱に弱いため、変色や変形につながってしまう恐れがあります。
シール跡のベタベタを剥がす方法
シールを剥がした際に、粘着剤が残ってしまいベタベタになることもありますよね。
ここでは、シール跡が残ってしまったときの対処法をご紹介します。
ガムテープ
まず、1つ目の対処法としてガムテープがあります。ガムテープの粘着力を利用して残った粘着剤をペタペタとうつし取っていきます。
メラニンスポンジ
メラニンスポンジの活用もおすすめです。メラニンスポンジは水を含ませるだけで汚れが簡単に落ちるスポンジのこと。プラスチックやガラス、木材などにも使うことができる万能なアイテムです。
セスキ炭酸ソーダ水
エコ洗剤としても使われるセスキ炭酸ソーダを使用する方法もあります。スプレーボトルにセスキ炭酸ソーダと水(セスキ炭酸ソーダ小さじ1に対して水500ml)を入れて溶かし、シール部分に吹きかけます。上からラップをして10分間放置。シールを取り、セスキ炭酸ソーダを拭き取るだけです。
消しゴム
液体や洗剤が使用できない場合は、消しゴムを使うのもおすすめです。消しゴムでこすることで、消しカスと一緒に粘着部分が取れます。
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まとめ
今回は、シールの剥がし方についてご紹介しました。
シールを剥がすには、水でふやかしたり、ドライヤーを使ったりなどさまざまな方法があります。ただし、素材によっては変形や変色の恐れもあります。シールを剥がしたい箇所の素材に合わせて、アイテムを選ぶようにしましょう。