初心者におすすめの観葉植物!育てやすい種類と選び方のポイントを解説

初心者におすすめの観葉植物!育てやすい種類と選び方のポイントを解説

家庭菜園 2021.10.19
初心者におすすめの観葉植物!育てやすい種類と選び方のポイントを解説

家にいる時間が増えたことにより、植物で癒やしを得たいと考える方も多いかもしれません。しかし、植物を本格的に育てたことがないという方は、本当に育てられるのか、どうやって選んだら良いのか不安があるかもしれません。
そんな初心者の方におすすめなのが、観葉植物です。そこで今回は、育てやすい観葉植物の種類や選び方のポイントを解説します。

なぜ観葉植物がおすすめなの?

初心者の方に観葉植物をおすすめしたい理由をご紹介します。

室内で育てられる

観葉植物は、室内のどんな場所でも育てやすい種類のものが多くあります。
庭がない、ベランダが狭くて植物を育てられないという場合でも気軽に育てることができます。

インテリアになる

室内に緑があることでインテリアのアクセントになります。殺風景な部屋を明るくしてくれますし、コンセントや吸気口を隠してくれるアイテムとしても使えます。

初心者でも育てやすく丈夫

観葉植物は丈夫なものが多く、水やりの頻度も少なく済むため、初心者の方でも簡単に育てることができます。

リラックス効果に期待できる

テレワークにより自宅で仕事をするという方もいるでしょう。観葉植物には、リラックス効果が期待できます。植物の緑には疲れ目を癒やすのにも効果が期待できるとされています。
おうち時間が増えた方や、スマホやパソコンを見る時間が増えた方には観葉植物がおすすめです。

初心者向け観葉植物の選び方のポイント

初心者向け観葉植物の選び方のポイント

観葉植物を購入する前に知っておきたい選び方のポイントをご紹介します。

観葉植物のサイズ

観葉植物のサイズは、小さいものもあれば大きいものもありさまざまです。そのため、置きたい場所にあったサイズを選ぶようにしましょう。
サイズは、鉢に合わせて「号」といい、1号の口径は約3cmです。数字が大きくなればなるほど、鉢のサイズも大きくなります。観葉植物に使われる鉢は「3~9号」が一般的です。
3~4号はデスクにも置けるほどの小さめサイズで、5~6号は中型、7号以上が大型サイズの観葉植物になります。

育てやすい植物を選ぶ

観葉植物は植物によって特性が違うため、こまめな手入れが必要なケースもあり、育てやすさが異なります。事前に植物の特性や育てやすさをチェックしておきましょう。
例えば、直射日光が必要なタイプの植物であれば、日当たりの良い窓際にしか置けません。日当たりがあまり良くないという場合は、半日陰でも育てられるタイプの植物を選ぶと良いでしょう。
また、観葉植物には虫がつくこともあります。虫により植物がダメになってしまうこともあるため、あらかじめ虫が寄り付きにくい植物を選ぶことも大切です。

初心者でも育てやすいおすすめの観葉植物

初心者でも育てやすいおすすめの観葉植物は下記の通りです。

  • ガジュマル
  • アイビー
  • ポトス
  • パキラ
  • サンスベリア

それでは、詳しくみていきましょう。

小さいサイズの観葉植物

ガジュマル
ガジュマル

別名「多幸の木」とも呼ばれるガジュマル。大きなものもありますが、育てやすい小さなサイズのものもあります。ガジュマルは耐陰性があるものの、日光を好むため、日当たりの良い場所に置いてあげるとより丈夫に育ちます。また、虫が寄り付きにくいのも特徴です。

【水やりのポイント】

気温が高いときは、土の表面が乾燥したら、鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。気温が低くなると生育が止まりはじめるため、水をあまり必要としません。そのため、秋から冬にかけては2~3日に一度のペースで大丈夫です。

アイビー
アイビー

アイビーは屋外でも、室内でも育てることができる植物です。耐陰性はありますが、明るい場所で育てた方がよく育ちます。ただし、強い日差しを浴びてしまうと葉焼けといって葉が変色してしまうこともあるため、半日陰くらいの場所がちょうど良いでしょう。

【水やりのポイント】

アイビーは乾燥を好むため、土の表面が完全に乾いて白くなってから水やりをしましょう。鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと与えます。害虫予防のため、葉に霧吹きで水をかけてあげるのもおすすめです。

ポトス
ポトス

水耕栽培でも元気に育つといわれているポトス。つる性の植物なのでつり下げて飾るのもおすすめです。室内で育てるなら、明るく風通しの良い場所を選びましょう。

【水やりのポイント】

水やりは、午前中に鉢底から水が流れ出るまで与えます。冬場は土の表面が乾いてから1~2日後に水やりをする程度で問題ありません。エアコンの風などが当たって乾燥する場合は、こまめに霧吹きで葉に水をかけてあげましょう。

大きいサイズの観葉植物

パキラ
パキラ

観葉植物の定番ともいえるパキラ。暑さや乾燥に強いので、初心者の方でも育てやすい植物です。パキラは、小さいサイズのものもあれば大きなサイズのものもあります。大きいサイズのパキラは幹が編み込まれているものが多く、おしゃれでインテリアにもなります。

【水やりのポイント】

土の表面が白く乾いてきたら土の上からまんべんなく水をかけ、鉢底から水が滲むくらいまで与えましょう。パキラは鉢が大きく水が鉢底から出るまで時間がかかることがありますが、鉢底にたまった水は必ず捨てるようにしましょう。
日の当たらない場所や日陰で育てているパキラは、やや乾燥気味にして水やりも控えめにします。冬場の水やりは5日に1回程度にしましょう。

サンスベリア
サンスベリア

葉がすらりと上に伸びるサンスベリア。乾燥に強く丈夫で虫がつきにくいため、初心者の方でも育てやすい植物です。
サンスベリアは葉が広がりにくいので、狭いスペースでも置きやすいでしょう。寒さに弱く日当たりを好むため、日当たりの良い明るい部屋に置くのがおすすめです。

【水やりのポイント】

サンスベリアは乾燥した状態を好むため、土の表面が乾いてから2~3日経ってから水やりをします。水やりの際は鉢底に流れ出るまでたっぷりと与えましょう。10℃以下になると寒さに耐えるために冬眠状態になります。そのため、冬場は水やりをしなくても問題ありません。

どの植物も、水やりの際に鉢底にたまった水は必ず捨てることが大切です。鉢底に水がたまったままだと、根腐れの原因になる場合があります。
また、ハイドロカルチャー(水耕栽培)で育てる場合は、水やりは器の5分の1程度の量を目安にしましょう。

観葉植物を置く場所に注意!

観葉植物は、ベランダや窓付近に置くと目隠しになってしまうことがあります。空き巣は、見通しの良いベランダよりも物陰に隠れやすい場所を選ぶため、観葉植物が目隠しになることで空き巣に狙われてしまう恐れがあるのです。観葉植物を窓側に置きすぎないなど、置く場所には気をつけるようにしましょう。
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まとめ

今回は、初心者の方におすすめの観葉植物をご紹介しました。
観葉植物は室内で育てることができるものが多く、手入れの手間がかからないものも多いです。丈夫な植物も多く、しっかりと育ってくれるため、初心者の方でも始めやすいでしょう。
癒やし効果にも期待できるので、疲れがたまりやすいという方や家にいる時間が多いという方には特におすすめです。

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