子どもに教えよう!正しい歯磨きの仕方をイラスト付きで解説

子どもに教えよう!正しい歯磨きの仕方をイラスト付きで解説

健康 2021.11.08
子どもに教えよう!正しい歯磨きの仕方をイラスト付きで解説

歯の健康を維持するのに欠かせない毎日の歯磨き。大人はもちろんのこと、お子さまの大切な歯を守るためには毎日の正しい歯磨きが大切ですが、意外と正しい方法を知らない、という方も多いのではないのでしょうか。
この記事では、自分の歯磨きに自信がなく子どもにも教えられないという方に向けて、大人も子どもも共通の「正しい歯磨きの仕方」をご紹介します。

なぜ歯磨きが必要なのか

歯磨きは食べかすを取るのが目的というイメージが強いかもしれませんが、本来の目的は虫歯や歯周病の原因である歯垢(しこう)を取り除くことです。歯垢を取り除くことで虫歯を防ぎ、歯周病を予防できます。

しかし、歯垢は水に溶けにくい上歯や歯の隙間にベッタリと付着しているため、雑な磨き方では残ってしまいます。そうして残った歯垢がたまると固まって歯石となり、歯磨きでは取ることができなくなってしまうのです。

虫歯の発生を防ぐことで将来的な歯周病のリスクを軽減させるためにも、歯磨きは怠らないようにしましょう。

歯磨きをすべきタイミング

歯磨きをすべきタイミング

歯磨きをするタイミングは、起床後と毎食後、就寝前が理想です。
寝ている間は唾液が出にくく雑菌が繁殖しやすい環境になるため、起床後の歯磨きは念入りに行うようにしましょう。

同様に、食べかすが口の中に残っている状態で寝てしまうと、雑菌の繁殖がより促進されてしまうため、特に就寝前の歯磨きが最も大切といわれています。一日の最後に、入念に歯磨きするようにしましょう。

また、食後に歯を磨く際には、食後30分程度の時間を空けた方が良いとされています。
食後は口内が酸性になることで歯の表面のエナメル質が溶け出し、歯が弱い状態になります。歯を歯ブラシで傷つけないためにも、食後すぐの歯磨きは控えましょう。

正しい歯磨きの仕方をイラスト付きで解説

正しい歯磨きの仕方をイラスト付きで解説

1.歯ブラシの毛先を歯の面にあてる

歯ブラシの毛先は歯の面にあてましょう。

2.歯の面に対し直角になるように歯ブラシをあてる

歯の面や歯と歯の間に、歯ブラシの毛先を直角にあてましょう。歯と歯茎の境目は歯ブラシを45°の角度にあてて磨きます。

3.歯ブラシを小刻みに動かす

約5~10mm幅(1~2本ずつ)を目安に小刻みに磨きましょう。

4.歯ブラシを斜めに入れて奥歯を磨く

歯ブラシを斜めに入れて奥歯を1本ずつ磨きます。生えかけの奥歯や、抜けた歯の横側、歯並びに凹凸があるところは磨き残しが多くなるため、意識して磨くようにします。

上記のポイントをおさえながら、1~2本ずつ、1箇所20回以上やさしく磨きましょう。
1日に1度は5分以上かけて磨くことをおすすめします。

正しい歯磨きをするために必要なこと

正しい歯磨きを行う上で必要なのは下記の3点です。

歯ブラシを清潔な状態に保つ

雑菌が残らないように、歯ブラシを使った後は流水でしっかり洗い、きちんと水気を切って保管しましょう。
また、1カ月程経過すると毛先にコシがなくなり、汚れを落とす機能が低下するといわれています。そのため、1カ月を目安に新しいものに交換すると良いでしょう。

なお、歯ブラシの硬さは歯茎が健康なら、「ふつう」を選びましょう。硬すぎると歯や歯茎を傷つける恐れがあります。歯茎が弱っていて痛みを感じる場合には「やわらかめ」にしても良いでしょう。

力を入れすぎない

どんな歯ブラシを使うにせよ、ブラッシングは「力を入れすぎず、やさしく」が基本です。
力を入れすぎて磨くことを「オーバーブラッシング」といいますが、オーバーブラッシングをすると歯を守るエナメル質が傷ついてしまいます。知覚過敏や虫歯の原因にしないために、力を入れすぎずに磨くようにしましょう。

飛沫が飛び散らないようにする

唾液による飛沫によって、感染症にかかってしまう可能性があります。子どもがある程度大きくなったら、飛沫が飛び散らない歯磨きの方法も教えてあげましょう。小さめの歯ブラシを使い、口を閉じて磨くのがポイントです。
学校など、歯磨きの際に他の人が周りにいる場合は、歯を磨きながら会話をしない、口をゆすぐときは静かに吐き出すこともエチケットです。

子どもに正しい歯磨きの仕方を教えてあげよう

子どもに正しい歯磨きの仕方を教えてあげよう

子どもが小さいうちは歯磨きをしたあとに大人が仕上げ磨きをする必要がありますが、3~5歳くらいになると歯磨きを教えられる時期になります。
最初はパパママが歯ブラシを持って歯を磨いてあげ、その後にお子さまにも歯ブラシを持たせて自分でもできるように教えてあげましょう。

また、大切なのは1本ずつ丁寧に磨くよう教えること。
子どもの頃から正しい方法で歯磨きをする習慣が身に付くよう、パパママがしっかりと教えることを意識しましょう。

ご自宅で留守番中の子どもを見守ろう

一人で正しく歯磨きできる頃になると、手が離れてくる一方、別の心配も起こりがちです。
お子さまが大きくなるにつれて、留守番を任せる機会が増えるご家庭もあるでしょう。留守番中の子どもが犯罪に巻き込まれないか、家の中で事故や火災が起こったりしないか、心配はつきものですよね。
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まとめ

子どもの頃からの正しい歯磨き習慣が、虫歯や歯周病などの歯に関するトラブルを防ぐことにつながります。まずはパパママがご自分で正しい歯磨きをマスターし、正しくお子さまの歯を磨きながら教えていくことが大切です。

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