「118番の日(1月18日)」はどんな日?118番の役割とは?
118番の日(1月18日)とは
「118番の日(1月18日)」とは、海の緊急通報用電話番号「118番」の正しい利用方法と重要性を広めるため、平成22年に海上保安庁が定めた日です。
緊急通報用電話番号の118番は、通報のほとんどが間違い電話で、未だに浸透していない状況のようです。
そのため、海上保安庁は「118番」のさらなる理解と浸透を目指して「海のもしもは118番」というキャッチフレーズのもと、全国各地で周知活動を行っています。
118番通報とは
118番通報とは、海上における事件・事故の緊急通報用電話番号のことです。
平成12年に、「警察の110番」「消防の119番」のように覚えやすい3桁の電話番号「118番」が導入されました。
118番が導入される前は、海上でもしものことがあった場合、沿岸船舶電話等から110にダイヤルすることにより海上保安庁へ連絡していました。しかし、携帯電話の普及などにより、海上専用の緊急通報用電話番号を運用することになったのです。
では、どのようなときに118番通報すれば良いのでしょうか。118番通報すべき案件は以下の通りです。
- 海難人身事故を目撃したとき
- 密輸、密航などの事犯情報を得たとき
- 見慣れない船や不審な船を発見したとき
- 船から油の排出などを発見したとき など
通報時は、いつ・どこで・何があったのかを簡潔に落ち着いて伝えるようにしましょう。
聴覚や発話に障がいがある方向けのサービスもある
インターネット経由から通報ができる「NET118」というサービスがあります。これは聴覚や発話に障がいがあり、音声通話が困難な方に向けてインターネットを通じて通報できるサービスです。
インターネットにつながる携帯電話・スマートフォンを使ってすぐに海上保安庁に通報することができます。
通報のやり方は画面の案内に従ってクリック操作するだけです。練習モードがあるため、緊急時に備えて練習モードで通報方法を確認しておくと良いでしょう。
なお、NET118は事前登録制のため、あらかじめ登録しておく必要があります。音声通話が困難な方は事前に登録しておきましょう。
詳しい操作はこちらでご確認ください。