外出時も安心！集合住宅向けホームセキュリティを選ぶポイント

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マンションや集合住宅の防犯対策といえば、共用部のオートロックや防犯カメラが思い浮かぶでしょう。では、外出時の各部屋の防犯対策は十分だといえるのでしょうか。
近年は、巧妙化する空き巣への対策として、さまざまな住宅防犯サービスがあります。そのためどのようなサービスを選べば良いか迷ってしまうこともあるでしょう。

この記事では集合住宅向けのおすすめのホームセキュリティや、サービスを選ぶ際のポイントについて解説します。特に一人暮らしの方や子育て中のご家庭は、安全な生活を送るためにぜひ防犯強化しましょう。

集合住宅における外出時の心配ごとは？

マンションや集合住宅における外出中の危険やリスクにはどのようなものがあるのでしょうか。ここでは、空き巣、火事、留守番に焦点をあててご紹介します。

空き巣の被害

玄関やベランダの鍵をかけたかどうか、外出中にふと心配になることがあると思います。その一方で、高層マンションや人目につきやすい部屋に空き巣は侵入しないと、どこか安心している方も多いのではないでしょうか。

しかし、警察庁の「住まいる防犯110番」によると、令和5年における住宅を対象にした侵入窃盗の件数は17,469件でした。そのうち共同住宅の件数は4,889件と、全体の約28％がマンションをはじめとした集合住宅で発生していることが分かっています。したがって、集合住宅だから空き巣は侵入しないと考えてしまうのは非常に危険です。また、侵入口として「表出入り口」「窓」を利用される割合が全体の60％以上を占めていることからも、戸締まりの重要性がうかがえるでしょう。

空き巣や侵入者は、たとえ集合住宅であっても一瞬の隙を狙って犯行に及ぶため、少しの外出でもしっかり戸締まりをする必要があります。

※出典：警察庁「住まいる防犯110番」

外出中の火事

外出中の火事についても注意しなければなりません。

総務省消防庁の「令和5年（1～12月）における火災の状況（確定値）」によると、令和5年の住宅で発生した火災件数は12,112件でした。そのうち共同住宅で起きた火災件数は3,712件と、全体の30.6％を占めています。また、住宅火災全体の出火原因では、「たばこ」「たき火」「こんろ」「放火」「電気機器」が上位となっています。

特に「たばこの火の不始末」「こんろの消し忘れ」は、意識すれば防止できる出火原因です。外出する前に、火の元の確認を行う習慣をつけると良いでしょう。

※出典：総務省消防庁「令和5年（1～12月）における火災の状況（確定値）」

子どもや高齢者の留守中の安全

子育て中のご家庭では、子どもが成長するにつれて、子ども一人で留守番させる機会も増えるかと思います。特に共働き世帯では、子どもに留守を任せる場面も多いのではないでしょうか。外出中は家の中の状況が分からないので、子どもが一人で留守をしているとき、安全に過ごせているか気になりますよね。また、高齢の親と一緒に住んでいる場合も、自身が留守にしている際に体調が悪くなったり、火事になったりといったリスクが考えられます。

上述したように、空き巣や火災といったさまざまなリスクに備える必要性から、戸建て・集合住宅問わず、ご自宅にホームセキュリティを導入するご家庭が増えています。ご家族の安全のために住宅向け防犯サービスの導入を検討するのも良いでしょう。

集合住宅向け防犯サービスの特徴

近年空き巣の侵入手口は巧妙化しており、それに対応した対策も豊富です。そのため、防犯対策を強化したくてもどれを選べば良いか悩んでしまうこともあるでしょう。そこで「ホームセキュリティ」と「スマートホーム」をご紹介します。それぞれどのような特徴があるのか見ていきましょう。

ホームセキュリティ

ホームセキュリティは、住宅に設置されたセンサーが空き巣の侵入や火災など、何かしらの異常を検知すると警備会社へ自動通報、緊急連絡先への連絡、必要に応じてガードマンが自宅へ駆けつけるシステムです。
ホームセキュリティの目的は警察のように犯人確保ではなく、24時間365日、暮らし・住まいを守ることです。防犯面はもちろん、ガス漏れや火災の早期発見、住宅内での急病・怪我をした際の対応など幅広い目的で利用されます。
そのほかにも、外出先から留守番中の子どもやペットの様子を確認したり、遠方に住む高齢者の安全を把握したりすることができる見守りサービスの導入も増えています。

スマートホーム

スマートロックとは、スマートフォンなどの機器を使って遠隔でドアの鍵を開けたり閉めたりできる管理システムです。専用のアプリをインストールし、Wi-FiやBluetoothなどの通信システムで開閉することができます。オートロック機能でドアが閉まると自動的に施錠されるので、鍵の閉め忘れ防止にも有効です。また、鍵を開け閉めした日時の記録を履歴に残せるため、遠隔から不審な開錠がないかチェックすることができます。

集合住宅における防犯サービスを選ぶときのポイント

実際に集合住宅に防犯システムを導入する時は、各サービスのメリット・デメリットを比較して目的に適したサービスを選びましょう。

ホームセキュリティのメリット・デメリット

ホームセキュリティ導入の一番大きなメリットは、「緊急時にガードマンが駆けつけること」です。鍵を警備会社に預けることで、侵入や火災などの緊急時にガードマンが駆けつけ、預けた鍵を使って玄関を開け、内部の確認を行います。そこで侵入や火災などによる被害がある場合は、各関係機関と連携し被害の拡大を防止します。

ホームセキュリティは、住宅の「いざという時の対策」までを行うことができるのが最大の特徴です。また、導入した住宅には警備会社のロゴ入りステッカーを貼ることができるため、防犯対策を行っていると周囲にアピールできます。
そのほか、外出時に自宅を警備するモードや、在宅中に自宅を警備するモードもあります。家族の見守りサービスもあるため、日常生活の中で体調不良や熱中症などといった異常があれば、ガードマンが自宅へ駆けつけて適切に対処してくれます。

機器の設置工事は発生しますが、スマートホームのように大掛かりではなく、簡単に取り付けることが可能です。集合住宅でも利用できるサービスもあるため、住宅の形態に左右されずに導入できる利点があります。

一方で、ホームセキュリティは多少なりとも月額費用がかかります。警備会社によって料金は異なり、月額費用がリーズナブルなプランや初期費用がかからないプランを提供している警備会社もあるので比較検討すると良いでしょう。

スマートホームのメリット・デメリット

スマートロックは、スマートフォンなどで施錠・解錠の管理ができるため、遠隔操作が可能です。オートロック機能により、鍵の閉め忘れを防止できます。また、スマートフォンを持ったままドアに近付くと自動で開錠する機能が搭載されており、両手がふさがっている状態でも開け閉めが簡単にできるため便利です。
ただし、スマートフォンやスマートロック自体の電源が切れた場合は解錠できなくなるため、電源が切れる前に電池交換を行う必要があります。
またホームセキュリティと違い「警備会社に鍵を預ける」「外出時の警備をする」ことはできないため、不審者の侵入や火災などの緊急時にガードマンが対応してくれることはありません。外出中に部屋の異常を確認した場合、自ら警察あるいは消防に通報する必要があります。

集合住宅向け防犯サービスの選び方ポイント

上述でご紹介したように、住宅の防犯システムにはそれぞれメリット・デメリットがあります。
ご家族や住宅の状況により、どこまで機能や使いやすさを求めるかで選ぶサービス内容は変わってくるでしょう。導入の際は「確認だけ」で良いのか、「いざという時の対策までしてほしい」など、導入目的を明確にした上で適した防犯サービスを選びましょう。

大切な家族を守るにはHOME ALSOK アパート・マンションプラン（入居者契約プラン）

上段でも紹介しましたが、ホームセキュリティの最大の特徴は「玄関鍵を預かること」「ガードマンが駆けつける」ことです。しかし、自宅の鍵を預けるのは不安という方もいるでしょう。ALSOKではお客様にご安心していただけるよう、お預かりした鍵は封入袋でしっかりと封入し、厳重に管理しています。
また、通報があって駆けつけたとしても、内部の確認を希望しない場合は内部には入らず、駆けつけたガードマンが住宅の周囲の見回りを行い、外部の安全確認のみを行うこともできます。

気になる価格ですが、HOME ALSOKアパート・マンションプランは月額3,300円～（税込）とリーズナブルな価格で、住宅に必要な防犯対策をまとめてご導入いただけます。また、短期間の利用をご検討している場合におすすめのレンタルプランや、初期費用を抑えたい方向けのゼロスタートプランもご用意しておりますので、ご都合に合わせたプランを選択することが可能です。

まとめ

近年多発している強盗事件などにより、マンションなどの集合住宅でも、さまざまなリスクから住まいやご家族を守る対策が必要とされています。ホームセキュリティは防犯対策や防災対策だけでなく、子どもや高齢者の見守りにも最適なサービスです。
マンションなどの集合住宅で防犯対策を強化したい場合は、ALSOKのホームセキュリティをぜひ一度ご検討ください。