防犯ブザーの選び方!子どもから大人まで使える防犯ブザーを選ぶポイント

防犯 2023.12.28
防犯ブザーの選び方!子どもから大人まで使える防犯ブザーを選ぶポイント

夜間、不審者に遭遇した時に防犯ブザーを使用することで、犯罪被害の予防につながります。学校や塾、習い事などの行き帰りで子どもが一人になる場合など、心配の種が尽きませんが、防犯ブザーを持たせておけば安心です。また、強引なセールスを撃退するときにも防犯ブザーは強い味方になります。防犯ブザーは子どもでも大人でも、万一のときに備えて携帯しておきたいアイテムと言えるでしょう。そんな防犯ブザーはいくつか種類があり、用途に合わせて購入することが大切です。本コラムでは、用途に合わせた防犯ブザーの選び方をご紹介します。

目次

防犯ブザーは大人にも必要?

子どもは、不審者から声をかけられたり、さらには不審者に連れ去られたりするリスクが高く、防犯ブザーを持たせておく必要性は非常に高いと言えます。
犯罪被害に遭うのは、子どもだけではありません。女性やシニア世代でも、つきまとわれたり、不審者から声をかけられたり、あるいは、ひったくりなどの被害に遭ったりする可能性があります。このことから、大人も防犯ブザーが必要だということがおわかりいただけるのではないでしょうか。

防犯ブザーが必要な理由

不審者に遭遇した場合、大声を出して助けを求めることが大切です。しかし、いざ被害に遭うと、驚いて声を出すことが難しくなります。そこで活躍するのが、防犯ブザーです。防犯ブザーは、ひもを引き抜くだけで、大きな音が鳴る仕組みになっています。防犯ブザーを操作することで、周囲にいた人々が異常事態に気づきやすくなり、助けてくれたり通報してくれたりすることが期待できます。また、犯人もターゲットが防犯ブザーを持っていることがわかれば、大きい音を出されて自ら逮捕されるリスクを高めるような行為は避けようとすることでしょう。
防犯ブザーを携帯しておくことで、万一の際に、不審者を威嚇したり、周囲の人々の注目を集めて助けを求めたりすることができ、犯罪被害の防止につなげることができます。防犯ブザーは、自分自身の身を守るための有効な対策であると言えるでしょう。

防犯ブザー携行のメリット

防犯ブザー携行のメリット

子どもでも大人でも、防犯ブザーを身につけているとさまざまなメリットがあります。

外出時の犯罪被害を抑止できる

防犯ブザーを鳴らすことにより、不審者は大きな音に驚いてその場から離れてしまうことが多いでしょう。防犯ブザーを持ち歩くことで、痴漢や強盗などの犯罪に遭うリスクを低減させることができます。
外出時に犯罪のターゲットにされやすいのは力の弱い子どもや女性、シニア世代です。連れ去りやひったくりといった被害を抑止するため、大人でも防犯ブザーを持ち歩くようにしましょう。

大声を出せないときに音で知らせられる

先述でも紹介の通り、防犯ブザーは、ひもを引っ張ることで大きな音が鳴る仕組みになっています。不審者に遭遇して恐怖から声が出せないときや、口をふさがれ声を出せない状況に陥ったときでも、大きな音を出して周囲に知らせることができます。

緊急時に助けを呼ぶことができる

防犯ブザーは、犯罪に巻き込まれそうになったときだけではなく、緊急時に助けを呼びたいときにも利用できます。例えば、外出中に怪我してしまったときや体調が悪化したときに音を鳴らして周囲の方に助けを呼ぶことができます。
また、災害発生時にも役立ちます。もし、がれきや建物の中に閉じ込められてしまった場合、防犯ブザーを鳴らすことで閉じ込められていることを知らせることができます。ずっと大声を出し続けることは体力を消耗させてしまいますが、防犯ブザーがあれば、体力を温存させつつ、閉じ込められていることをブザーの音で知らせることができます。

子どもから大人まで共通する防犯ブザーの選び方

子どもから大人まで共通する防犯ブザーの選び方

防犯ブザーを選ぶ上で、注意したいポイントをご紹介します。

ブザーの音量で選ぶ

防犯ブザーは大きな音でなければ、周囲に危険を知らせることができません。そのため、音量をチェックしましょう。防犯ブザーは、85デシベル以上(電車のガード下の騒音より大きい音)の音が出るものを選ぶと良いとされています。

操作方法で選ぶ

防犯ブザーは、いざというときに、すぐに鳴らせるものを選びましょう。子どもやシニア世代が操作する場合は操作がシンプルで、ワンアクションで作動するものがおすすめです。
ブザーの鳴らし方や止め方は、種類によって異なります。

ピンを引くタイプ

ピンを引くタイプは、ピンを引き抜くことで、ブザーが鳴ります。電池がなくなるまで止まらないか、ピンを戻さないと音が止まりません。

ストラップを引くタイプ

ストラップ(ひも)を引くだけで、ブザーが鳴るタイプです。電池が切れるまで止まらないものが多いです。ストラップは長めなものが多く、ランドセルやバッグにつけたまま引っ張ることができます。

ボタンを押すタイプ

ボタンを押しているときだけ、音が鳴り、ボタンから手を離せば音が止まるタイプです。ボタンだけで作動する方式の場合、誤って作動させてしまうリスクが高いため、ストラップやピンと組み合わせた防犯ブザーもあります。ボタンが押せなければ音が鳴らないため、腕を引っ張られるなどした場合はボタンが押せないことも考えられます。そのため、ストラップを引くタイプやピンを抜くタイプの防犯ブザーがおすすめです。

防水性・耐久性で選ぶ

いざというときに防犯ブザーが動作しないようでは困ります。耐久性がしっかりとある防犯ブザーがおすすめです。また、外出中は雨や雪が降り、濡れてしまうこともあります。そのため、耐久性以外にも防水性に優れている防犯ブザーを選びましょう。

電池の種類で選ぶ

防犯ブザーで使用されている電池には、単4の乾電池、ボタン型電池などがあります。その他、繰り返し充電して使用できるタイプもあります。

ライトやGPSなどの機能性で選ぶ

防犯ブザーは、LEDライトやGPSといった機能が備わっているものもあります。LEDライトがついていると夜道で暗い場所でも明るく照らすことができます。災害時、停電したときにも足元を照らすのに役立つでしょう。
GPS機能があれば、お子さんが今どこにいるのか、ちゃんと登下校できているのかなどを確認することができます。大人であっても万が一の際に場所を突き止めやすくなるため、GPS機能があると安心です。

デザインで選ぶ

子どもの防犯ブザーであれば、ランドセルに取り付けやすいものを選びましょう。首から掛けると、犯人などが引っ張られたときに怪我をする恐れがあるため、ランドセルに取り付けるのがおすすめです。

ALSOKの見守りサービス「まもるっく」がおすすめ

ALSOKの提供している見守りサービス「まもるっく」のご利用を、是非ご検討ください。
まもるっくにはGPS機能があり、万一のときはストラップを引くだけで「ALSOKへの緊急通報+防犯ブザーの鳴動」を同時に行えます。緊急通報があった際は、保護者などへすぐに位置情報と状況を報告いたします。必要に応じて110番・119番通報などの対処を行い、依頼があればガードマンが現場に駆けつけます。また、端末に登録している電話との間で、通話することもできるので安心です。
より安心して防犯ブザーを携帯したいなら、まもるっくがおすすめです。

まとめ

今回は、防犯ブザーを携帯するメリットや防犯ブザーの選び方について解説しました。
防犯ブザーは子どもだけではなく、大人でも持っていたいアイテムです。特に女性やシニア世代の方は、痴漢や強盗などに遭うリスクが高い傾向にあります。もしものとき、防犯ブザーが大きな音を鳴らしてくれるので、不審者を威嚇することができ、また、周囲の人々からの支援が得やすくなります。子どもだけでなく、一人で出かけることが多い女性やシニア世代の方も防犯ブザーを携帯されることをおすすめします。

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