【2024年版】前厄・本厄・後厄とは?男性・女性の厄年やしてはいけないことを解説

お役立ち情報2024.09.24
お参り

日本には、古くから「厄年」と呼ばれる風習があります。前厄・本厄・後厄の3つに分けられ、その年齢を迎えると多くの人が厄払いや厄除けのためにお寺や神社へ行きます。本記事では、厄年の概要や男女別の厄年の早見表、厄年にしてはいけないことなどをご紹介します。

目次

厄年とは

厄年

厄年とは、日本に古くからある風習で、災難が降りかかりやすいとされる年齢のことです。科学的な根拠はないものの、一般的には大きな変化や心身の不調が起きやすい時期と捉えられており、厄年を迎えると多くの人が厄払いや厄落としをします。
厄年は男女で異なっており、男性の場合は数え年で25歳・42歳・61歳、女性の場合は19歳・33歳・37歳・61歳が厄年です。心身ともに成長して新たな悩みが増えたり、仕事や家庭で責任のある立場になったり、定年を迎えて第二の人生をスタートさせたりなど、いずれも環境が大きく変化しやすい時期と重なります。

前厄・本厄・後厄とは

上記の厄年の年齢は「本厄」と呼ばれ、前年は「前厄」、翌年は「後厄」と呼ばれます。例えば男性の場合、24歳・41歳・60歳は前厄、26歳・43歳・62歳は後厄です。前厄と後厄を含めた3年間を厄年と呼ぶ場合も、単に本厄のみを厄年と呼ぶこともあります。
前厄は徐々に本厄に向かっていく年であり、さまざまな変化の兆候が表れ始めるタイミングです。本厄はもっとも変化が起きやすい年とされ、後厄は本厄の変化が徐々に薄らいでいく年といわれます。なお、男性の42歳と女性の33歳の本厄は「大厄」と呼ばれ、厄年のなかでも特に大きな節目の1年と考えられています。

厄年の男女別早見表(2024~2026年)

厄年は、生まれた日の年齢を1歳として、元旦をむかえるごとに1歳を加える数え年で考えます。そのため、厄年を確認する際は現在の年齢に1歳を加え、早生まれの方が誕生日前に確認する場合は年齢に2歳を加えて計算しましょう。ここでは、2024年から2026年までの厄年を男女別にご紹介します。

男性の厄年早見表

男性の場合、厄年は25歳・42歳・61歳の3回です。なかでも42歳は、人生において特に大きな変化が起きやすい大厄とされます。以下の表では、2024年から2026年にかけて厄年を迎える人の生まれ年と干支をご紹介します。

2024年の場合

前厄 本厄 後厄
年齢 年/干支 年齢 年/干支 年齢 年/干支
24歳 2001年/へび 25歳 2000年/たつ 26歳 1999年/うさぎ
41歳 1984年/ねずみ 42歳 1983年/いのしし 43歳 1982年/いぬ
60歳 1965年/へび 61歳 1964年/たつ 62歳 1963年/うさぎ

2025年の場合

前厄 本厄 後厄
年齢 年/干支 年齢 年/干支 年齢 年/干支
24歳 2002年/うま 25歳 2001年/へび 26歳 2000年/たつ
41歳 1985年/うし 42歳 1984年/ねずみ 43歳 1983年/いのしし
60歳 1966年/うま 61歳 1965年/へび 62歳 1964年/たつ

2026年の場合

前厄 本厄 後厄
年齢 年/干支 年齢 年/干支 年齢 年/干支
24歳 2003年/ひつじ 25歳 2002年/うま 26歳 2001年/へび
41歳 1986年/とら 42歳 1985年/うし 43歳 1984年/ねずみ
60歳 1967年/ひつじ 61歳 1966年/うま 62歳 1965年/へび

女性の厄年早見表

女性には19歳・33歳・37歳・61歳の4回厄年が訪れます。30代に2回厄年があるのは、女性の場合20代から30代にかけて、結婚や出産などの心身や生活に変化を与える出来事が起こりやすいためと考えられています。とりわけ33歳は大厄とされ、大きな転機が訪れやすい時期とされます。

2024年の場合

前厄 本厄 後厄
年齢 年/干支 年齢 年/干支 年齢 年/干支
18歳 2007年/いのしし 19歳 2006年/いぬ 20歳 2005年/とり
32歳 1993年/とり 33歳 1992年/さる 34歳 1991年/ひつじ
36歳 1989年/へび 37歳 1988年/たつ 38歳 1987年/うさぎ
60歳 1965年/へび 61歳 1964年/たつ 62歳 1963年/うさぎ

2025年の場合

前厄 本厄 後厄
年齢 年/干支 年齢 年/干支 年齢 年/干支
18歳 2008年/ねずみ 19歳 2007年/いのしし 20歳 2006年/いぬ
32歳 1994年/いぬ 33歳 1993年/とり 34歳 1992年/さる
36歳 1990年/うま 37歳 1989年/へび 38歳 1988年/たつ
60歳 1966年/うま 61歳 1965年/へび 62歳 1964年/たつ

2026年の場合

前厄 本厄 後厄
年齢 年/干支 年齢 年/干支 年齢 年/干支
18歳 2009年/うし 19歳 2008年/ねずみ 20歳 2007年/いのしし
32歳 1995年/いのしし 33歳 1994年/いぬ 34歳 1993年/とり
36歳 1991年/ひつじ 37歳 1990年/うま 38歳 1989年/へび
60歳 1967年/ひつじ 61歳 1966年/うま 62歳 1965年/へび

厄年の対処法

厄年を迎えたときには、何をすれば良いのでしょうか。こちらでは、多くの人が実践している厄年の対処法をお伝えします。

神社で厄払いをする

厄年に行うこととして有名なのは神社での厄払いです。厄払いは、災いを祓い、無事に1年を過ごせるよう祈願するための儀式です。厄払いに期待することは人によって異なりますが、厄年の不安な気持ちやストレスを解消する目的で厄払いをする人も多くいます。
なお、神社によっては厄払いを行う際に予約が必要なところもあるため、事前に確認しておきましょう。

縁起物や厄除けを身に付ける

厄年には、縁起物や厄除けのアイテムを身に付ける人もいます。具体的には、「長いもの」や「七色のもの」「うろこ模様のもの」などが縁起物として有名です。
厄年を迎える人へ贈り物をする場合は、これらの点を押さえたプレゼントも喜ばれるかもしれません。男性の場合はネクタイやベルト、女性の場合はスカーフや真珠のネックレスなどが身に着けやすいでしょう。

リラックスして心に余裕を持つ

人生の転機となる出来事が起こりやすい厄年だからこそ、リラックスして心に余裕を持つことも重要です。心に余裕がないと、小さな出来事でも「厄年だから」と考えて憂鬱になってしまい、ますます心身のバランスを崩しやすくなってしまいます。リラックスできる趣味や娯楽を見つけたり、家族や友人・知人とコミュニケーションを図るなど、心に余裕を持つことを意識しましょう。

厄年にしてはいけないこと

心身や周りの環境に変化の多い厄年には、以下のような行動を控えると良いといわれています。

ストレスの大きい行動をする

厄年には、引っ越しや転職などの大きなストレスのかかる行動は避けるのが良いとされます。厄年は心身のバランスを崩しやすい時期とされるため、住環境や仕事環境などの大きな変化によるストレスの影響が特に出やすいと考えられています。厄年にはストレスをため込まないように、リフレッシュできる趣味を見つけ、余裕をもったスケジュールでゆったりと生活するのが良いでしょう。
また、引っ越しの予定がある場合にも、早めに引っ越しの手順や必要な手続きを確認し、余裕を持ったスケジュールを設定するなど、少しでもストレスなく準備を進めましょう。

厄年を意識しすぎる

厄年が近づくと不安に感じるという人も多いでしょう。しかし、厄年はあくまで日本に古くから伝わる風習であり、科学的な根拠があるわけではありません。あまり意識しすぎて日常生活に支障が出るようなことは避け、厄年自体がストレスとならないように気を付けましょう。

不健康な生活をする

厄年に限ったことではありませんが、不健康な生活は心身に悪影響を及ぼします。睡眠時間を削ったり、暴飲暴食を繰り返したりするのは控えましょう。健康的な生活を意識し、変化の多い厄年でも心身の不調を避けるようにしましょう。

厄払いとは

厄払い

厄払いは、厄年の人などが身を清めて邪気を払うために、神社で受ける儀式のことです。旧暦では現在の節分が大みそかにあたり、年が明けるまでに厄を払うという考えから、以前は節分の日までに厄年の厄払いを受けるのが一般的でした。しかし、現代では多くの神社が一年中厄払いを受け付けており、お正月の初詣と合わせて行う人やお日柄が良い日を選ぶ人もいます。

また、厄払いと混同されがちな言葉に、厄除けや厄落としがあります。厄除けは、災いが降りかかるのを予防する目的で、事前にお寺や神社などで祈祷や祈願を受けることです。厄払いや厄除けは、厄年だけでなく悪いことが続いたタイミングなどに受けることもあります。
厄落としは、現状が悪化しないように自分から災厄を作り出す風習です。昔は普段使っているものをわざと壊したり、物を落としたりすることで、厄を落とすと考えられていました。現在は、お寺や神社で祈祷を受けるのが一般的です。

厄払いを受ける方法

厄払いを受ける際は、神社内のご祈祷受付所で手続きをします。祈祷に際して送る謝礼(初穂料)は3,000円から10,000円程度が相場です。服装は普段着で構いませんが、過度な露出や清潔感がないような服装は避けたほうが無難です。
厄払いをして、その年を無事に過ごせたときは、感謝を伝えるためにお礼参りに行く人もいます。

厄年でも安心して暮らすために

厄年は、健康面、生活面を見直す良い機会です。不安を抱えるのではなく、「厄」につながる生活習慣を見直すなど、前向きな気持ちで厄年を迎えると良いでしょう。より安心して日々を暮らすためには、住まいのセキュリティ対策も重要です。

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まとめ

厄年は、日本で広く知られている風習の1つです。前厄・本厄・後厄それぞれのタイミングで厄払いや厄除けに行くという人もいます。しかし、あまり厄年を意識しすぎるとかえってストレスを感じる可能性があるため、普段通りの健康的な生活を心がけると良いでしょう。

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