「安全・安心」の育児をするために
目次
小さい頃は一緒にいられるけれど…
子どもが小学校に入る前までは、お仕事などの事情で幼稚園や保育園に預けたり、シッターさんや祖父母にお願いをしたりすることもありますが、基本的に一緒にいられますよね。ですが、成長と共に子どもと一緒に過ごす時間はだんだん少なくなります。小学生になると子どもだけで遊んだり、塾や習い事に行ったりする時間も増え、育児中の方々は子どもが安全に過ごせているか心配になるでしょう。
親の目の届かない時間が増え、活動範囲も年々広がっていくからこその危険も、同じように増えていきます。子どもの安全を守るため、ライフステージやライフスタイルに合わせた防犯を考えていきましょう。
子どもの被害を防ぐために家庭でできること
「令和5年警察白書」によると、13歳未満の子どもが被害者になる事件数は年々減少していましたが、令和4年に増加に転じました。さらに、子どもの心身に大きなダメージを与える略取誘拐事件の割合は平成29年から増減を繰り返しています。令和4年には過去10年で最も多くなり、全体の件数のうち30.8%(認知件数390件のうち120件)が略取誘拐でした。
子どもの犯罪被害を防ぐために、子どもと一緒に防犯について考えてみましょう。外出しているときに気を付けたいポイントは「いかのおすし」です。
いか…知らない人についていかない
の…知らない人の車には絶対にのらない
お…おおごえを出して助けを呼ぶ
す…安全なところまですぐに逃げる
し…すぐにおうちの人にしらせる
また、家で留守番をしているときでも、空き巣に入られる、帰宅時に押し入られるなどの事件の被害者になる可能性があります。
い…いえのカギを見せない
い…いえのまわりをよく見る
ゆ…ゆうびん受けをチェック
だ…だれもいなくても「ただいま!」
な…なかに入ってすぐ戸締り
また、子どもに「不審者に気をつけよう」と言っても、外見だけでは本当に不審者かどうか分かりません。「自分が怖い、嫌だと思う『行為』をされていないか」を気にするように教えましょう。
そのような「行為」をされた場合、速やかにその場から離れる、保護者に危険を知らせることができるように、事前の話し合いと練習が大切です。防犯ブザーを持っていても実際に鳴らしてみないと、いざというときに上手くできないこともあるでしょう。本番でしっかり対応できるように、家族で練習をしてみてください。
ライフステージに合わせた防犯を
保育園や幼稚園から小学校、小学校から中学校へ進学すると、毎日通う場所が変わります。近所に進学をする場合もありますが、少し遠くにある学校へ通う場合もあるでしょう。子どものライフステージに合わせて、街や、家の場所を考える必要があるかもしれません。
また、子どもだけで遊びに行ったり、一人で外を出歩く時間が長くなったり、子どもだけで留守番を任せても安全かどうかは、その街の治安によって変わる部分です。
子どもが安全に暮らせる街かどうかを、改めて見直してみましょう。
しかし、治安が悪いからと言ってすぐに引っ越したり、子どもを見ていたいからと転職をしたりするのは、現実的に考えて少しハードルが高い。だけど子どもの安全は守りたい。そう考える方は、プロに子どもを見守ってもらいませんか?
親が子どもの「安全・安心」のためにできること
自分だけでは子どもの安全を守る自信がない、子どもにもっと安心した毎日を過ごしてほしい。そう思ったら、人の安全を守るプロに頼ってみましょう。
家の中にいる子どもを守る
【ホームセキュリティ】
外で働きたい気持ちはあったけれど、「子どもを家でひとりにさせられない」などの理由で働くこと、大人だけで外出することを諦めていた方も、プロに頼ることで育児中でも自分の時間を持てるようになるかもしれません。そしてプロが子どもを見守ってくれるので、お子さまも安心してお留守番が出来ることでしょう。
大人の役割のひとつである「家族を見守る」部分は、ALSOKにお任せください。