お金と防犯――不安解消のために取り組みたいこと
あなたが「不安に感じること」はなんですか?
日々の生活を送る中で「不安に感じること」はなにかありますか?自分や家族の健康、会社での人間関係、来月の生活の心配や、将来のお金のこと、暮らす街の治安など、大小問わず心配事は誰にでもあるはず。
まずは「自分が何を不安だと感じるか」を考えてみましょう。お金のことなのか、人間関係なのか、別のことなのか…。誰かに話すことで解決できる悩みもあれば、プロに頼る方が早く、正確に解決できることもあるでしょう。
今回は、「将来のお金」「治安」に不安を感じている人に向けて、不安の解消の仕方をご提案します。
不景気で治安が悪化する?
日本FP協会発行の「くらしとお金に関する意識調査2020」によると、新型コロナウイルスの影響もあり、現在のお金に関する不安を抱えている人は全体で60%に上ります。
また、将来のお金に関する不安は全体で66%と、現在のお金に関する不安よりやや多い結果になりました。今収入が減ったことによる不安だけではなく、年金問題がニュースになったことも関係あるかもしれません。
お金だけではなく、「何に対してかはわからないが、漠然とした不安」を抱えている人も多いようです。将来何がどうなるかわからない、先が見えない不安が現れた数字と言えるでしょう。
そして、平成29年に内閣府政府広報室が発行した「治安に関する世論調査」によると、景気が悪くなると治安が悪くなる、と考える人も多いようです。
「景気の悪化=治安の悪化」と考える人も多いなか、今の日本は新型コロナウイルスの影響もあり、景気がいいとは言えません。これからのお金の不安、そして街の治安に対する不安もあると、穏やかに暮らせないですよね。
お金と治安の不安を解消するために
まず、貯蓄だけでは将来のお金が不安だという方には、ひと月1万円程度からはじめられる、iDeCoや積み立てNISAなどの未経験者でも始めやすい投資をすることも選択肢のひとつです。
iDeCo は掛け金が全額所得控除される、運用益が非課税になる、受給時に所得控除が受けられるというメリットがありますが、資金の引き出しが原則60歳以降になっているため、老後の資金を蓄える方向きと言われています。
積み立てNISAは運用益が非課税になる、iDeCoよりも少額から始められる、いつでも資金を引き出せるというメリットがありますが、金融庁の厳しい条件をクリアした商品のみが投資対象のため、長期(最大20年)でこつこつ積み上げる方向きと言われています。
いずれも若い方でも簡単にできて、始めるのが早ければ早いほど将来のお金が貯めやすくなります。それと同時に、お金について悩む時間が減り、安心して生活ができる時間も増えるでしょう。お金だけではなく、将来の安心も増やせる方法が投資です。
次に、治安の不安は、プロに頼るのが一番です。プロの手を借りて防犯に力を入れましょう。もしかしたら「プロに頼った防犯はすごくお金がかかるのでは?」と考える人も多いかもしれませんが、そんなことはありません。
もし今ひとり暮らしだとしても、将来家族ができることで、ライフステージの変化と共に守りたい存在が増えるはず。そうなったとき、すでに防犯対策ができている、もしくは自分の経験をもとに「こういう防犯をしよう」と提案ができたらいいですよね。
情報収集が不安解消への第一歩
投資も防犯も、まずは自分で情報収集をしてみましょう。どんな種類のものがあるのか、どれくらいの値段なら継続しやすいかなど条件に合ったものを探し、情報をもとに自分で導入する。もしくは自分で集めた情報は参考程度に、プロに相談するのもおすすめです。
初心者が持っていないプロならではの情報、ノウハウがありますから、積極的に頼ってみましょう。
お手軽に防犯を始めてみたい方
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お金と防犯の不安を解消する方法は、自分で情報を集めて、行動をすること。自分の力でがんばるのもいいですが、プロの力を借りることが解決への最短ルートな場合もあります。今の自分の状況などを考えて、一番合った方法を選ぶとよいでしょう。
悩んで終わり、ではなく、まずは何かしらの行動をはじめられるといいですね。