全国治安ワーストランキング2024

治安 2024.11.29
全国治安ワーストランキング2024

2023年は侵入強盗や特殊詐欺などの被害に遭うニュースが相次いだことから、国内の治安を懸念している方は多いのではないでしょうか。これからお住まいを探す予定の方は、利便性だけでなく治安情報も参考にすることをおすすめします。
そこで、この記事では2024年に警察庁から発表された犯罪統計とともに、2023年の犯罪動向、刑法犯全体または犯罪種別ごとの治安ワーストランキングをご紹介します。
現在の居住地域や検討している移住先の治安状況を確認し、ご自身やご家族の防犯対策に役立ててください。

目次

刑法犯全体の認知件数や検挙率、犯罪遭遇率のワーストランキング2024

色分けされた日本地図

※刑法犯遭遇率ランキングの順位に基づき色分けしています。
1位~9位を「水色」
10位~19位「淡い緑」
20位~28位「黄色」
29位~38位「オレンジ」
39位~47位「赤」

犯罪遭遇率:人口における2023年に発生した犯罪件数の割合
認知件数:警察などの機関が犯罪の発生を認知した件数
検挙率:認知件数における検挙(容疑者を特定した)件数の割合

順位 刑法犯遭遇率
(高い順)
刑法犯認知件数
(多い順)
刑法犯検挙率
(低い順)
1 大阪
(110人に1件)
東京
(89,098件)
大阪
(26.7%)
2 群馬
(145人に1件)
大阪
(80,148件)
栃木
(29%)
3 茨城
(146人に1件)
埼玉
(49,653件)
茨城
(30.1%)
4 兵庫
(147人に1件)
愛知
(46,832件)
千葉
(31.5%)
5 埼玉
(149人に1件)
神奈川
(43,846件)
埼玉
(31.8%)
6 福岡
(153人に1件)
千葉
(37,538件)
愛知
(33.3%)
7 東京
(155人に1件)
兵庫
(37,267件)
東京
(35%)
8 愛知
(160人に1件)
福岡
(33,284件)
福岡
(36.5%)
9 栃木
(162人に1件)
北海道
(22,232件)
三重
(38.3%)
10 沖縄
(163人に1件)
茨城
(19,767件)
神奈川
(38.6%)
11 香川
(166人に1件)
静岡
(15,612件)
兵庫
(38.7%)
12 岐阜
(166人に1件)
広島
(14,188件)
岐阜
(39.7%)
13 千葉
(168人に1件)
群馬
(13,326件)
群馬
(40.1%)
14 三重
(178人に1件)
栃木
(11,932件)
鹿児島
(40.7%)
15 滋賀
(182人に1件)
岐阜
(11,919件)
福島
(40.8%)
16 宮城
(195人に1件)
京都
(11,885件)
宮城
(41.3%)
17 愛媛
(195人に1件)
宮城
(11,583件)
広島
(41.6%)
18 広島
(195人に1件)
三重
(9,955件)
徳島
(43%)
19 岡山
(202人に1件)
岡山
(9,230件)
岡山
(43.7%)
20 神奈川
(210人に1件)
沖縄
(9,124件)
沖縄
(44.7%)
21 京都
(210人に1件)
新潟
(8,672件)
山梨
(46.1%)
22 佐賀
(215人に1件)
福島
(8,003件)
長野
(46.4%)
23 高知
(215人に1件)
滋賀
(7,771件)
香川
(46.6%)
24 奈良
(226人に1件)
長野
(7,769件)
京都
(46.8%)
25 福島
(227人に1件)
愛媛
(6,809件)
滋賀
(47.2%)
26 富山
(228人に1件)
鹿児島
(6,721件)
静岡
(47.7%)
27 和歌山
(230人に1件)
熊本
(6,174件)
宮崎
(48.2%)
28 北海道
(231件に1件)
奈良
(5,852件)
高知
(48.9%)
29 静岡
(233人に1件)
香川
(5,761件)
新潟
(49.1%)
30 石川
(234人に1件)
青森
(4,815件)
北海道
(49.3%)
31 鹿児島
(237人に1件)
石川
(4,775件)
佐賀
(49.4%)
32 山梨
(241件に1件)
富山
(4,501件)
愛媛
(49.4%)
33 新潟
(250人に1件)
宮崎
(4,214件)
大分
(50.6%)
34 宮崎
(254人に1件)
山口
(4,186件)
熊本
(52.7%)
35 青森
(255人に1件)
和歌山
(4,028件)
青森
(52.9%)
36 鳥取
(260人に1件)
長崎
(3,786件)
岩手
(53.7%)
37 長野
(263人に1件)
佐賀
(3,750件)
山口
(55.1%)
38 福井
(268人に1件)
山梨
(3,365件)
石川
(55.2%)
39 徳島
(269人に1件)
高知
(3,179件)
富山
(56.1%)
40 熊本
(281件に1件)
大分
(2,993件)
福井
(57.4%)
41 山口
(317人に1件)
山形
(2,980件)
長崎
(57.7%)
42 島根
(337人に1件)
岩手
(2,856件)
和歌山
(60%)
43 長崎
(345人に1件)
福井
(2,840件)
奈良
(60.5%)
44 山形
(350人に1件)
徳島
(2,673件)
山形
(65%)
45 大分
(375人に1件)
秋田
(2,403件)
鳥取
(67.6%)
46 秋田
(392人に1件)
鳥取
(2,100件)
秋田
(67.9%)
47 岩手
(417人に1件)
島根
(1,956件)
島根
(72.7%)

警察庁の犯罪統計などをもとに作成

警察庁が2024年に発表した犯罪統計などによると、2023年1月~12月の刑法犯全体の認知件数がもっとも多かったのは東京都です。続いて2位が大阪府、3位が埼玉県という結果となっています。こちらはいずれも昨年同様の順位です。
ただし、人口の多い都市部では犯罪の件数が多くなるのはある意味当然といえます。これだけで治安の善し悪しを判断することは難しいため、各都道府県の人口を考慮した犯罪遭遇率(○○人に1件)も計算しました。

犯罪遭遇率では1位が大阪府となり、110人に1件の割合で犯罪に遭遇している結果となっています。続いて2位は群馬県(145人に1件)、3位が茨城県(146人に1件)という結果となりました。大阪府は昨年同様犯罪遭遇率・検挙率ともにワースト1位となっており、もっとも治安の悪いエリアといえます。また、遭遇率ワースト2位の群馬県は昨年8位、3位の茨城県は昨年6位だったため、この1年で治安が悪化していることが分かります。

下の図は縦軸に検挙率、横軸に人口あたりの犯罪遭遇率をとって各都道府県をマッピングした治安の目安です。左下にいくほど治安が悪く右上に行くほど治安が良いことを表しています。矢印は昨年と比べて大きく座標が動いたものを示しており、前年と比べて検挙率とは犯罪遭遇率が大きく下がったものを赤矢印で記載しています。

2023年人口あたりの治安の目安(人口あたりの犯罪遭遇率×検挙率)

警察庁の犯罪統計などをもとに作成

前年と比べて、栃木県、岐阜県、群馬県、沖縄県、香川県が大きく治安が悪化し検挙率が下がりました。特に栃木県は昨年度全国平均よりも上だったところから大きく下がり、治安が悪いエリアに入ってきています。
2023年に「治安が悪い」エリアに入ったのは8都府県。そのうち福岡県は昨年から2年連続、福岡県・栃木県以外の6都府県は、2015年以降8年連続で同エリアに入っています。

2023年度の犯罪動向

2023年の「犯罪統計資料(確定値)」や特殊詐欺に関する資料などをもとに、2023年の犯罪情勢や近年の傾向等をまとめました。

刑法犯認知件数、検挙率ともにコロナ前水準に

2023年初旬には新型コロナウイルス感染症の5類移行が決定し、人流の増加がみられました。刑法犯認知件数は対前年増加、検挙率は低下しており、コロナ流行前の2019年に近い水準となっています。

刑法犯認知件数+検挙率

上記の図は1989年(平成元年)から2023年(令和5年)の刑法犯認知件数の推移を表しています。2023年の刑法犯認知件数は703,351件と、対前年比17%増加となり、2019年の748,559件に迫る結果となっています。前年と比較して、47都道府県すべてにおいて認知件数が増加しました。
また検挙率は2019年39.3%から2020年~2022年は40%代に上がってきていましたが、2023年には再び38.3%にまで低下しています。

街頭における窃盗の割合が増加

街に人の流れが戻った影響もあり、街頭における窃盗の割合が昨年30.6%から33.2%に増加しています。「街頭における主な窃盗」に含まれるのは、自動車盗、バイク盗、自転車盗、すり・ひったくり、車上ねらい・部品ねらいなどです。特に自転車盗は164,180件発生しており、コロナ禍の3年間を大きく上回っています。

また、事業所等への窃盗も前年と比較して約6,000件増加しており、店舗および倉庫への侵入が多く発生しています。

侵入強盗が大幅増加

強盗の認知件数は1,361件で、前年比18.6%(+213件)の増加となっています。特に住宅などの建物に侵入し、凶器などで住人を脅して金品を強奪する「侵入強盗」については、2022年から2023年にかけて発生した広域強盗事件以降後を絶ちません。2023年には414件発生しており、前年比42.8%の増加となっています。住宅強盗の割合も近年増加傾向です。
侵入強盗は手口の巧妙化・凶悪化が進んでいて危険性が高いことから、防犯対策の強化が求められています。

女性や子どもが主な被害者となる犯罪が増加

女性・子どもを対象とした犯罪は引き続き高い水準で推移しています。 特に不同意性交等は対前年比63.7%(+1,056件)、不同意わいせつも対前年比29.6%(+1,388件)増加となっています。2023年7月に性犯罪規定の見直しがあり、強制わいせつ罪・強制性交等罪から名称が変わり、犯罪構成要件も変更となったことが影響しているとみられています。
性犯罪被害者のうち、95.8%が女性です。ストーカー事案・ストーカー規制法違反の検挙数は、過去最多を更新しています。

特殊詐欺は3年連続増加

特殊詐欺は3年連続で増加しており、認知件数は19,033 件(+1,463 件、+8.3%)となっています。特に増加した手口は架空料金請求詐欺です。特殊詐欺被害のうち、1/3 がATMを操作する振り込み型の手口となっています。
その他、オレオレ詐欺・預貯金詐欺・キャッシュカード詐欺盗は被害者のほとんどが65歳以上の高齢者です。被害者への最初の接触手段は約3/4 が電話となっており、予兆電話の件数は133,967 件(1日あたり約 367 件)です。これは実際の特殊詐欺認知件数の約7倍にあたります。
こうした特殊詐欺や予兆電話は対策次第で未然に防ぐことができます。両親や祖父母など特殊詐欺のターゲットとなり得る方を守るためにも、必要な対策を行いましょう。

来日外国人による刑法犯も増加傾向

来日外国人による刑法犯は、検挙件数が10,040 件で前年比+17.4%、検挙人員は5,735 人で前年比+14.4%とそれぞれ増加している状況です。罪種別の検挙人員では窃盗が倍増していて、すりが3倍、不同意性交等が 1.7 倍となっています。
近年はベトナム人やカンボジア人による窃盗団が形成されており、金属盗や住宅への空き巣、ドラッグストアなどでの被害が報告されています。

住宅侵入盗のワーストランキング2024トップ5

住まいの治安を判断する上で気がかりな住宅侵入盗について、都道府県別のワーストランキングトップ5をみていきましょう。

順位 住宅侵入盗遭遇率
(高い順)
住宅侵入盗認知件数
(多い順)
住宅侵入盗検挙率
(低い順)
1 茨城
(1,102戸に1件)
埼玉
(1,704件)
栃木
(15.6%)
2 栃木
(1,367戸に1件)
愛知
(1,292件)
香川
(27.4%)
3 岐阜
(1,502戸に1件)
千葉
(1,208件)
愛知
(31.7%)
4 群馬
(1,631戸に1件)
茨城
(1,206件)
三重
(34.1%)
5 宮城
(1,894戸に1件)
神奈川
(1,079件)
鹿児島
(34.4%)

警察庁の犯罪統計などをもとに作成

6 埼玉
(1,986戸に1件)
福岡
(943件)
滋賀
(35.0%)
7 千葉
(2,508戸に1件)
東京
(914件)
長野
(37.5%)
8 山梨
(2,527戸に1件)
栃木
(678件)
静岡
(37.8%)
9 愛知
(2,695戸に1件)
大阪
(661件)
新潟
(38.9%)
10 沖縄
(2,708戸に1件)
兵庫
(599件)
沖縄
(39.0%)
11 高知
(2,719戸に1件)
岐阜
(595件)
茨城
(39.3%)
12 福岡
(2,737戸に1件)
群馬
(582件)
福島
(40.6%)
13 三重
(2,745戸に1件)
宮城
(575件)
兵庫
(41.1%)
14 香川
(2,974戸に1件)
北海道
(378件)
山梨
(41.3%)
15 福島
(3,098戸に1件)
静岡
(325件)
大阪
(42.7%)
16 石川
(3,189戸に1件)
三重
(311件)
群馬
(43.1%)
17 岡山
(3,308戸に1件)
広島
(290件)
和歌山
(46.5%)
18 鹿児島
(3,395戸に1件)
福島
(278件)
宮城
(47.1%)
19 福井
(3,874戸に1件)
岡山
(277件)
富山
(48.5%)
20 長野
(3,984戸に1件)
鹿児島
(259件)
福岡
(48.6%)
21 愛媛
(3,991戸に1件)
長野
(253件)
千葉
(48.9%)
22 佐賀
(4,047戸に1件)
沖縄
(241件)
宮崎
(49.1%)
23 新潟
(4,161戸に1件)
新潟
(239件)
青森
(53.5%)
24 神奈川
(4,174戸に1件)
京都
(217件)
長崎
(54.2%)
25 滋賀
(4,471戸に1件)
愛媛
(179件)
埼玉
(55.0%)
26 兵庫
(4,476戸に1件)
石川
(168件)
鳥取
(56.1%)
27 富山
(4,481戸に1件)
山梨
(167件)
熊本
(56.9%)
28 鳥取
(4,502戸に1件)
香川
(164件)
福井
(57.1%)
29 広島
(4,933戸に1件)
高知
(144件)
岐阜
(59.8%)
30 宮崎
(4,967戸に1件)
滋賀
(140件)
佐賀
(59.8%)
31 奈良
(5,062戸に1件)
熊本
(130件)
愛媛
(60.9%)
32 静岡
(5,276戸に1件)
山口
(124件)
石川
(61.3%)
33 大分
(5,338戸に1件)
奈良
(122件)
島根
(61.7%)
34 山口
(5,806戸に1件)
宮崎
(110件)
岩手
(63.2%)
35 京都
(6,167戸に1件)
大分
(109件)
大分
(63.3%)
36 熊本
(6,259戸に1件)
富山
(101件)
岡山
(65.0%)
37 島根
(6,685戸に1件)
佐賀
(87件)
徳島
(66.7%)
38 和歌山
(6,834戸に1件)
福井
(84件)
北海道
(68.8%)
39 大阪
(7,080戸に1件)
長崎
(83件)
東京
(70.4%)
40 北海道
(7,426戸に1件)
和歌山
(71件)
神奈川
(72.5%)
41 徳島
(7,465戸に1件)
青森
(71件)
秋田
(77.4%)
42 長崎
(7,946戸に1件)
鳥取
(57件)
高知
(77.8%)
43 青森
(8,344戸に1件)
岩手
(57件)
山形
(78.3%)
44 東京
(8,393戸に1件)
秋田
(53件)
広島
(79.3%)
45 秋田
(8,409戸に1件)
徳島
(51件)
山口
(90.3%)
46 山形
(9,761戸に1件)
島根
(47件)
奈良
(91.0%)
47 岩手
(10,163戸に1件)
山形
(46件)
京都
(91.7%)

住宅侵入盗の遭遇率ワースト1位は茨城県です。認知件数ワースト1位は埼玉県1,704件で、昨年から365件増加しています。次いで愛知県で1,292件、千葉県で1,208件です。埼玉県は3年連続認知件数ワースト全国1位となっています。
検挙率については栃木県がワースト1位で15.6%、2位が香川県、3位に愛知県が入っています。

下の図は、住宅侵入盗における治安の目安を犯罪遭遇率と検挙率をもとにマッピングしたものです。左下にいくほど治安が悪く、右上にいくほど治安が良いことを示します。

2023年住宅侵入盗の犯罪遭遇率×検挙率

警察庁の犯罪統計などをもとに作成
※検挙件数には前年より前に認知された事件の検挙件数が含まれることがあるため、検挙率は100%を超える場合があります。

矢印は昨年と比べて大きく座標が動いたもので、青色が大きく好転したもの、赤色が大きく悪化したものを表します。これによると岡山県、佐賀県は治安が大きく改善しています。一方で、香川県、新潟県、石川県は検挙率が大きく下がる形となっており、特に香川県は検挙率・犯罪遭遇率ともに全国平均以下となり治安が悪いエリアに位置しています。
「治安が悪い」エリアに入ったのは13県で、前年よりも1県減りました。治安が悪いとされている都道府県では特に注意が必要です。防犯対策を徹底し、空き巣などの被害を防ぎましょう。

特殊詐欺のワーストランキング2024トップ5

近年は特殊詐欺の被害が全国各地で増加しています。特殊詐欺は、ターゲットとする人物に電話をかけるなどして、詐術を用いて信頼させ、指定した預貯金口座へ現金を振り込ませる、もしくはその他の方法により現金などをだまし取る犯罪を指します。

出典:警察庁SOS47 特殊詐欺対策ページ

ここでは、特殊詐欺の犯罪遭遇率や認知件数、検挙率の都道府県別ワーストランキングトップ5をみていきましょう。

順位 特殊詐欺遭遇率
(高い順)
特殊詐欺認知件数
(多い順)
特殊詐欺検挙率
(低い順)
1 大阪
(1,142人に1件)
東京
(2,920件)
沖縄
(6.0%)
2 東京
(1,372人に1件)
大阪
(2,649件)
鹿児島
(8.6%)
3 神奈川
(1,479人に1件)
神奈川
(2,024件)
長崎
(10.6%)
4 兵庫
(1,663人に1件)
愛知
(1,357件)
佐賀
(12.9%)
5 千葉
(1,694人に1件)
埼玉
(1,338件)
兵庫
(14.9%)

警察庁の犯罪統計などをもとに作成
※65歳以上の人口を分母としています。

6 滋賀
(1,783人に1件)
千葉
(1,310件)
三重
(16.8%)
7 愛知
(1,783人に1件)
兵庫
(1,213件)
青森
(17.3%)
8 佐賀
(1,864人に1件)
福岡
(594件)
鳥取
(20.0%)
9 埼玉
(1,888人に1件)
静岡
(353件)
福岡
(20.2%)
10 香川
(2,287人に1件)
宮城
(352件)
千葉
(20.6%)
11 奈良
(2,343人に1件)
広島
(342件)
高知
(20.6%)
12 宮城
(2,371人に1件)
岐阜
(287件)
大阪
(23.9%)
13 三重
(2,477人に1件)
三重
(274件)
秋田
(23.9%)
14 岐阜
(2,691人に1件)
滋賀
(269件)
長野
(24.8%)
15 鳥取
(3,046人に1件)
茨城
(242件)
愛知
(25.4%)
16 福岡
(3,062人に1件)
奈良
(230件)
富山
(25.5%)
17 広島
(3,074人に1件)
長野
(226件)
広島
(26.0%)
18 長野
(3,703人に1件)
新潟
(203件)
茨城
(26.4%)
19 石川
(3,730人に1件)
京都
(189件)
熊本
(26.5%)
20 和歌山
(3,937人に1件)
岡山
(183件)
滋賀
(26.8%)
21 岡山
(3,967人に1件)
佐賀
(171件)
岐阜
(26.8%)
22 長崎
(3,976人に1件)
香川
(169件)
愛媛
(26.8%)
23 静岡
(3,991人に1件)
群馬
(161件)
和歌山
(27.0%)
24 島根
(4,101人に1件)
北海道
(161件)
栃木
(29.9%)
25 徳島
(4,396人に1件)
長崎
(141件)
宮城
(30.1%)
26 新潟
(4,527人に1件)
鹿児島
(128件)
神奈川
(31.4%)
27 富山
(4,537人に1件)
栃木
(117件)
埼玉
(33.4%)
28 茨城
(4,544人に1件)
石川
(115件)
大分
(33.9%)
29 群馬
(4,640人に1件)
和歌山
(100件)
徳島
(38.0%)
30 山梨
(4,905人に1件)
青森
(98件)
宮崎
(39.2%)
31 京都
(4,975人に1件)
熊本
(98件)
石川
(40.9%)
32 秋田
(5,225人に1件)
富山
(94件)
福島
(43.6%)
33 鹿児島
(5,231人に1件)
福島
(94件)
新潟
(43.8%)
34 青森
(5,485人に1件)
秋田
(88件)
岡山
(45.9%)
35 栃木
(6,226人に1件)
山口
(83件)
香川
(47.3%)
36 愛媛
(6,889人に1件)
愛媛
(82件)
島根
(49.3%)
37 山口
(7,109人に1件)
鳥取
(75件)
静岡
(50.4%)
38 熊本
(7,205人に1件)
島根
(71件)
山梨
(54.5%)
39 福島
(7,993人に1件)
徳島
(71件)
山口
(56.6%)
40 大分
(8,137人に1件)
山梨
(66件)
京都
(57.1%)
41 沖縄
(8,788人に1件)
大分
(59件)
北海道
(57.8%)
42 宮崎
(8,836人に1件)
宮崎
(51件)
奈良
(64.8%)
43 高知
(9,171人に1件)
沖縄
(50件)
岩手
(65.2%)
44 山形
(9,575人に1件)
山形
(48件)
福井
(66.7%)
45 福井
(9,945人に1件)
高知
(34件)
東京
(86.9%)
46 北海道
(13,255人に1件)
福井
(30件)
山形
(93.8%)
47 岩手
(22,655人に1件)
岩手
(23件)
群馬
(100.6%)

特殊詐欺の認知件数がもっとも多かったのは東京都、次いで大阪府、神奈川県となっています。犯罪遭遇率がもっとも高いのは大阪府、次いで東京都、神奈川県となっており、認知件数と同様に人口の多い府県がランクインしています。
一方、検挙率については沖縄県がワースト1位になっており、鹿児島県、長崎県と九州地方が続いています。

電話口で金銭やキャッシュカードの話が出たら、一旦電話を切り、家族や知人などに相談するようにしましょう。知らない番号からの電話には出ないようにしたり、迷惑電話防止機器を利用したりするのもおすすめです。
また最近は、SNSやサイト上で実在する実業家や投資家などを装い、必ずもうかるなどといった広告を鵜呑みにさせ、金銭をだまし取る「SNS型投資詐欺」も増加傾向です。特殊詐欺は高齢者だけではなく若年層もターゲットにされる可能性があるため、注意が必要です。

不同意わいせつのワーストランキング2024トップ5

性犯罪も2023年に大きく認知件数が増加しています。ここでは不同意わいせつの遭遇率、認知件数や検挙率のワーストランキングトップ5をみていきましょう。

順位 不同意わいせつ遭遇率
(高い順)
不同意わいせつ認知件数
(多い順)
不同意わいせつ検挙率
(低い順)
1 大阪
(5,976人に1件)
大阪
(796件)
山梨
(53.8%)
2 埼玉
(6,196人に1件)
東京
(769件)
徳島
(55.6%)
3 兵庫
(6,992人に1件)
埼玉
(623件)
長野
(59.6%)
4 滋賀
(7,779人に1件)
兵庫
(425件)
鹿児島
(60.4%)
5 宮城
(8,622人に1件)
神奈川
(376件)
熊本
(61.4%)

警察庁の犯罪統計などをもとに作成

6 東京
(9,562人に1件)
愛知
(321件)
滋賀
(66.7%)
7 鹿児島
(9,615人に1件)
千葉
(256件)
山形
(66.7%)
8 青森
(10,038人に1件)
福岡
(242件)
青森
(68.7%)
9 広島
(10,186人に1件)
北海道
(199件)
千葉
(70.7%)
10 福岡
(11,538人に1件)
広島
(146件)
茨城
(70.7%)
11 愛知
(12,206人に1件)
宮城
(140件)
宮城
(71.4%)
12 京都
(12,374人に1件)
静岡
(131件)
福島
(71.4%)
13 佐賀
(12,598人に1件)
京都
(110件)
愛媛
(72.7%)
14 奈良
(12,766人に1件)
茨城
(99件)
大阪
(73.2%)
15 神奈川
(12,845人に1件)
滋賀
(96件)
神奈川
(73.4%)
16 千葉
(12,917人に1件)
鹿児島
(91件)
埼玉
(73.5%)
17 栃木
(13,073人に1件)
栃木
(77件)
福岡
(74.8%)
18 鳥取
(13,505人に1件)
岡山
(72件)
宮崎
(75.0%)
19 熊本
(13,595人に1件)
熊本
(70件)
秋田
(76.2%)
20 岡山
(13,968人に1件)
青森
(67件)
奈良
(77.2%)
21 福井
(14,022人に1件)
群馬
(67件)
三重
(77.6%)
22 和歌山
(14,110人に1件)
福島
(63件)
岐阜
(79.1%)
23 北海道
(14,210人に1件)
三重
(58件)
兵庫
(79.5%)
24 静岡
(14,634人に1件)
新潟
(58件)
石川
(79.5%)
25 茨城
(15,129人に1件)
奈良
(57件)
広島
(80.1%)
26 群馬
(15,163人に1件)
長野
(52件)
栃木
(81.8%)
27 福島
(15,319人に1件)
沖縄
(50件)
大分
(83.9%)
28 石川
(15,401人に1件)
愛媛
(44件)
愛知
(84.4%)
29 島根
(15,498人に1件)
岐阜
(43件)
静岡
(84.7%)
30 沖縄
(15,717人に1件)
石川
(39件)
新潟
(86.2%)
31 三重
(16,254人に1件)
長崎
(37件)
島根
(87.0%)
32 愛媛
(16,512人に1件)
和歌山
(36件)
京都
(87.3%)
33 香川
(17,170人に1件)
佐賀
(35件)
東京
(87.9%)
34 宮崎
(18,332人に1件)
岩手
(34件)
岩手
(88.2%)
35 富山
(18,368人に1件)
宮崎
(32件)
和歌山
(88.9%)
36 岩手
(18,892人に1件)
大分
(31件)
北海道
(91.5%)
37 長崎
(19,451人に1件)
香川
(30件)
香川
(93.3%)
38 大分
(19,782人に1件)
富山
(30件)
群馬
(94.0%)
39 高知
(19,822人に1件)
福井
(29件)
沖縄
(94.0%)
40 新潟
(20,001人に1件)
山口
(25件)
山口
(96.0%)
41 長野
(20,952人に1件)
山形
(24件)
福井
(96.6%)
42 徳島
(21,711人に1件)
島根
(23件)
富山
(96.7%)
43 山形
(23,372人に1件)
鳥取
(22件)
長崎
(97.3%)
44 秋田
(24,645人に1件)
秋田
(21件)
佐賀
(100.0%)
45 岐阜
(24,653人に1件)
高知
(19件)
岡山
(104.2%)
46 山口
(28,987人に1件)
徳島
(18件)
鳥取
(104.5%)
47 山梨
(33,189人に1件)
山梨
(13件)
高知
(110.5%)

不同意わいせつの遭遇率がもっとも高いのは大阪府、次いで埼玉県、兵庫県となっています。大阪府は認知件数もワースト1位となっており、不同意わいせつ事案が頻繁に発生している状況です。次いで認知件数2位の東京都は、不同意性交等のランキングでも1位に入っています。
不同意わいせつの前兆事案となる声掛けやつきまといなどの多くは路上で発生しています。女性や子どもが1件で歩く際はなるべく明るく人通りの多い道を選び、防犯ブザーを携帯するなどの対策をしておきましょう。

強盗のワーストランキング2024トップ5

次に近年被害が全国に広がっている強盗の遭遇率、認知件数や検挙率のワーストランキングトップ5をみていきましょう。

順位 強盗遭遇率
(高い順)
強盗認知件数
(多い順)
強盗検挙率
(低い順)
1 大阪
(42,031人に1件)
東京
(235件)
大阪
(79.4%)
2 埼玉
(57,217人に1件)
大阪
(209件)
愛知
(82.2%)
3 東京
(58,901人に1件)
埼玉
(129件)
茨城
(83.3%)
4 千葉
(78,876人に1件)
神奈川
(110件)
神奈川
(83.6%)
5 茨城
(79,995人に1件)
愛知
(90件)
千葉
(85.0%)

警察庁の犯罪統計などをもとに作成

6 沖縄
(82,529人に1件)
千葉
(80件)
栃木
(85.7%)
7 愛知
(83,474人に1件)
兵庫
(65件)
静岡
(88.9%)
8 神奈川
(83,745人に1件)
北海道
(45件)
兵庫
(89.2%)
9 兵庫
(83,998人に1件)
福岡
(41件)
埼玉
(91.5%)
10 鹿児島
(88,428人に1件)
茨城
(36件)
岡山
(95.0%)
11 岡山
(93,274人に1件)
静岡
(36件)
京都
(95.0%)
12 静岡
(100,938人に1件)
岡山
(20件)
東京
(97.0%)
13 鳥取
(109,312人に1件)
宮城
(20件)
北海道
(97.8%)
14 宮城
(112,874人に1件)
京都
(20件)
鹿児島
(100.0%)
15 北海道
(114,220人に1件)
沖縄
(18件)
群馬
(100.0%)
16 三重
(118,162人に1件)
鹿児島
(18件)
福岡
(100.0%)
17 群馬
(120,686人に1件)
群馬
(16件)
三重
(106.7%)
18 福岡
(124,510人に1件)
三重
(15件)
長野
(108.3%)
19 京都
(125,063人に1件)
栃木
(14件)
広島
(108.3%)
20 栃木
(137,817人に1件)
長野
(12件)
宮城
(110.0%)
21 石川
(139,663人に1件)
広島
(12件)
沖縄
(111.1%)
22 岩手
(148,709人に1件)
岐阜
(10件)
山口
(116.7%)
23 佐賀
(161,375人に1件)
石川
(8件)
岐阜
(130.0%)
24 奈良
(165,673人に1件)
岩手
(8件)
鳥取
25 長野
(170,317人に1件)
奈良
(8件)
石川
26 宮崎
(178,140人に1件)
新潟
(8件)
岩手
27 香川
(191,357人に1件)
宮崎
(6件)
佐賀
28 岐阜
(198,229人に1件)
山口
(6件)
奈良
29 富山
(205,688人に1件)
福島
(6件)
宮崎
30 山口
(221,036人に1件)
鳥取
(5件)
香川
31 高知
(228,321人に1件)
佐賀
(5件)
富山
32 広島
(230,885人に1件)
香川
(5件)
高知
33 徳島
(239,626人に1件)
富山
(5件)
徳島
34 新潟
(270,489人に1件)
滋賀
(5件)
新潟
35 山梨
(270,872人に1件)
愛媛
(4件)
山梨
36 滋賀
(282,798人に1件)
熊本
(4件)
滋賀
37 福島
(303,097人に1件)
高知
(3件)
福島
38 和歌山
(308,156人に1件)
徳島
(3件)
和歌山
39 島根
(329,405人に1件)
山梨
(3件)
島根
40 愛媛
(331,796人に1件)
和歌山
(3件)
愛媛
41 大分
(374,508人に1件)
大分
(3件)
大分
42 福井
(379,889人に1件)
青森
(3件)
福井
43 青森
(408,499人に1件)
島根
(2件)
青森
44 熊本
(434,487人に1件)
福井
(2件)
熊本
45 秋田
(470,511人に1件)
秋田
(2件)
秋田
46 長崎
(653,030人に1件)
長崎
(2件)
長崎
47 山形
(1,042,396人に1件)
山形
(1件)
山形

強盗の犯罪遭遇率がもっとも高いのは大阪府で、次いで埼玉県、東京都と続いています。強盗の認知件数は東京都がワースト1位で、次いで大阪府、埼玉県となっています。大阪府は検挙率もワースト1位となっており、とくに注意が必要なエリアであるといえるでしょう。
侵入強盗は命の危険がおよぶ可能性もあるため、日頃から注意が必要です。施錠はもちろん、玄関や窓に補助錠をつける、窓に防犯フィルムを貼るなどの対策を行いましょう。

また、今回ランク外だった都道府県でも犯罪は発生しています。治安が良いからと油断していると、犯罪者に侵入する隙を与えてしまう可能性もあるでしょう。住んでいる地域の治安の善し悪しも重要ですが、治安状況に限らず普段から防犯意識をもち、対策を行うことが大切です。

毎日の安全を守るALSOKのホームセキュリティ

今回ご紹介した治安ワーストランキングを参考に、居住地域の治安状況を知るとともに、必要な防犯対策は何かを考えましょう。住居の防犯性を総合的に上げたい場合は「ホームセキュリティ」がおすすめです。

スマホゲート画像

ALSOKのホームセキュリティは、「セルフセキュリティ」「オンラインセキュリティ」の2つから選択できます。セルフセキュリティは、お手頃価格でホームセキュリティを実現でき、もしもの時にはガードマンの依頼駆けつけが利用可能です。オンラインセキュリティでは、不審者の侵入などの異常発生時には自動でガードマンが駆けつけます。また、設置したセンサーによって鍵の閉め忘れを防ぐことで、侵入手口としてもっとも多い無締りを防止できます。スマートフォンを持っているだけで簡単に警備操作ができ、自動で解除できる機能や、スマートフォンの持ち忘れを防ぐ機能も利用できます。在宅中も警備をセットできるので、就寝中や一人での在宅時にも安心です。
集合住宅への取り付けも可能ですので、ひとり暮らしの女性も安心してご利用いただけます。

まもるっく画像

女性や子どもの性犯罪被害の対策としておすすめなのが、ALSOKの見守りサービス「まもるっく」です。まもるっくはGPSを内蔵した小型端末で、万が一のときはストラップを引くことで「緊急通報+防犯ブザーの鳴動」を同時に行うことができます。緊急通報があると、登録された緊急連絡先へすぐに通報現場の位置情報と状況を通知。依頼があればガードマンが現場へ駆けつけて対処します。

外出時や帰宅時の安全を守るために、ALSOKの防犯サービスを活用してみませんか。

高齢のご家族を見守るならALSOKのみまもりサポート

みまもりサポート画像

離れて暮らすご家族を見守りたい方には、ALSOKのみまもりサポートの導入がおすすめです。ALSOKのみまもりサポートは、体調不良の際に緊急ボタンを押すとALSOKのガードマンが駆けつけ、適切に対応します。また、相談ボタンを押すだけで看護師資格をもつスタッフにいつでも健康相談が可能です。
オプションでみまもり情報提供サービスもあり、離れていても毎日安否確認ができます。
高齢のご家族の見守りには、ALSOKのみまもりサポートの導入を検討してみてはいかがでしょうか。

この記事に関連する商品

HOME ALSOK Connect
お買い上げプラン
月額費用4,070円(税込)
  • スマホで簡単に警備操作
  • 24時間365日の徹底警備。緊急時にはガードマンが現場に急行
  • お手頃価格で家計も警備も安心
HOME ALSOK アルボeye
カメラ稼働式
月額費用2,750円(税込)
  • 自宅内に設置したカメラの映像をスマホでいつでも確認!
  • もしもの際はメールで異常を通知+ガードマンが駆けつけ
  • ご高齢者様の見守りなどの利用にも