アンケート結果発表
みんなのALSOK投票所
人の「香り」が気になったことがある人は90%。悩ましい匂いの元凶No.1は……
2014年07月09日時点の情報です
ふわりと漂ってきたステキな匂いに心がときめいたり、癒されたり。「香り」を上手に使えば、脳を効果的に刺激して、リフレッシュや認知症予防などにも役立つことがわかっています。しかし、そんな偉大な香りのパワーも使い方を誤ると悲惨な“香害”に……。そこで、みなさんの香りへの意識を探るべく、6月11日~25日までの期間、662人を対象にアンケート調査を実施しました!
気になったことが「ある」と回答したのは、驚きの90%。しかも、フリーアンサーで寄せられた体験のほとんどが匂いによるハラスメント、通称「スメハラ(スメルハラスメント)」の被害でした。なかでも、「頭痛がする」「吐き気がする」など手厳しい言葉で糾弾された“元凶”は「香水」がダントツ。続いて「汗」、「柔軟剤」、「加齢臭」と続きました。
さっそく、みなさんの「香り」にまつわる体験談をご紹介していきましょう!
●香水
|
|
香水は高温・多湿の環境ほど、より強く、重く、長く香ります。そのため、梅雨や夏場は同じ香水でもシャワー感覚で使える「オーデコロン」がオススメ。1~2時間の短時間、ライトに香ります。一方、濃厚な「オードトワレ」「オードパルファム」「パルファム」を使う際は、ごく少量を足首やお腹など、鼻から遠い場所にちょこんと付ければ十分です。
また、ニオイのジャンルも夏場はムワッとする動物系の香りは不向き。“グリーン系”や“シトラス系”なら万人ウケしやすく、暑い日でも爽やかに凛としたオーラを演出できます。
●汗
|
|
汗のニオイが発生するのは、約1時間後といわれています。そこからだんだん強くなるため、汗をかいたと思ったらなるべく早く濡れタオルでふき取りましょう。
また、体臭ケアには雑菌の繁殖を抑え、制汗効果も高いとされる「ミョウバン」を使うのもテ。 濃い緑茶に入れて体にスプレーしたり、ミョウバン配合のアイテムを使うなども効果的だそうです。
●柔軟剤
|
|
柔軟剤でスメハラ加害者になってしまう人は、いい香りだからと「ボトルに記載された分量以上を入れる」「重ねづけする」などのケースが多いのだそう。
というのも、嗅覚は慣れると香りを感じにくくなってしまうから。柔軟剤を使う時は分量をきちんと守り、自分にとっては少し物足りなく感じるくらいでちょうどよいのかもしれません。
●加齢臭
|
|
“加齢臭”は中高年の男性から漂う印象がありますが、実は女性も他人事ではありません。加齢臭の元凶となるのは、男女ともにノネナールという物質。皮脂腺から出る脂肪酸が酸化したり、表皮にいるバクテリアが発酵したりして発生します。
また、加齢臭が出やすいのは、頭皮、耳の後ろ、首、胸元、ワキなど。こまめにお風呂に入ったり、汗をかいたらデオドラントシートでふき取ったりする対策が効果的です。
ただし、職場などでデオドラントシートを使う際は、トイレや更衣室など場所をわきまえるのがベター。デオドラントシートの香りだけでなく、体を拭く姿に不快感を覚える人もいるので、配慮するのがマナーといえそうです。
●飲食店
レストランやカフェなど、人が普段よりニオイに敏感になりがちなのが「食べる場所」。制汗剤や整髪料でも強すぎると食欲に影響が出るようです。
●満員電車
身動きが取れない中で、無理やりかがされる香りへの嫌悪感は想像以上。雨の日は生乾きのニオイも加わって悲惨なことに……。
●エレベーター
広い場所ならともかく、狭い箱の中ではますます強く香ってしまうのが香水や体臭。“残り香”という二次被害が発生することも。
●病院や産婦人科
病人や妊婦さんもニオイに敏感になりがち。体調がすぐれない方や出産前の妊婦さんを自分の香りでムチ打つことのないように配慮したいもの。
●「香水」はくれぐれも付け過ぎ注意!
●「柔軟剤」はきちんと分量を守って
●「汗」をかいたら濡れタオルでオフ
●「加齢臭」対策は体を清潔に保つのが一番
たくさん汗をかく暑い夏は、体臭ケアも会う人に対する思いやり。ほのかな匂いがそっと香るくらいなら、きっと周りの人も心地よい癒しや清涼感を感じてくれるはずです。
(ALSOKチーム)