アンケート結果発表
みんなのALSOK投票所
戸建ては「出す派」が約90%、集合住宅は「出さない派」が約60%!
2015年11月11日時点の情報です
手紙や荷物を届ける際の大事な目印であり、ご近所付き合いをする上では重要な役目も果たす“表札”。一方で、表札に記す名字も個人情報の一つととらえて、出さないようにしているお宅もあるようです。みなさんは、ご自宅に表札を“出す派”? それとも“出さない派”? 10月14日~28日の期間で2545名を対象に「ご自宅の表札事情」を教えてもらいました!
戸建の場合は約9割の人が表札を"出す"と答える一方で、集合住宅の場合は6割近くが表札を"出さない"と回答しました。それぞれの理由を見てみると……。
●出す派の主張
|
|
|
|
●出さない派の主張
|
|
|
|
“出す派”の人からは、ご近所付き合いのためや郵便の誤配達を防ぐためという声が多く、“出さない派”の人からは、個人情報を守るため、怪しい勧誘を避けるため、といった声が多く寄せられました。
また、表札の書き方について尋ねたところ、戸建て、集合住宅に限らず、「家族の名字だけを記載している」(戸建て51%・集合住宅35%)と答えた人が多数を占め、「家族の名前を羅列している」(戸建て8%・集合住宅2%)人は少数でした。
デザイン面では、戸建、集合住宅のいずれも“シンプルis ベスト派”(戸建て14%・集合住宅12%)が、“個性重視派”(戸建て3%・集合住宅1%)を上回りました。
両者の間でやや差が出たのは、表札を買うか、作るかといった点。「市販品」を買うと答えた人が多かったのは戸建てチーム、「自作」で作ると答えた人が多かったのは、集合住宅チームでした。
それでは、下記にそれぞれ多かった声をまとめてみましょう。
●表札は家の顔!
|
|
防犯の面から見ると、一人暮らしの住宅でパッと見て住人の性別がわかってしまうデザインはリスキー。筆跡から性別や嗜好を読み取られることもあるので、白い紙にパソコンで印字した文字を使うのが理想的です。特に、女性の一人暮らしの場合はご注意を!
●家族全員の名前を出してはいるけど……
|
|
戸建て、集合住宅に限らず、家族の名前をすべて記載すると、悪意のある第三者に家族構成が知られてしまう恐れがあります。できれば、家族の名字だけを記載しておくのがベターです。
●ローマ字の表札は読みにくい!?
|
表札のローマ字表記に対して、ちらほらと「変えたい」「読みにくい」と不評の声が上がっていました。しかし、氏名の漢字を悟らせずに悪用を防ぐという観点からすれば、防犯面ではローマ字にするのが理想的です。
●男性の氏名を活用して防犯対策!
|
男モノの下着を干す、玄関に男物の革靴を置くといった“男がいると見せかけて身を守る”戦術。「表札に父の名前を書いています」という声もありました。
●うーん悩ましい! もういっそ暗号に……
|
配達員さんのためにも出したいけれど、悪用されると怖い。そんなジレンマから飛び出したのが、こうしたアイデア表札を求めるコメント。「インターフォンを押した人だけ読める表札」などの声も寄せられました。
●ただの板じゃない、思い出の表札たち
|
|
単なる「名前を書いた板」というだけではない、スペシャルな思いや家の歴史が込められているステキな表札も。ただ、目立ちすぎることを避けるためにも、個性の出しすぎにはどうぞご用心を。
それでは、防犯を考慮した表札の出し方をまとめます。
・家族すべての名前は記載せず、名字だけを記載する
・漢字表記は避けてローマ字表記にする
・性別がわからないように、シンプルなものを選ぶ
・筆跡から人物像を推測させないよう、手書きを避ける
・女性の一人暮らしなら、あえて男性の名前を記載するのも手
まさに表札は、良くも悪くも“家の顔”。デザインや書き方によっては、住人の性別や家族構成、趣味嗜好などが不審者に伝わってしまいます。これから表札をつける方は、ぜひ防犯面の考慮もお忘れなく!
(ALSOKチーム)