警察からALSOKへ。
努力を重ねて、成功への道を拓いた3年間。
南川 大輔
南多摩支社 営業
前職:警察官
2020年入社
Interview#02
Talk#01
警察からの転職。被害の未然防止に貢献できる仕事がしたかった。
小学2年生の頃から野球を始めて、大学でも都市対抗戦に出場する社会人チームに所属するなど、精力的にプレーを続けていました。野球をしながら大学に通い、アルバイトもして、やりたいことを全てやり尽くした大学時代でした。卒業後は、県警へと就職。交番勤務から始まり、その後は本部の刑事部に所属して機動捜査隊を務めました。警察以外の海上保安庁や消防といった職種にも興味があったのですが、一般市民の方との交流が多い点を加味して警察官の道を選びました。
警察官の仕事は、事件発生後の対応が中心になるため、被害者の方と接する機会が多くあります。人々の心の傷を目の当たりにし、地域の治安を守る仕事にやりがいを感じる一方で、本当の意味での「人助け」ができていると感じられない部分がありました。そして、いつしか「事件が発生する前に人々を守れる仕事に就きたい」と考えるように。また公務員としての給与体系にも疑問を感じ、自分の努力が直接的な成果につながる職を求めるようになりました。これらの希望を満たせる仕事としてたどり着いたのが、警備会社の営業でした。転職活動を行い、複数企業からの内定をいただきましたが、未経験でも営業からスタートできるという条件を受けて、ALSOKへの入社を決めました。
もともと人と打ち解けることが得意で、警察時代には取り調べ中に細かく質問するあまり、「警察より営業やった方がいいんじゃない」と言われることもありました。また周囲の友人からも「営業やってみたら」といった声があり、これらの周囲の評価にも後押しされつつ、新しいキャリアへの一歩を踏み出しました。
Talk#02
努力の末に掴み取った、
ALSOK初となる太陽光パネルの受注。
中途採用として11月に入社した私は、約4ヶ月間の研修期間を経て、翌年の4月から本格的にお客様を受け持つようになりました。ALSOKの営業は、非常に多くの商材を取り扱うのが特徴です。お客様へのご提案の際には、それらの商材を含め専門的な知識が必要となる場面が多く、商談の前日には勉強を重ねていました。法人向けオンラインセキュリティシステムやホームセキュリティといった主要なサービスは理解していたものの、その他の商品についてはどこか自信が持てない部分があり、その不安がお客様にも伝わってしまったのか、なかなか成果が挙がらない時期が続きました。
そんな入社1年目の頃に担当していたのが、ALSOKの商材について事細かに興味を示されるお客様でした。商品知識に自信がない私には難しい対応でしたが、お客様の期待に応えたいという思いで、本社の専門部署への積極的な問い合わせを行い、一つひとつの知識を深めることに注力しました。即座に営業成績に直結するものではありませんでしたが、この地道な努力が営業マンとしての成長につながっている確かな実感がありました。
そうした努力を重ねつつ、迎えた2年目。なんとALSOK史上初となる、太陽光パネルの受注を請け負うことができました。以前からお取引のあるお客様だったのですが、新たな工場を建設されるタイミングで太陽光パネルの設置を提案したところ、「検討中でした」とのご返答が。補助金についての情報提供はもちろん、グループ会社や下請け会社の協力のもと、電力消費量に見合う適切なパネル量と電気料金の削減に関する説明を行いました。既に他社からも見積もりを取られていましたが、お客様のニーズにしっかりとお応えできていた点が評価されて、当社をお選びいただけました。
Talk#03
「転職してよかった。」
心からそう思える環境がある。
現在は3年目に突入し、数字や成績に対する意識をいっそう強めています。毎年、会社から個人目標が与えられるのですが、私はそれを上回る目標を自ら設定し、現時点では今期の目標を全て達成することができています。個人の努力を報奨金という形で還元してもらえるのも、仕事への熱が高まる大きな要因のひとつです。
成果を上げるために私が力を入れているのが、目標達成のための思考整理です。必ず週に1度はカフェを訪れて、真っ白な紙や手帳に各案件の進捗や目標から逆算した計画を書き出し、詳細に考えを巡らせています。この習慣は、現在営業所長を務める、ある先輩の手法を取り入れたものです。その先輩は、常に支社内でトップの成績を収めていました。パソコンに向かわれている姿をふと目にしたときに、お客様へのアプローチの仕方や各商材について綿密に考え尽くされた形跡が見て取れて、一件の成約に至るまでの思考の量に圧倒されました。私にとって尊敬する存在であり、超えるべき大きな目標でもあります。
公務員から民間企業への転職という点では、やはり周囲から反対されたこともありました。しかも当時は、未曾有の感染症が社会全体を覆っていた時期。そんな状況でも給与とボーナスが不足なく与えられる立場を捨てて、新しい世界へ踏み出すのは非常に勇気が要ることでした。ただ、私のモットーは「人生一度きり。やりたいことは全部やる」というものです。やってみて、それが成功するのか失敗に終わるのかは、その先の自分の努力次第です。私自身、入社当初の思うようにいかなかった経験を含めて、ALSOKに転職して本当によかったと感じています。大きな決断を伴うかもしれませんが、迷われている方はぜひ一歩を踏み出してみてほしいなと思います。
私のPRIDE
警察とALSOKとを経験した身として、やはり「人を助ける」という使命感は大きく共通していると思います。前職の経験が営業にも役立っており、元警察官としての見識を活かして、泥棒の心理や防犯の重要なポイントをお伝えすることで、お客様にいっそうの安心感を与えることができています。被害を未然に防いで安全な暮らしが提供できることに、大きな喜びと誇りを感じています。
転職活動中の方へのメッセージ
体育会系な印象を持たれがちなALSOKですが、実際はとても穏やかで親切な方が多いです。長年の野球経験や前職の環境から、ある種の縦社会に慣れていた私にとって、この会社の温かい雰囲気には本当に驚きました。未経験にもかかわらず、のびのびと仕事に取り組めているのは、いつもやさしい職場の皆さんのおかげです。「ALSOKは本当にいい会社です」と胸を張っておすすめできます。
ある一日のスケジュール
9:00~
出社。支社の朝礼やグループのミーティングを行う。
9:15~
社内通達やメールの確認とお客様訪問の準備。
10:00~
支社を出発し、お問い合わせいただいたお客様のご自宅を訪問。セキュリティ商材の新規提案。
12:00~
外出先で昼食を済ませ、次の訪問先へ移動。
13:00~
既存顧客の新築物件の工程会議に参加。
15:00~
担当エリアの法人のお客様へ新商品のご案内。
17:00~
支社に戻り、見積もり作成等の事務作業に着手。
18:00~
退社。