「ALSOKが来てくれてよかった。」
感謝の言葉を力に変えて。

加賀谷 駿

城北支社 総合職(機械警備)

国士舘大学卒

2021年入社

Interview#04

Talk#01

「人の役に立ちたい」という思いから、ALSOKのガードマンに。

小学校から大学にかけて、一貫して野球に打ち込んできた学生時代。高校は岩手県内の強豪校に入学し、チームメイトたちと甲子園を目指して日々切磋琢磨しました。そんな野球が大好きな私ですが、社会人になるにあたっては「人の役に立つ仕事がしたい」と考えていました。その背景には、東日本大震災で大きく被害を受けた故郷・岩手県での経験があり、人と助け合うことの大切さを強く感じていました。

就職活動の際にも「人の役に立つ」という軸を据えて、サービス業を重点的に見ていました。長年の野球経験から、スポーツジムのインストラクターなども検討していたのですが、最終的にはALSOKへの入社を決意。当社のホームページにて、東日本大震災の復興支援活動に関する記事を目にし、被災地での瓦礫除去や地元住民の方へのケアといった取り組みに感銘を受けました。またALSOKの数ある仕事の中でも機械警備を志望したのは、人を助けたり誰かを支えたりという活動が第一線で行えると思ったからでした。

入社後は、宿泊を伴う新人研修からスタート。そこで、これからともに社会人生活をスタートする同期社員と協力しながら一週間を供に過ごし、お互いの絆を深めあうことができました。研修で求められる早起きやベッドメイキングはあまり得意ではなかったのですが、そういった社会人としての生活規範を身につけられたのも、とてもありがたかったですね。

Talk#02

ALSOKの最前線で、
お客様に安全・安心を届ける仕事。

機械警備隊員の出動には、主に3つのケースがあります。1つ目は警報対応です。契約先のお客様による緊急ボタンの押下や、センサーによる不審者の検知があり、その通知がガードセンターを経由し、出動要請として私たちのもとへ届きます。2つ目は銀行のATMの障害対応。障害の原因確認(一次対応)やご利用中のお客様への対応にあたります。3つ目が交通事故発生時の駆けつけ対応です。事故に遭われたお客様への心理的なケアを含めたサポートにあたります。日によって異なるのですが、平均して1日に6件ほどの出動対応を行っています。

研修後の半年間はインターン期間として、各現場へ出動する先輩たちに同行して、それぞれの状況に応じた対応の流れを学びました。出動先によって求められる対応が異なるため、一つひとつ正確に把握することを心がけました。インターン期間を終えていざ独り立ちをしても、初めはなかなか先輩たちのようにスムーズには対応できません。ただそういった場合でも、営業所で待機中の先輩にすぐに電話で確認できる心強い体制があるので、少しずつ一人前に成長していくことができました。

1年目の業務で強く印象に残っているのが、独り立ちをして間もない頃に対応した、ATMの復旧対応です。出動要請を受けて現地へと向かい、お客様へ聞き取りをすると「入金後ATMが作動しなくなり、お金が取り出せなくなった」とのこと。すぐに復旧の作業を行い、お客様にお金を返却したところ「お金が戻ってきてホッとした。ALSOKさんのおかげで本当に助かりました」という感謝の言葉をいただきました。少しずつこの仕事のやりがいを感じられるようになってきた、1年目の冬のことでした。

Talk#03

慢心することなく、一つひとつの現場に全力を尽くしていきたい。

入社3年目の現在は、新卒1年目の新入社員をサポートする役割のチューターを務めています。その新人が機械警備隊員として一人前になれるように、業務の指導や育成にあたり成長をサポートするのが私の役目です。新人の頃に陥りがちなのが、「何がわからないのかが、わからない」という状態です。そういう時は、やはり経験のある先輩が一つひとつの課題を明らかにし、問題点を紐解いてあげることが重要です。自分自身も同じ道を歩んできたので、「今の頑張りを続けていけば、絶対に先輩たちのようになれるよ」と励ますようにしています。その結果、今ではその後輩も入社当初と比べて見違えるほど成長してくれました。また私自身も、自らの経験を後輩にアウトプットすることで、あらためて業務の基本を再確認することができ、いっそう機械警備隊員としての土台が固まったと感じています。

今後の目標としては、5年以内には警備隊の副隊長に、そして10年以内には隊長に就くことを目指しています。これを実現するためにも、まずは目の前の現場一つひとつの対応に全力を尽くしていきたいと考えています。また目下の課題は、駆けつけた現場でご立腹されているお客様に対するケアの部分です。現在は先輩に相談しながら、ベストな対応を模索しているところなのですが、やはり経験によるところが大きいので、引き続き改善意識を持って取り組んでいきたいと思っています。ただこれは、機械警備隊員が出動する際はそれだけお客様が大きな不安や焦りを抱えている、ということの裏返しでもあります。そういった状況に私たちが介入することで、お客様の心配ごとが解消され、喜んでいただけるというのは、この上なく「人の役に立つ仕事」なのだと日々実感しています。

私のPRIDE

お客様のご自宅やオフィス、大切な暮らしを守る仕事というのは、とても誇らしいと感じています。出動先で「ALSOKさんが来てくれてよかった」「ALSOKさんがいるから安心して外出ができる」といった感謝のお言葉をいただくたびに、機械警備隊員としての喜びと充実感を噛み締めています。これからも地域社会の安全を守るという使命感を胸に、毎日の業務に励んでいきたいです。

学生のみなさんへのメッセージ

当社は、先輩や後輩といった立場にかかわらず、遠慮なく意見を交換できる非常に風通しのよい職場です。一般的には体育会系のようなイメージがあるALSOKですが、機械警備隊員の中にはプログラミングの専門学校を卒業された方など、多様なバックグラウンドを持つ人たちがいます。「誰かの力になりたい」「人と関わるような仕事がしたい」という方は、ぜひ当社に来てもらえたらと思います。

ある一日のスケジュール

日勤の場合

8:30~

出社。スーツで通勤し、制服に着替える。

9:00~

持ち物等をチェックする上番点検。各契約先からお預かりの鍵を点検。

9:30~

警報対応に備えながら、電話対応・当日の予定・メールをチェック。

10:05~

出動要請。インロックの解除にマンションへと向かう。

11:20~

ATMの復旧対応のため銀行へ。

12:30~

状況やタイミングを見て1時間のお昼休憩。

13:30~

ホームセキュリティのお客様宅から侵入警報が発生し、駆けつけ対応。

17:00~

退勤時刻まで事務作業にあたる。

18:00~

退社。

夜勤の場合

17:30~

出社。スーツで通勤し、防護衣に着替える。

18:30~

警報対応に備えながら、事務作業に着手。報告書を確認し、必要に応じてFAXやメールで送信。

19:05~

ATMの復旧対応のため銀行へ。

20:20~

法人のお客様先で火災警報が発生し、駆けつけ対応。

23:00~

職員用の通用口の警備にあたる。

0:00~

3時間の仮眠。

3:45~

駆けつけ対応として交通事故の現場へ。

9:00~

退社。